皆さんこんにちは!Langooプランナーの本田美なつです。
前回の、LangooのCEOであるムンさんのインタビー前編はご覧いただけましたか?
前回は、韓国からやってきたムンさんが、最初は言語の壁で就職ができずに苦しんだ時代から、努力で日本語とビジネスを勉強しベンチャー企業のCEOに就任するまでを紹介しました。
今回は、Langoo設立時からのエピソードと、今後のLangooをどのようにしていきたいと考えていらっしゃるのかまでをご紹介します。
では早速どうぞ!
プロフィール
文 鎔柱(ムン・ヨンジュ)
株式会社Langooの代表取締役CEO。韓国出身。2015年、新卒で株式会社ベーシックに入社し営業を経験。2016年、KLab株式会社の社長室 新規事業開発グループに入社し、Ed-tech新規事業の立ち上げに携わる。その後Ed-tech事業を分社化させる形で株式会社Langoo設立に至る。
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本田:最初Langooを立ち上げたときは、まだ人数も少なかったですよね?
ムン:私とCOOの東亭さん、エンジニアの野島さん、会長の真田さんの4人でした。
設立3ヶ月後くらいから、インターン生の募集を開始しました。
本田:インターン生はかなり早期に募集を始めたんですね。
ムン:スタートアップでありながら、すでにプロダクトがLangooとSANTA TOEICの二つありましたので、単純に人手が足りませんでした。
それもあり、インターンの募集は早期にはじめましたね。
本田:Langooの特徴として、インターン生が主体となって組織を前に進めようとしているというのがあると思います。
ムン:そうですね。
インターン生を採用する際には、主体となってやり抜ける責任感とGRITがあるかどうかを一番見ています。
Langooでは一番最初に2人のインターン生を採用しました。
1人はアプリ内の韓国語の翻訳部分を担当するインターン、もう1人はマーケティングの施策部分を担うインターンですね。
この2人も、責任感とGRITが相当強いメンバーでした。
本田:2人とも未だに、設立記念パーティーなどに来てくれますね。
2人の責任感やGRITの強さを感じられる印象的なエピソードなどありますか?
ムン:マーケティングの方では、マーケ予算を決めて、完全にお任せする方法をとりました。
いきなりインターン生にお金から含めてお任せしたので、大変だったと思いますね。
ですが、その当初からのマーケティング施策の強さがあるので、今SANTA TOEICのスコアアップコンテストにも多くの人が参加してくださっている現実があると思いますね。
本田:「お金」まで含めてお任せする、というのはかなり大きなことですよね。
ムン:そうですね。でも、やはりそこまで任せるからこそ成長があると思うんです。
ビジネスは本来お金の動きを見極める世界なので。
翻訳部分については、アプリローンチの関係上かなりタイトなスケジュールの中翻訳作業をやってもらいました。
頑張ってやり抜いてくれたおかげで今のアプリがあります。
本田:2020年の東京五輪に向け英語を勉強したいという人がたくさんいたために急ぐ必要があったんですね。
他に、Langooにこういう人が来て欲しい、というのはありますか?
ムン:能動的に動いてくれる人、ビジョンに共感してくれる人にはぜひ来ていただきたいです。
一緒に働いてくれる人には、せっかく自分の大切な人生の時間を使うのだから、お金をもらうためだけの作業をする時間ではなくて、Langooで使う時間が充実していて価値があると思っていただきたいです。
本田:それは、ムンさん自身も「働く」に対してそのような考えを抱いているからですか?
ムン:確かに私自身、「働く時間」については「誰かに自分の時間を使われている」というより「自分の時間を過ごしている」と考えています。
自分の時間を過ごすのであれば、遊びであれ仕事であれしっかり使った方が良いじゃないですか。
本田:ぜひ、同じように働く時間を大切にしたいという考えをお持ちの方に来ていただきたいですね!
ムンさん自身、かなりなんでも「楽しむ」性格なんですね。
(社内でムンさんの誕生日をお祝いした時の写真)
やはりそれがあるからこそ、今までも恐れずに挑戦を続けてこれたのでしょうか?
ムン:そうですね。チャレンジは確かにリスクがありますが、結局「チャレンジしない」とは「自信が持てない」の裏返しなのではないかと考えています。
自分ができないかもしれないことにチャレンジしていく精神はこれからも大切にしていくつもりです。
本田:では、CEOとしてムンさんがLangooの今後についてどのようにお考えか、お聞かせください。
ムン:まずLangooのアプリとしては、来年のはじめまでには語学音声のリスニングアプリとしてはマーケットでの圧倒的1位を目指していきたいです。
二番手ではやはりダメだと思っています。
一番を目指すために、コンテンツの量もこれから増やしていく予定です。
また、今は英語にしか対応していませんが、韓国語や中国語にも対応言語を広げていきたいと考えています。
本田:Langooはこれからが勝負ですね。
SANTA TOEICについてはどのようにお考えですか?
ムン:今年中に、TOEICの対策アプリとして1位をとりたいです。
今は「今度こそ有言実行!TOEICスコアアップコンテスト」の影響などもあり、アクティブにSANTA TOEICを使ってくれるユーザーが増えていてとても喜ばしい状況だと思っています。
まだまだTOEIC対策アプリの界隈には強敵が多いので、しっかり戦っていきたいですね。
本田:SANTA TOEICもまだまだ成長のフェーズですね!
では、会社としてのLangooについてはどのようにお考えですか?
ムン:Langoo自体の社会に対してのバリューをもっと明確に打ち出していきたいです。
今の組織には、まだメンバー自身Langooで使う時間の価値の共有が足りていないと感じています。
Langooが目指す世界像を明確にして全員で共通の認識を持てる状態を目指しています。
Langooが社会に対してもたらす価値、つまりメンバーがLangooで仕事をするために使う時間が社会にもたらす価値の共通認識を持てたら、もっと素晴らしい組織になると思いますね。
本田:創業2年目、ここから組織も成熟していく段階ですね!
これからもよろしくお願いします!
(創立記念パーティーの写真。社内エンジニアたちと。)
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(編集後記)
前後編に渡るムンさんのインタビュー、いかがでしたでしょうか?
ムンさん自身、言語の壁で苦労された経験があるからこそ、今こうやって言語学習のサービスを作ることに熱い思いを持っていらっしゃるのだということがお分りいただけたのではないかと思います。
Langooは常にチャレンジする気持ちを忘れずに、社会に対し価値のある言語学習サービスをお届けできるよう引き続きメンバー全員で全力投球していく予定です!
これからもよろしくお願いします!