ライダースパブリシティが家サイトにてご紹介している家づくり最新コラム ~【2024年4月版】マイナス金利解除で住宅ローンはどうなる?金利の影響と住宅購入のポイント~③
ライダースパブリシティがご紹介する「家づくり最新コラム」。
今回は、マイナス金利が解かれることで考えられる影響についてお伝えします。
まず、変動金利の返済負担がただちに上がる可能性は低いと言えるでしょう。
住信SBIネット銀行は4月17日の発表において、多くの金融機関で変動金利型住宅ローンの基準金利とされている短期プライムレート+0.1%を引き上げるとしています。こうした場合、他の多くの銀行が連動して基準金利を引き上げることになるのですが、今返済をしているローンにただちにそれが適用されるわけではないのです。
基準金利の改定は、4月1日および10月1日の時点で短期プライムレートが高くなったままである場合に行われます。また借入金利の改定はそれから3カ月後となり、たとえば基準金利の引き上げを5月に行ったとしても、金利が実際に高くなるのは翌年の1月になります。返済額が高くなるのは、激変緩和措置によってさらに先になります。