Right Brothersは2020年暮れから転職マッチングサイトの開発を進めている。ローンチは今年の4月だ。今更このレッドオーシャンの業界になんでわざわざ飛び込むのか。今日はこんな疑問に対して真っ直ぐ答えていきたいと思う。
組織に属するなら、目の前の上司が未来だ。
これは僕たちが開発中の転職マッチングサイト”DEFASTA”のコンセプト。ちょっと強いメッセージかもしれないが、僕自身が経験してきたことでもあり、多くの組織に属する人が感じていることなのではないだろうか。どんなにネームバリューのある会社でも、どんなに素晴らしい事業を行っていても、個人の満足度は結局のところ上司や配属先に依存する。これは僕だけが感じていることだけではないはずだ。そんな思いから、”上司・配属先が選べる転職マッチングサイト”DEFASTAを開発している。
人生を運ゲーに任せていいのか
世の中には、沢山の偉人のストーリがある。だいだいのストーリーに上司との出会いがあることにお気づきだろうか。いい上司に出会うこと、これが人生成功のカギといっても過言ではないと思う。しかし現在の転職市場はどうだろうか。配属の権限は当然に企業の人事部にあり、自分の配属先は入社後までわからない。配属から1週間社内の雰囲気もわかってきたときに初めて気づく。この上司はアタリだったのか、ハズレだったのか。どうだろう、僕には不公平にしか思えない。ある研究結果でも出ているようだが、人のモチベーションが下がる同期の最大要因はこの”不公平感”なのだ。外資企業の多くはとっくにこの問題に気づき採用活動は現場主導。面接を担当したマネージャーがそのまま上司になることがほとんどだ。Googleもその一例だろう。この配属という転職における最大のリスク(運ゲー)を、僕たちはソリューションで解決する。
エージェントって必要か?
僕たちの現在の収益の柱はM&A業界に特化した転職エージェントサービスだ。自分たちで事業を行っておきながらこんなことを言うのも我ながらどうかと思うが、一部の優秀なエージェントを除きエージェントは不要。これが僕の結論だ。日々スカウトを打ちまくる。引っかかってきた候補者に大量の候補企業を送り付け、複数社にアプライ。運よく内定がでた企業に行ってもらえるように説得し、退職交渉を手厚くサポート。こんな価値のない仕事に企業は年収の30%-40%を手数料として支払っている。このようなエージェントがいるおかげで、転職を失敗した方も多いのではないだろうか。だからDEFASTAにはエージェントは介在させない。無駄なスカウトも流通しない。転職に本気の求職者、採用に本気の企業チームだけが存在するクリーンなプラットフォーム。それがDEFASTAだ。
採用コスト高すぎじゃないですか?
日本企業の採用コストは欧米に比べて3倍以上高いと言われている。エージェント経由で入社が決まれば支払いは年収の30-40%。年収600万円であれば240万円だ。有名媒体を使えば、100-150万円。基本料金、月額料金、プラチナスカウト、スカウト従量課金。なんだこの無駄なコストは。年間100人以上を採用する企業であれば億円単位の出費だ。では、DEFASTAの料金はというと入社1名につき30万円。これ以外の基本料金も月額課金もスカウト重量課金もない。日本の採用コストの価格破壊にチャレンジする。これがDEFASTA。浮いた採用費でどんどん新しいことにチャレンジしてほしい。どんどんグローバルで戦える企業が増えて欲しい。こんな思いから僕たちはこの価格にチャレンジする。
大手企業がリードしてきた転職業界。風穴を開けるのはRight Brothersだ。
巨人が立ち塞がる業界で、一緒にジャイアントキリングをやろう。そして業界の新たなデファクトスタンダードを一緒に作ろう。
”DEFASTA” 必ず業界のデファクトスタンダードを作る。そんな想いを込めて。