なにをやっているのか
one visa を利用することで、従来のビザ申請書類の作成コストを大幅に削減可能です。
カンボジアでは学費無料の日本語教育施設を運営しています。
one visa は「世界から国境をなくす」というミッションを掲げ、世界中の人々が物理的・心理的な国境を感じることなく、自分が生活する場所を選択できる世界を実現するスタートアップ企業です。
日本で外国人が働く際に必要なビザの手続きを、「専門知識不要」「煩雑な紙書類不要」で完了できるクラウドサービス「one visa」を提供しています。
ビザの申請には知識、時間、そしてお金が必要ですが、これは外国人の多くにとって障壁になっています。
one visa を使うことで、ビザに関する知識がなくても短時間でビザの取得が可能です。
本来であれば作成するのに数時間かかる書類も、one visa を使えばシステムが提示するフォームに回答するだけで、10 分ほどで作成できます。
また、2018年12月に新設された「特定技能」ビザにいち早く対応した海外人材の来日・定住を支援するサービスも展開しています。
2018年8月から、すでにカンボジアで授業料無料の日本語学校を運営し、日本で働きたい現地人材の日本語能力を短期間で高めるチャレンジを行ってきました。
また、来日後のサポートとして株式会社セブン銀行と提携し、来日とほぼ同時に銀行口座を開設できる仕組みを構築しています。
将来的には、ビザ情報を基軸にした外国籍の人たちの信用スコアを構築し、信用不足によりクレジットカードを作ることが難しかったり、住む家が少ないといった問題を解決していきます。
【メディア掲載】
HUFFPOST「「日本は憧れの国のままでいてほしいから」。ペルー生まれの社長、危機感と挑戦」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d7866d4e4b094928f07eb5c
日経新聞「ワンビザの挑戦 不条理な送還、繰り返させない」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30827810S8A520C1000000/
TechCrunch「one visa が特定技能ビザを活用した海外人材向け「来日・安住支援サービス」を発表」
https://jp.techcrunch.com/2018/12/10/one-visa-new-service/
なぜやるのか
アルベルト(右)は幼少期に友人の強制送還を経験します。この経験以来、世界から国境をなくすと心に決めて、one visaを設立しました。
岡村は入管勤務時代、日本語も英語もわからない人に絵を書きながら書類作成を手伝っていました。この経験が「母語で簡単に書類が作成できたら」というone visaの構想に繋がっています。
人が国境を感じる最たるもの、それがビザです。
one visa の代表岡村アルベルトは、ペルーと日本のハーフとして生まれ、幼少期をペルーで過ごし、8歳で来日しました。
小学三年生の時に仲の良かった友人家族がビザの更新に必要な書類の手配が間に合わず、「強制送還」という形で帰国を余儀なくされます。
「正しい知識があればビザの問題は解決できるはずだ」
その思いを胸に、大学卒業後すぐに入国管理局の窓口で現場責任者として働き、年間2万件のビザに携わりました。そこで学んだノウハウを元に作り上げたサービスがone visa です。
米国では、企業価値10億ドル以上のベンチャー企業の50%が移民によって設立され、設立メンバーの7割には移民がいるという統計が出ています。多様な背景を持った人材が集まることで、大きな価値を生み出すことができるはずです。
私たちはビザを簡単に取得できるようにすることが、異国で働く際の心理的なハードルを取り除き、国境のない世界を実現する第一歩だと考えています。
代表岡村の創業ストーリーは以下の記事を御覧ください。
https://www.wantedly.com/companies/residence-corp/post_articles/130473
どうやっているのか
▽バリュー
<心の国境をなくす>
Ideas Without Borders
納得解が出るまで、とことん向き合う
全員が納得できるまで議論する、問題に気付いたら勇気を出して声を上げる。one visaは、たった1人から生まれる小さな気付きが、チームにとっての大きな進歩に繋がると信じています。相手に敬意を払いながら、コトに向かって議論する。メンバー同士がとことん向き合えるチームです。
<目的を語れ>
Start with Why
なぜやるのか?を問い続ける
目の前にある一つの作業も、目的から逆算して「なぜやるのか?」を問い続けることで、よりよい進み方や経路を見つけることができるはず。one visaは、常に目的に立ち返ることで思考停止を防ぎ、最短経路で国境のない世界に向かっていきます。
<成果のための選択を>
Choose What’s Best
最も力が発揮できる方法を選ぶ
一人一人が日々の成果を積み重ねることでしか、「世界から国境をなくす」ことは出来ません。既存の概念にとらわれず、働き方や最適な手段を各々が考えることで、全員の持つ力が最大限に活かされるのが one visa のチームです。
<不幸を生まない>
Happiness Comes First
人の幸せを犠牲にしない
例えば、家族が病気にかかっていても出社を強制する。目先の売上目標のために、評判の悪い企業に人材を紹介する...。そうした、私たちの企業活動により誰かが不幸になるような選択はしないのがone visaのポリシーです。社員、パートナー企業、外国籍人材の方々など、関わる人の幸せをいつも第一優先します。
<チームとして成熟し続ける>
Maturing as a Team
学びを積み重ね、経験値をあげながら進む
昨日できなかったことが今日はできるように。問題への対策を編み出し、蓄積してゆけるように。個人の強みを持ち寄りながら年月をかけてチームとしての経験値を少しずつあげてゆくのが、one visaの思う理想のチームです。
▽働く環境
■リモート推奨&コアタイムなしフルフレックス制
one visa は成果を重視するチームであり、意欲ある人たちが最大限の成果を目指すことを良しとしています。
したがって、出社が不要な日は在宅での勤務を可能とし、特に開発メンバーは週の半分は在宅で働いています。
遠隔でも最大限成果を出せるような仕組みを常にアップデートしながら構築しており、メンバーが最も集中して働けることを最重要視します。
当然、家族が体調不良になって看病したい、子供の送り迎えがある日は在宅で仕事をしたい、持病の調子が悪い日はリモートで働きたいなどの事情も最大限尊重します。
一方で、全メンバーが納得感を持って働けるよう、しっかりとしたルールも作られており、全員がお互いの働き方を尊重しながら働いています。
リモートワーク、フレックス制に関しての詳細は以下の記事を御覧ください。
https://www.wantedly.com/companies/residence-corp/post_articles/157632
■チームの雰囲気
・メンバーの仲がよい
→出社すると雑談が過ぎて集中できないのでリモートで集中するというのは冗談のような本当の話です
・透明性が高い
→Slackは基本DM禁止でオープンなコミュニケーション。会社の良いこと、悪いこと共に社内に公開され、一枚岩で戦うことを良しとする社風です。ディスカッションが好まれます。
・立場に関わらず意思決定に関わることを求められ、強い責任感が求められる
→現在は「誰かに頼まれたタスクを遂行する人」はおらず、自分の頭で考えて働くことが求められるため、裁量は大きめ、責任は重めです。
チャレンジングでヒリヒリするのが好きな人には向いており、安寧に仕事をしたい人には不向きです。
・健康第一。あくまで成果を最大化させるための選択を奨励
長時間労働は良しとせず、体調不良時には必ず休む(傷病休暇は上限なし、インフルエンザは公休で出社禁止)など、あくまでResult-Orientedな、意欲ある人間が最大限の成果を求めた時に最も働きやすい職場を目指しています。