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フルリモート+裁量労働は子育て両立最強説

仕事と子育ての両立に悩む皆さん、「フルリモート」と「裁量労働制」は両立における最強のサポートですよ! 育児に追われながらも、仕事のパフォーマンスを落とさずに働くための理想的な働き方がここにあります。RITでは、コンサル、エンジニア、デザイナーに裁量労働制を適用(バックオフィスはフルフレックス(コアタイムなし))しています。今回は、2児の親であるAさんの実体験をもとに「フルリモート+裁量労働は子育て両立最強説」について考えていきます。

なぜフルリモート+裁量労働制なのか?

Q.Aさんの現在の家庭状況について教えてください

2024年3月に神奈川県に引っ越しました。我が家には子どもが2人、4歳児と2歳児がいます。引越し前は2人とも保育園に入っていましたが、引越しに伴い保育園の手続きをしていた時に、2人がすぐに入れる園がないことが分かりました。今現在上の子は入園できましたが、下の子は入れませんでした。もう来年の4月までは入れないことが濃厚である状況です。我が家は共働きで、私はフルリモートですけど、パートナーがリモート勤務できるのは週1日だけだったんですね。そうすると残りの4日は私が見なければいけません。

フルリモートは、通勤時間が無くなるというのが大きいですよね。子どもの送り迎えや突然の体調不良にも柔軟に対応できますし。裁量労働制を取り入れることで、仕事の進め方や時間管理を自分で決定でき、家族との時間を確保しやすくなります。多くの企業が時短勤務をはじめ、子連れ出勤や病児保育、企業内保育制度など、各社さんさまざまな形で子育てと仕事の両立支援をしていますが、「フルリモート」と「裁量労働制」というのは、子育てと仕事を両立するうえで最高の組み合わせではないかと思っています。

【比較】フルリモート、裁量労働だから、これだけ可処分時間・可処分所得ができる。

Q.フルリモートと裁量労働のメリットとは何でしょうか

フルリモートと裁量労働によって、可処分時間や可処分所得を増やすことができるというのが、めちゃくちゃ大きいと思います。私の場合、祖父母が住んでいた家に引越してきたので、実質的な家賃はゼロ。月々の負担は管理費と駐車場代ぐらいなので、引越し前と比較すると家賃は約15万ぐらい減りました。しかも20平米ぐらいの部屋も増えて、家賃が15万円ぐらい下がったので、可処分所得が増えました。もしオフィス勤務だったら、時間的に保育園への送迎自体が難しくなってしまうので、ここには引っ越してこれませんでした。

特に最近だと都内は家賃が高いですよね。でも郊外に住むと通勤時間が増えてしまう。我が家も引っ越してきて、パートナーの通勤時間が長くなってしまい、朝の送迎ができなくなりました。始業があと30分遅ければ、通勤がてら保育園に送迎できるけど、始業時間がずらせずに保育園の送り迎えに間に合わないから、時間内で送迎可能な保育園の空き待ちをしていたり、あと30分通勤時間を短くしたいけど、これ以上家賃をあげるわけにもいかない。そういう通勤事情で引っ越し先を決めてる子育て世代もいると思うんですね。それで家賃と収入のバランスを考えると、にっちもさっちも行かなくなる。フルリモートであれば、めちゃくちゃ家賃が安い、かつ子育てしやすいところ、ちゃんと保育園に入れる自治体を選んで引っ越せるので、可処分所得や可処分時間を劇的に上げることができると思います。


前提条件

年収:700万円

手取り年収:490万円(税金・社会保険料:年収の30%で計算)

食料品・日用品の費用:都内で毎月10万円、郊外で毎月8万円(子どもが未就学もしくは小学生である場合)

家賃:賃貸(3LDK、専有面積約80平米)

時間の使い方についても、リモート+裁量労働ならではのメリットがあります。オフィスへの通勤となると、それだけで子育てのハードルがあがりませんか? 朝は子どもがぐずったら送迎の時間が遅れて会社に遅刻してしまうかもというプレッシャー、出勤したら迎えの時間に間に合うように仕事を調整しなければならないプレッシャー、定時きっかりに出ても電車遅延があったら夕方のお迎えに間に合わない、時間外の費用かかるというプレッシャーなど、もう時間も体力も気力も足りません。


でもRITならリモートなので通勤がないこと、裁量労働制なので始業時間や終業時間がないため、朝夕はゆとりをもって子どもの送迎に行けます。子どもの急な体調不良によるお迎えにも柔軟に対応できるので、早退の度に引け目を感じることもなく気持ち的にラクだと思います。このように、リモートワークと裁量労働によって、なによりも心のゆとりが増える。時間の自由度と場所の自由度は、いろいろなものを解決すると思うんですよね。

Slackで一言送れば中抜けOK。人事が積極的に子育て支援

Q.子育て中の人にとって、他にメリットとなることはありますか?

