今回は、「ROCの働き方」について書きたいと思います。
最近、弊社では事業拡大のために採用活動を行っているのですが、「スタートアップのベンチャー企業で働くイメージが湧かない」という声をいくつかいただいたので、このブログで、株式会社ROCの仕事風景が伝わればと思います。
働き方はひとつじゃない!
ここ数年で、日本社会の働き方が様変わりしてきました。残業代の未払いや、妊娠中の女性社員へのマタニティーハラスメントなど、一般企業の雇用局面で様々な弊害が露呈。正社員で終身雇用、満員の通勤電車に揺られ…なんてことに疑問を感じる人が増えました。
最近では、大企業の副業解禁の動きも出てきています。
今までどおりの働き方に固執する必要はないことを社会も認識しつつあるのです。
ROCには、いわゆる普通の働き方の概念というものがありません。
弊社のメンバーは、普段各々がそれぞれの裁量のもと仕事をしています。
その成果として、株式会社ROCが平成29年11月14日付けで「総務省テレワーク先駆者百選」に選出されました。
総務省テレワーク先駆者百選とは、総務省が平成27年から実施している取り組みで、テレワークの導入・活用を進めている企業・団体を「テレワーク先駆者」とし、その中から十分な実績を持つ企業を「テレワーク先駆者百選」として公表しているものです。
この表彰には、弊社の雇用に対する考え方が凝縮されていると考えています。現在、ROCをさらに成長させるために人材を募集していることもあり、今回は人材採用に対する考え方や実際の働き方をブログに書きます。
そもそも、テレワークってなに?
テレワークとは、在宅勤務のことを言い、「tele=離れた場所」と「work=働く」を組み合わせた造語です。情報通信技術を活用し、時間や場所を選ばずに仕事をする働き方を指します。
電話はもちろん、メール、チャット、その他SkypeなどのWeb会議ツールを使って仕事を進めます。会社に出勤することなく、自宅や各々が作業しやすい環境で作業をしています。
インターネットができる環境があれば、どこでも、いつでも仕事ができる。これがテレワークなのです。
ちなみにROCでは、ChatWorkやSkypeを活用することが多いです。
テレワークのメリットとは?
では次に、テレワークを導入することのメリットについて述べたいと思います。
テレワークが普及し始めている理由は、企業側、労働者側、双方にとってメリットがあるからなのですが、具体的にどんなメリットなのでしょうか。
実際に導入している企業として、以下のようなことを感じています。
企業側のメリットとしては3つあります。
1、優秀な人材を、地域を限らず採用できるということ。勤務地から通える範囲は限られています。「通勤が難しいから」という理由がなくなるため、物理的な地域の制限がありません。テレワークなら遠方に住む人材でも、積極的に採用することができるのです。
2、社員にとって働きやすいため精神的な負担が少なく、結果、高い生産性を出すことができるということ。育児や介護をしながら通勤して働くのは、とても大変です。テレワークなら、それぞれの家庭の事情に応じて働き方を調整できるため、働きやすいのです。だから、社員もがんばれる。効率のよい仕事の仕方を考えるようになるため、パフォーマンスも上がります。結果、業績も上がるというわけです。
3、離職率が低くなるというメリットです。働きやすいため、長く勤務してもらえます。また、家庭環境の変化を理由に退職する数が減るため、採用市場が厳しさを増す中、人材の流出を抑制させる有効的な手段となります。
一方、スタッフ側のメリットは下記です。
1、自分の能力を活かせる仕事を、場所の制限なく探せ、就労できること。物理的な距離が弊害となって能力を発揮できないということがありません。
2、自分のライフステージに合わせた働き方ができること。育児、介護、家庭を優先といった状況に応じて場所と時間を調整できるため、働きやすい。「配偶者の転勤で引っ越しする」「子どもが入れる保育園がない」「介護でそばにいないといけない」などの理由で退職する必要もありません。
3、時間を有効的に使えるということです。例えば、通勤時間も必要ないため、すぐに仕事に取り掛かれて、その分早く終えることができます。また、子どもがお昼寝している間に作業するということも可能です。保育園のお迎えの時間を気にしながら仕事をしないといけないとなると、精神的に大きな負担ですが、テレワークだとその心配がありません。
会社側と社員側のマインド面と、情報共有の体制が整っていれば、テレワークはとても効率的な働き方なのです。
このスタイルが社会の常識になればと、私たちは考えています。
テレワークに必要なこと
テレワークが成立するには、会社と社員との間で信頼関係があることが大前提です。
