これから個性豊かなリヴァンプ社員を紹介します。
本記事は特に下記当てはまる方に読んでいただきたいです。
✔経営改善の視点を持ってIT技術を活かしたい人
✔クライアントの笑顔のために仕事をしたい人
✔エンジニアのスキルを生かしITコンサルタントになりたい人
SIerのSESパートナーから転職したエンジニア、Kojiのインタビューです。
ユーザーの顔が見えるトップダウンの案件に携わりたい
Qリヴァンプに来る前のことを教えてください。
新卒で中小のエンジニア企業に入社してSIerの下請けパートナーとして約7年間働いていました。SIerの下請けは一般的に多重構造になっていて、私もSIerの下請けさらに下請けになっていました。仕事もSIerからおりてきた案件が多く、クライアントはSIerで、ユーザの顔を直接見ることがほとんどない会社でした。私はたまたまユーザの顔が見える、SIerの人事部の社内システムを長い間作っていたんですけど、人事部の方たちもSIerなのでシステムに関しての知識があり、私に回ってくる前にある程度システム的に障害になる部分を事前に解決してくれていたんですね。なので、同じように顔が見える環境で、もっとフロントに立ってユーザと直接仕事がしたいと考え始めました。
Qそれで転職を考えられたんですね。
多重構造はIT業界の闇だなと思いました(笑)。例えば、自分の名刺がなかったり、他社の名前を名乗ったり、自分が作った移行要件定義書がSIerの名前に書き換えられることもあったりして、「これは自分の名前で勝負できる場所で仕事をするべきだな」と強く思いました。
Qなぜリヴァンプを選んだのですか?
経営者から案件がおりてきて、経営全体を最適化することに携われるからです。正直、エージェントから紹介されたのがきっかけでリヴァンプのことを知りました。ソフトウェア開発の中で、「リーン開発」という開発の考え方があるのですが、これはどれだけ利益を出せたかを品質とする考え方で、僕はその考え方がとても好きなんですよね。その考え方と、リヴァンプがクライアントに対して行っている経営支援のためにITを使っている姿が似ているなと思い、面接時にとても共感したのを覚えています。
加えて、「企業を芯から元気にする」という理念が、例えば"卓越した専門知識"や、”プロフェッショナル”といったかっこいい言葉なんかよりも共感することができました(笑)。
Q他に受けていた企業はありましたか。
エージェントから勧められた外資コンサルにもエントリーしていました。転職活動中は、色々な人に仕事の話を聞いていたのですが、大手企業だと様々なサービスを作ったら終わりのところが多いみたいで、実際に利用する人と共に作り上げていくスタイルが難しいのでは、と感じていました。それは自分のやりたいことじゃないと思い、結局選考を辞退しました。
最終的には、クライアントが喜んでそしてビジネスとしてもプラスになる点に惹かれてリヴァンプを選びました。やはり自分が作ったサービスをユーザに使ってもらい、さらに業務を改善できることがエンジニアとしての喜びになります。そういうことがリヴァンプだとできるんじゃないかと思ったのが決め手でした。
システムを作る側と使う側、求める機能に差があることを実感
Qリヴァンプに来て最初の案件はどんなものだったのですか?
某航空会社の案件を担当しました。具体的にはホールディングスの会計データを可視化するためにデータの集計作業を行っていました。大きいシステムの刷新ではなく、コンサルティングの一環としてITを使っていました。大量のデータを集計するためにはITスキルが必要で、現場にITスキルを持った私が出向くことで、集計するためのシステム構築をするよりも早く業務で見たいデータを集計することができました。
Q本当にクライアントが使うツールなのかどうか、実際の業務に入りこまないと分からないですよね。
そうですね。つい最近もそう感じたことがありました。エンジニアが長い時間をかけて満を持して作った機能を、「やっぱりこの機能を変えたい」とクライアントから変更の要望が出てしまい、作り終えた頃にはこの機能は必要なくなってしまったことがありました。
プログラムを作る側の視点だけでは、業務で使う側では当たり前のことに気づけないので、作る側が実際に使う人の意見を直接聞いて、作り終える前に気づけるようになるのはとても重要だと感じました。なんでもできるすごい機能を完成させて満足してしまうことも多いと思うんですけど、業務の人の立場に立って「今これが欲しい」を叶える仕事をしていると感じています。リヴァンプでは、クライアントと近い立場で仕事をできるので、システムを作る側と使う側において、システムに対して求めていることに大きい差があることに気づける環境が、たくさんあると思います。
Q今はどのようなプロジェクトに入っているのですか?
