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挑戦できる環境が整うSAGOJOで、エンジニアとして働くやりがい|曽我 仁美

「旅 × シゴト」を掛け合わせ、新しい旅のスタイルを提案するSAGOJOには、業務形態や場所にとらわれず、さまざまな働き方をしているメンバーが集まっています。

愛媛県でリモートワークをしながらエンジニアとして働く曽我 仁美(そが ひとみ)さんは、業務委託を経て正社員になったうちの1人。SAGOJOの開発に携わる魅力や入社のきっかけ、今後の目標について聞いてみました。

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曽我 仁美(エンジニア)

愛媛県出身・在住のエンジニア。2019年にSAGOJOへジョインし、自社サービスの設計や開発に携わる。ダイビングが好きで、休日は地元を中心にさまざまな海に潜ることが多い。野生動物に会いに南極や南米、北欧周遊などの旅を経験。

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エンジニアの仕事は「自分をアップデートし続けられる」

▲HR担当の中川(左)がインタビュアーを務めました。

ーー曽我さんの業務内容を教えてください。

すごい旅人求人サイト『SAGOJO』のWebサイトの設計・開発に携わっています。ほかにも、エンジニア視点でWebサイトに関するデザインのフィードバックを行うこともあるので、決まった業務をずっとやるというより、幅広い役割を担っていますね。

ーーもともとエンジニアを目指していたんですか?

いえ、エンジニア志望ではなかったです。大学4年生になっても自分が今後何をやりたいかを考えていなくて......。もともと物づくりが好きだったのと、友だちから開発の仕事に携わりたいという話を聞いて、「エンジニアという仕事の選択肢もあるんだな」と思ったんです。そこで一緒に就職セミナーへ行ったのがきっかけで、エンジニアになりました。

ーー実際エンジニアになって、大変なことはありましたか?

エンジニアは新しい情報やサービスをインプットし続けないと技術についていけなくなるので、大変なことも多いです。昔は「エンジニアの定年は35歳」と言われていたこともあるくらい。若い頃に比べて覚えるのが大変にはなっていますが、経験上必要なことがわかってくるので、新しい知識のインプットも楽になってきているかもしれません。

私は実際の現場を見てシステムに落とし込み、それによってみんなの負担が軽くなったり楽になったりする体験が好きなので、エンジニアの仕事に魅力を感じていますし、長く続けてこられたのかなと思っています。

ーー新しいことを学ぶために勉強を続けているのですね。

そうですね。フリーランスとして働いていたときには女性エンジニア向けの勉強会を主催したこともあります。SAGOJOではチームの課題を解決する手法として、それぞれの役割やタスクを分散しながらコミュニケーションを取る「スクラム開発」を取り入れています。チームの課題に対して、勉強会や本で学んだ知識が解決策になるかもしれないと思い、実践している感じです。

丁寧に事業を説明してくれた代表の熱意が入社の後押しに

ーーSAGOJOに入社した経緯を聞いてみたいです。

当時はフリーで働いていたのですが、エンジニアとして大好きな旅に携われる仕事ができたらいいなと思っていました。さまざまな旅関係のサービスを見ていましたが、SAGOJOは旅人の価値を上げるという独自の理念を打ち出していて、興味を持っていたんですよね。仕事内容としても、自社サービスを開発する分野はそれまでにやったことがなく、挑戦してみたいと思い応募しました。

ーー入社の決め手は何かありましたか?

代表の新さんがすごく丁寧に事業内容やこれからどんなサービスを展開していくかを説明してくれたことが印象に残っていて、それが決め手になりました。当時は愛媛で会社員をしながら、SAGOJOでは業務委託で週3.5日稼働するという働き方でした。昨年愛媛の会社を退職してからは、社員としてSAGOJOで働いています。

ーー業務委託から社員に変わり、どのように感じていますか?

SAGOJOって社員感覚があまりないんですよね。社風も自由さがありますし、代表や役員との距離も近くて、勤務時間が決まっているわけでもない。だけど、その分みんながプロ意識を持って働いているというか。放牧タイプの私でも安心して仕事を任せてもらえる環境なので、SAGOJOだったら自由でありつつも自分らしくいられるなと思います。

積極的に挑戦できる環境、メンバーとの距離の近さが魅力

ーーSAGOJOのエンジニアとして働く魅力はどこにありますか?

実際にシステムを使っているメンバーからフィードバックをもらいながら開発に携われますし、積極的に挑戦できる環境がすごくいいなと思います。あとは課題も多くあるところが面白いというか。その分大変なことや試行錯誤することもありますが、目の前にある課題の最適な解決方法をあらゆる手段でクリアしていくのが楽しい部分でもあるのかなと。

たとえば、自分たちで開発するのではなくほかのサービスを導入することもあるし、システムだけで解決が難しい場合は実際に運用している人にカバーしてもらうこともあります。

ーー挑戦しやすい環境は大事ですね。

SAGOJOでは内部の管理機能にも関わっていて、実際に使っているスタッフの顔を想像しながら開発をしたり、ユーザーが使うサービスの方でも、デザイナーを含めて使いやすくなるようにリニューアルを進めていたり。相手の顔を想像しながらサービスをより良く展開していきたいという想いがモチベーションに繋がっています。

ーー普段は愛媛でリモートワークをされていますが、いい面と苦労した面があれば教えてください。

ありがたいといつも思っているのは、通勤時間がないところ。苦労していることはあまりないですね。

ーー最初からフルリモートでしたか?

