こんにちは。RPAホールディングス新卒採用チームです。
今回は、2019年の夏に実施したサマーインターンのレポートをお送りします。サマーインターンは当社としても初めての試みでしたが、優秀な学生の皆さんにご参加いただき、社員にとっても大きな学びがありました。
今回のサマーインターンは「RPA×新規事業!本気で考えるサマーインターン」というコンセプトで、3日間に渡って行いました。全国から集まった学生の皆さんと、実際に新規事業開発に関わっている事業部メンバーが学生さんと熱く議論しを交わし、一緒にワークに取り組みました。
お題は「5年後に産業構造を大きく変えるような新規事業を提案せよ」。1日1回の全体プレゼンとフィードバックで事業案をブラッシュアップしながら、最終プレゼンで優勝したチームのメンバーには賞金5万円が授与されます。
メンター社員だけでなく、グループ会社社長からも鋭いフィードバックが飛び交う中、実際に参加した学生さんは何を感じたのでしょうか?インタビューしてみました!
どうしてRPAホールディングスのサマーインターンに?
原敦也さん(名古屋大学3年生)
―こんにちは。早速ですが、サマーインターンに参加した理由を教えてください。
採用イベントで、執行役員の石井さんと意気投合したのがきっかけです。僕の「お金持ちになりたい」という志望軸に興味を持っていただいて。その段階ではRPAには特に興味は無かったんですが、石井さんからサマーインターンに来てみないかとお誘いいただいて、参加することにしました。
【石井岳之】
慶応義塾大学経済学部卒、2006年新卒入社。
2016年に、RPAホールディングス傘下である株式会社セグメントの代表取締役社長に就任 。
現在は新規事業開発や、グループ全体の新卒採用に関わる。
ボクシングのプロライセンスを保持、趣味は格闘技とスポーツ観戦。
―「お金持ちになりたい」という志望軸は面白いですね(笑) 詳しく聞かせてもらえますか。
お金=自分が提供できた価値の対価だと思うんです。誰かに価値を提供して、その対価としてお金を貰うのがビジネスだと考えると、貰ったお金の大きさが自分が提供できた価値の指標になります。まずはその価値を最大限高めて、その結果お金持ちになれたら最高だなと思います。
―なるほど、ありがとうございます。石井さんとは話してみてどうでしたか?
石井さんが新卒のころ、RPAホールディングスがまだ小さい会社の段階で入社したことや、もともとプロボクサーだったという経歴が面白かったです。「ビジネスは戦争だ」とも仰っていて(笑)。僕の「お金持ちになりたい」という軸についても面白そうに、真剣に聞いてくれました。
ビジネスパーソンとしてすごく優秀な方ですし、とても真摯に向き合ってくれる方という印象です。インターンを通して、常に本質を追求されている方だなというのも感じましたね。
実際に参加してみて
―3日間のサマーインターンを通して、率直な感想を教えてください。
楽しかったです!全体の人数が少なかったので、 他のチームのメンターと話せる時間もあったし、メンターでない方とも、参加している社員全員と話せました。
メンターの武藤さんがかなりの時間ワークに加わってくださって、議論の進め方や考え方の段階からアドバイスをくれました。全体発表では事業責任者や役員の方からのクリティカルな質問にもその場で答えないといけないので、最後まで頭はフル回転でしたね。最終日には懇親会もあって、 若い人から事業部長クラスの人たちまで、働いている人皆さんの雰囲気が分かったのが良かったです。
―参加してみて、RPAホールディングスはどんな会社だと感じましたか?
スピード感がすごいです。今回は事業部長やマネージャーの方々と3日間一緒にビジネスプランを作ったんですが、皆さん事業に対してすごく責任感を持っていて、優秀な方ばかりでした。
事業プランを創る上で、実現可能性や収益性よりも「どうして自分達がこの事業をやるのか」を突き詰めて考えることの方が重要視されるというのが印象的でした。初日に石井さんが新規事業を作るにあたって大切なことについてレクチャーしてくれたんですが、そこでも実際に行動してユーザーの声を集めることの重要性を強調されていて。机上の空論でなく、相手が学生であっても「リアルなビジネスを創ること」を意識している会社だと感じました。
―担当メンターの武藤さんはどんな人でしたか?