弊社で実際にやっていて特に重要だと感じる要素を挙げてみます。
会社側に必要なのは
・社員への信頼
・情報共有できる体制や仕組み
・コミュニケーション能力
社員側に必要なのは
・主体性
・責任感
・自制心
・コミュニケーション能力
離れているからこそ、特に報告・連絡・相談は大事だと感じます。
もちろんROCでは、必要に応じて出社して、直接顔を見ながら情報を共有したり、打ち合わせをしたりしています。
最近では、最低月一回は必ず全員で同じ場所で作業をする時間を設け、コミュニケーションの弊害を取り除いたり、信頼構築をする時間を作っています。
お互いを尊重しながら協力する。実は、気配りも大事だったりするのがテレワークなんです。
ROCメンバーの働き方
では、実際にどんな風に働いているのかをご紹介したいと思います。
CEOの坂本は、神戸本社と東京オフィスを行き来しながら、講演やセミナー、メディア出演、執筆活動、案件の商談などをこなしています。組織全体の動きを電話やチャットワークなどで把握し、経営者としての仕事を行っています。
COOの佐野は、基本的に東京での営業活動や、各案件の指揮を行っています。必要に応じて神戸本社に出社し、直接会って打ち合わせをしています。
弊社のメイン事業であるWEB広告事業を担うWEBプロモーションマネージャの田上は、主に自宅で仕事をしています。必要な時(週1~3回)に神戸本社に出社するというスタイル。
オフィスマネージャの井川は、神戸本社に毎日出社。10時から19時まで勤務し、会社のバックオフィス業務全般を担います(井川については、本人の希望や仕事内容を踏まえて、週5日、1日8時間の通常勤務です)。
デザイナーやライターなどの制作チームは、普段は自宅で制作作業をしているメンバーがほとんど。地方に住んでいるメンバーもいますが、ほとんどの情報をネット上でやり取りできるため、仕事上の支障はほぼありません。
その他メンバーも、案件ごとにチームを組み、スケジュールに沿ってそれぞれが担当の工程をきっちりこなします。
最低月に1回は本社に全員が集まり、打ち合わせや制作作業をしていて感じますが、やはり顔を見ながら話すのはとても大切。離れているからこそ、信頼関係作りは特に重要です。
クライアント様との打ち合わせは対面も多いですが、直接伺うことができない場合は、SkypeやZoomなどのWeb会議ツールで行っています。
スマホやパソコンがあればできる業務がほとんどなので、柔軟な働き方が可能なのです。
このように、業務内容や家庭環境によって働き方は三者三様。
ROCのメンバーの多くが20代や30代。結婚、妊娠、出産でライフステージが変わりやすい年代でもあります。プライベートも仕事も大事にできる働き方は、今後、企業の大小関わらず絶対に必要だと思っています。
こんな仲間を増やしたい!
現在ROCでは、業務拡大のためにSNSコンサルタント・SNS広告運用担当者を募集しています。
神戸から世界を目指すROC。そのためには仲間の力が必要です。
ぜひ、これまで培った経験や知識をROCで発揮してください。以下のような経験をお持ちの方のご応募をお待ちしています(未経験でも一度ご相談ください)。
SNS運用に困っているお客様に寄り添う”SNSコンサルタント”
・普段からSNSでの発信をしている方
・主体性があって明るい方
・ディレクター経験のある方 など
広告事業の要“SNS広告運用担当”
・FacebookやTwitterなどSNS広告の運用経験のある方
・GoogleやYahooなどWEB広告の運用経験のある方
・未経験でもこの業界で仕事をしたい方 など
主体性があり、責任感をもって勤務していただけるなら、オフィスに出社することに限らない働き方も可能です。
ちょっと遠いから…、小さい子供がいるから…、という悩みは無用です!
さいごに
まさにこの瞬間も、スタッフはそれぞれの場所で仕事をしています。途中経過の報告や、確認作業、制作物のやり取りは全てウェブ上で行います。しかし、無機質な感じはしません。なぜならそれは、信頼関係があるから。
現在ROCは、信頼し合える仲間をどんどん増やそうとしています。そのために、一つの働き方だけではなく、それぞれに合った働き方を導入してまいります。
テレワークも、そのひとつ。普通の働き方のように出社するもよし。今日は自宅、明日は出社でもよし。遠方で仕事をするもよし。
8時間の労働時間を有効に使えるスタイルで、効率よく仕事ができる環境を整えています。
「これまでの働き方がライフスタイルに合わなくなってきた」「地元には自分のスキルを活かせる企業がない」などの悩みがあり、SNSコンサルティングやWEB広告運用など弊社の事業に関心をお持ちなら、ぜひROCの仲間になることをご検討ください。
ご応募、お問い合せをお待ちしております!