最初の2ヶ月間はシェアハウスを借りて東京のオフィスに出社しました。新さんが提案してくれたことではありましたが、私自身もSAGOJOのことやシステム、そこに関わっている人を理解した上で開発に関わりたいと思っていたので、とてもいい機会になりましたね。

その間は新さんやほかのチームに話を聞きながら、開発チームメンバーとも隣り合わせで仕事をして関係を作っていきました。

ーーほかのメンバーとの距離は感じませんか?

業務のやりとりはSlackで行っていますが、雑談で旅の話ができるし、それぞれのキャラクターがオンライン上でもわかるので距離は感じないですね。あとは新さんが毎月の全体ミーティングの際に、新しく入ってきた人に関するクイズを作ってくれたり、リアルで会える場を作ってくれたりもします。メンバーはみんなフラットで垣根があまりないから、話もしやすいですね。

大きな目標を掲げても応援してくれる会社

▲亜南極にあるサウスジョージア島に上陸した際の様子。写真を撮影していたら、好奇心旺盛なペンギンが近づいてきてカメラをつつこうとする瞬間(本人提供)

ーーSAGOJOは趣味の時間を大切にしているメンバーが多いですが、曽我さんはどのような休日を過ごしていますか?

休日はよくダイビングに行っています。先日は北海道へ流氷ダイビングに行きました。野生動物を見るのが好きなので、自然が豊かな場所に出かけることが多いです。旅先から仕事をすることも可能なので、私自身が「旅 × シゴト」を実践しながら自分の好きな時間を過ごして、リセットするみたいな感覚ですね。

ーーよく旅にも出かけますか?

コロナ前は3〜4ヶ月くらい南米や南極、カナダを横断したり、1ヶ月北欧を周遊したりしながら、変わっていく景色や文化の境目を堪能していました。正直なところ、南極はその場所に自分の足で訪れたというよりも、連れて行ってもらった感覚が強くて物足りなかった。その代わり北欧を周遊したときは、毎日自分でどこに行くのかを考えつつ旅ができたので楽しかったですし、そういう旅の仕方が好きです。

▲「パフィン」という、曽我さんが好きな鳥。2017年に北欧を周遊した際、フェロー諸島のミキネス島で撮影した一枚(本人提供)

ーー 今後曽我さんが挑戦してみたいことがあれば教えてください。

今後も旅に関わっていきたいなと思っていて、自分のタイミングが合えば1~2ヶ月くらいの期間で出かけられたら嬉しいな。ほかには、海外で挑戦したいと思っている大きな仕事が一つあります。倍率も高くて難しい仕事ではあるのですが、この話をメンバーにしたときに誰も笑う人がいなかったのはありがたかったです。昨年応募してみましたが、一次選考は通過できなかったので今年また挑戦しようと思っています。

ーー新さんに伝えたときはどんな反応でしたか?

3年間だけ自分の夢に挑戦したいと伝えたらすごく応援してくれました。そのあとも毎日のように「こうしたらどうか?」とアドバイスをくれて。「その仕事から帰った後はぜひSAGOJOに戻って来てください」と言ってもらえたのは嬉しかったです。

自分ができないことを「できない」と素直に言える、居心地の良さ

ーーほかにも、SAGOJOで働く魅力があれば教えてください。

自分ができないことを、できないと素直に言える会社だなと思います。入社するときに「私は基盤作りや環境を作るインフラの作業ができないんです」と伝えたんですよ。その際に「そこは自分たちでできるから全然心配しなくていい」と言ってくれて。その安心感が大きかったですね。

開発チームのなかでも相互理解ができているからうまく機能できる部分もありますし、SAGOJOだからこそのやりやすさや言いやすさはあるかもしれないかな。

ーー今後、どういう人と一緒に働いてみたいですか?

教育体制がしっかり整っているわけではないため、指示を待つのではなく自ら行動してくれる人が来てくれたらいいなと思っています。あとは責任感を持ってプロジェクトを推進してくれる人や、新しくサービスを打ち出すときにメンバーに寄り添いながら行動してくれる人、泥臭く一緒にもがいてくれる人がいいですね。

ーー最後に、SAGOJOへ応募しようと考えている人にアドバイスをお願いします。

私は愛媛からだったので、採用されるかどうかもわからず応募しました。手を挙げてみないことには何も始まらないから、とりあえずスタートラインに立つことが大事なのかなと思います。まずは気負わず手を挙げることから始めてみてください。

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変化を恐れず、アップデートすることを楽しんでいるという曽我さん。ときには流れに身を任せながらも、自分の軸を大切にして、挑戦を続けていく姿勢が垣間見れました。自分らしくいられるSAGOJOで、曽我さんの新たな物語が始まっています。

ベンチャー企業の特性上、課題もたくさんありますが、新しい技術を取り入れながらエンジニアとして積極的に挑戦できる環境が、SAGOJOには揃っています。サービスを使う人の顔が身近に想像できる職場で「旅 × シゴト」の新たな可能性を一緒に生み出していきませんか?

執筆:木村紗奈江、編集・撮影:岡本大樹

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