とても優しくて、どんな時もまず僕達の話を聞いてくれました。実際に今も新規事業を立ち上げている方なので、武藤さんの中にはある程度の正解はあるんだろうなと思ったんですが、それを押し付けることは全くなかったです。僕達の意見を一旦咀嚼してから新しい論点を見つけてくれたので、そこからまた自分達で考えることができて、自分自身の成長機会になりました。
【武藤駿輔】
カリフォルニア大学ロサンゼルス校卒業後、2009年に新卒で入社。
2017年に会員制メディア「RPABANK」事業部を、2019年にはクラウド型ロボットサービス「RoboRobo」事業を立ち上げ。
現在はRaaS事業責任者兼、株式会社RPABANK代表取締役。
―大変だったことや、楽しかったのはどんな部分ですか?
アイデアがなかなか出ないときや、論点が不明瞭になってしまった時は大変ではありました。でも、ここを乗り越えればいい案になるはず!というわくわくがあったので、つらいとかは全く思わなかったですね。骨組みからだんだん肉がついてきて、良い案になっていく過程が楽しかったです。
―今回は4人チームでしたが、どんなチームでしたか?
いいチームでした。アイデアがないときも暗くならずに、みんなで同じ方向を向いて良いプランを作ろうとするチームで。やりやすかったですし、楽しかったです。同じチームのメンバーとは今でも連絡を取っていて、同じ戦いを切り抜けた戦友みたいに思っています。
インターンを終えて
―将来は、どんなビジネスパーソンになりたいですか?
最初の目標は、たくさんお金を稼いで自分の価値を証明することです!でも、それは本当に最初の目標なので。最終的には、すべてのステークホルダーに感謝されるようなビジネスパーソンになりたいですね。
―このインターンをどんな人に勧めたいですか?
自分でビジネスを創ってみたいと何となくでも思っている人には絶対に参加してほしいです。RPAの会社というよりは、新規事業を作る、新しいビジネスを創る会社だと思うので。
僕自身RPAには興味がなかったですが、この会社がやっている事業の勝ち筋や一緒に働く人の魅力がわかったし、何よりとても楽しかったです。優秀な人と一緒にワークできたことで、自分の成長機会にもなりました。
事業部長クラスの優秀な人と会えるし、一緒に議論ができるのはすごくいい経験になります。RPAには興味が無い人にもぜひ参加してほしいですね。
―原さん、ありがとうございました!
メンターにもインタビューしてみました
今回、原さんがいたチームのメンターを務めた武藤さんにもお話を伺ってきました。
初めてのサマーインターンで、社員は何を感じたのでしょうか?
―よろしくお願いします。早速ですが、今回のサマーインターンの率直な感想を聞かせてください。
参加された学生さんが、皆さん熱量高く取り組まれていたのがとても印象的です。今回は課題そのもののハードルが高めだったと思いますが、そんな課題に対しても限られた時間の中で真正面から向き合っている姿には、自分自身の刺激にもなりました。
世界中どこにいてもオンラインでコミュニケーションがとれる時代ですが、人が集まることで生まれる熱量のようなものはやはりあって、それがビジネスを創っていく上では重要だと改めて感じましたね。
―メンターとしてアドバイスをする中で、意識していたことはありますか?
当たり前と言えば当たり前ですが、仕事の本質的価値は、誰かの悩みや課題を解決することや、人を幸せにすることにあると事あるごとに意識するようにしています。サービスや商品はそのための手段でしかない。どんなビジネスでも、それによって誰かを幸せにするという結果があると思いますし、それがないビジネスはただのマネーゲームになってしまいます。
そうではなく、本質を追求した事業創造に取り組むこの会社にいる意義だと思っているので、学生さんにもそのスタンスで接していました。
結果として、最終発表でも「なぜ自分達がこの事業をやる必然性があるのか」「この事業によって誰をどう幸せにしたいのか」を学生さん自身が想いを持って自身の言葉で語れていたのは嬉しかったですね。
―最後に、参加された方へメッセージをお願いします。
非常に優秀な方ばかりだったので、間違いなく今後様々なステージで活躍されると思います。ただ、必ず成功するとは限らないのがビジネスですし、確実に導いてくれるものもありません。情報収集し、仮説を立て、その時ベストだと思ったものを選択して行動していくという繰り返しです。自分で考え、行動しないと何も始まりません。目標を設定してくれる人はいませんし、正解もありません。
ビジネスに取り組む本質的意義や向き合い方について、この3日間を通して気づき、自分の頭で考えて動くようになれていたのが、一番の成長なのではと思います。皆さんの今後が楽しみです。
―武藤さん、ありがとうございました!
いかがでしたか?「RPAに興味がない人に参加してほしい」「ビジネスに正解はない」という言葉が印象的でした。
次回は、別チームで参加してくれた学生さんとメンター社員のインタビューをお届けします。