(立ちながら仕事をし始めるKojiさん)
大手化粧品メーカーの業務効率化プロジェクトに参画しています。はじめは業務改善プロジェクトとしてスタートしたのですが、大きい企業ではちょっとした機能を作るのにも申請や承認だけで約3ヶ月時間をとられてしまう現場を見て、システムを導入するよりも自分で作ってしまうほうが早いなと思い簡易ツールを作りました。
例えば、とある部署ではその時々の状況に合わせて、柔軟に業務に求められるものが変化していきます。システム承認に3ヶ月、その後のシステムテストにそれ以上の時間をかけていたら微調整もできないですし、業務を深く議論する時間もなくなってしまうんです。なので、クライアントが本当に必要としているツールを、エクセルやアクセスなどを組み合わせて少しずつカスタマイズをして作っていきました。提供までの時間も1ヶ月程度、早くて1週間なのでとても喜んでくれます。時には業務側から依頼がなくとも、業務改善するためのツールやデータを提供しています。
経営を改善するという視点を、リヴァンプ社員全員が持っている
QKojiさんは今2つのプロジェクトを担当していますが、どのような働き方をしているのですか?
プロジェクトにもよりますが、午後から出社することもあります(※職務レイヤーにより可能)現場によっては在宅ワークも認めてくれます。もちろんクライアントとチームメンバーに迷惑をかけないことが前提ですが。
今は自分で働く時間を調節できるので、働きやすいと思います。もちろん、クライアントの打ち合わせやアウトプットを優先しますので、朝早くから働くこともあります。悪い言い方をすると、仕事の裁量は任せられるので、それが結構プレッシャーに感じている人もいるかもしれません。仕事が矢継ぎ早にくるので、苦手な人には確かに辛いですけど、個人に作業を任せてもらい成長するチャンスがあることがメリットだと私は感じます。
Q帰りは何時くらいですか?
私は今現在プロジェクトを掛け持ちしているので、結構残業しているかもしれません。遅くなる時は22時過ぎに会社を出ることもあります。ただ、チームメンバーは18時頃に帰っています。
Q今のプロジェクトでは、経営コンサルチームとも一緒に仕事をしているんですよね。
はい、私はリヴァンプが経営受託をしているプロジェクトも担当しているのですが、社内の別チーム(経営コンサルチーム)と一緒に働いています。非ITのチームとITのチームが一緒に働くのはとても珍しいと思います。
私たちのチームでは、経営コンサルチームが手で集計した帳票などを自動集計するWebシステムの構築を行っています。さらに直接クライアント先の業務の担当者や事業部長の方と話して、その帳票の改良をしています。別チームの人と仕事をする中で強く感じたのですが、経営を改善するという視点を全員が持っていることがリヴァンプ社員の特徴だと思います。そう考えると、この会社では私はエンジニアというよりも、ITコンサルタントに近いかもしれません。前職では希薄に感じていたビジネスをしているという感覚が常にありますね。
ITを武器に経営に携わるコンサルタントへ
Qチームの皆さんとはよく飲みに行ったりするんですか?
たまにですが行きます。こういったサービスが始まったとか、こういうビジネスが盛り上がっているなどの真面目な話もしますし、この前行った合コンがどうだったみたいなくだらない話もしますね(笑)。
Q独自で勉強などはしていますか?
新しいシステムやプログラムについては、ネットを通じて日々情報を得ています。社内プロジェクトにおけるナレッジを共有するという点では、リヴァンプの四半期毎に行われる定例会がとても勉強になります。IT部においては、それこそ細かい視点でのプロジェクト事例共有会もあり、参考にさせてもらっています。最近では、チーム内で2か月に1回ぐらいのペースで、取組んだ事例を具体的に共有する場も盛り上がってきています。改善の取り組みをしていく中で、会社や部門をまたいで関係する人たちをどうやって巻き込んでいったのかというシステムの外側で起きる課題を解決していく話を参考にさせてもらっています。
Q最後に、将来のキャリアパスについて教えてください
将来は、新しく社内でサービスを立ち上げるか、独立するか、リヴァンプの事業会社でCTOになるかのどれかかなと思って仕事してます。ただ、ITを使って生きていく事と、自分のためではなくITを使ってなるべく多くの人を幸せする事は根本的な軸として持っておきたいです。中学時代からITを生業にするというのは決めていたんです。ITを武器にまずはリヴァンプで経営に携わるITコンサルタントとして仕事をこなしていきたいです。
リヴァンプでは様々なバックグラウンドを持った仲間が集まっています。今まで全く違うことをやっていたけれど、その経験を生かして開発をやってみたい、というような、新しい分野へチャレンジしたいという方是非お話をお聞かせください。
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