RITは子育てに理解がある会社です。特に子どもが小さいと、急な発熱や体調不良で保育園にお迎えに行かなきゃいけなくなることはよくありますよね。RITは「お迎えに行ってきます」「抜けます」とSlackに送れば、仕事の途中でも中抜けができます。そもそも裁量労働ですし、残業時間も少なかったりするので、仕事が溢れていて、育児との両立がすごく難しい、仕事も子育ても両方キツイという状態にはならないです。プロジェクトの関係で一時的に忙しくなるのは当然ありますが、そういうときに負担がかかるようなら配慮がなされるし、困っている人がいたらチーム全体が助けてくれるという文化があります。

また、人事も子育てに対して、能動的に動いてくれます。というのも、我が家は引越しをしたことで、上の子は保育園にはいれましたが、下の子が待機児童になってしまいました。その状況を知った人事が、転居先自治体の保育園やファミリーサポート、ベビーシッターや企業主導型保育園など、ありとあらゆる子育て支援を調査してくれたりと、積極的に動いてくれたことは心強かったです。

社内Slackの実際の画面です。このような形で情報を共有します。

ベビーシッター利用補助を利用してシッターさんにお願いしたい!

Q.会社の子育て支援で注目しているものはありますか?

ベビーシッター利用補助制度ですね。近々利用してみるつもりです。これって結構大事なことだと思うのですが、日本のベビーシッターって悪いイメージが先行しちゃっている印象があるんですよね。海外と比較すると、日本のベビーシッター利用率は低いのではないでしょうか。本当はベビーシッターを利用してみたいけれど、周りに利用したという生の声を聞く機会がないから、使い方がわからないとか、漠然とした不安からベビーシッターに頼みにくいという人たちって、たくさんいそうな気がすると思いました。ネガティブな情報の方が世の中に出てきやすいと思いますが、知らない人からするとそっちのイメージが植え付けられてしまっていて、機会を損失しているかもしれないですよね。

誰かが最初の一歩を踏み出して、1回だけでもいいのでベビーシッターさんに来ていただいて、どんな感じで面倒を見ていただけるのか経験してみることが大事だと思います。私も利用したら追って皆さんにお伝えしますね!

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インタビューのあと、Aさんから実際に利用してみた感想が届きました!

〈利用してみた感想〉

結論:これまで一人で寂しくしていた子どもの笑い声が別室からたくさん漏れ聞こえ、『頼んで良かった!!!』

2人の子どものうち、下の子(2歳)が保育園に入れない状況で、育休も終わってしまっており、フルリモートのお陰で何とか対応はできているのですが、仕事に集中できない、子どもがずっと一人で寂しい思いをしている などがあり、ベビーシッターの利用を考えました。

最初は、情報収集からはじめました。今はサービスが充実しており、Webで簡単に申し込めるものがたくさんありました。同時に、ベビーシッターの虐待問題などネガティブな情報も入ってきましたが、このまま何もしない選択肢はなかったので、覚悟を決めて一歩。

今回は、キッズラインというサービスを利用させていただいたのですが、本人確認は勿論、シッターさんとの事前面談をしないと先に進めないなど、トラブルに配慮した設計になっており、少しづつ不安が解消されていきました(その分、少し手間に感じてしまったのは事実……忙しいからこそ、ここを会社の仕組みで解決できるとより助かる!)。

困っている方が多いのか、シッターさんの予定がかなり埋まってしまっており、選択肢が少ないなか、運良く良さそうな方がおり、予約しました。

料金は4時間で13000円!! 補助なしでは正直きつい……けど、なんと、今回は会社から全額補助がでるとのこと!これが一番大きな後押しだったと思います(この金額だと、本当に困った時に一時的に使うくらいしかできないため)。

利用してみた結果は、大満足!本当に良い方で、子どもの笑い声がたくさん漏れ聞こえており、思わずにやにやしてしまいました。

また、仕事に集中できる環境になったことは、とても大きかったです(これまでは、数十分に一度は必ず中断してしまい、ミーティングに乱入してきたりなどもあった)。

流石に毎日だと会社の負担が大きすぎるため厳しいな、と思いつつ、週2回ほど運用できるだけでもかなり負担は解消されると実感しました。今後も是非利用していきたいと思っています!

Be a professional

Q.このストーリーを見ている方にメッセージをお願いします!

コロナが落ち着いて、リモートからオフィス回帰の流れになっていますが、回帰してる理由っていうのは、パフォーマンスの問題だったりすると思うんですよね。RITは、メンバー全員がプロフェッショナルとしてパフォーマンスを出すというのが前提です。働きやすい環境である分、会社としてもメンバーには“プロ”として働くことを期待しています。そのために、リモートワーク手当やwellness leave、リカバリー補助、ワーケーション施設補助など、メンバーの意見を吸い上げて制度化したり、バーチャルオフィスや月1回の1on1などコミュニケーションを密にとれる仕組みづくりなど、パフォーマンスを発揮できる環境を整えようと常に模索しています。当然企業なので、パフォーマンスを出さないわけにはいきません。だから、このような働き方や支援を提供する代わりに、ちゃんとパフォーマンスを出していきましょうという感じですね。

Aさん、ありがとうございました!

子育て世代にとって、時間を有効に使う事は極めて重要です。環境が大きく変わる中でも、フルリモートと裁量労働制の組み合わせによって柔軟な働き方が可能となり、ストレスを軽減し、仕事のパフォーマンスを維持できます。ぜひ、皆さんもこの働き方を検討してみてください!

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