今回はSaaS事業部のエンジニアで活躍されている冨永修平さんをインタビューしました。
エンジニアになる前はホテルスタッフとして活躍されてきたからこそ、今開発すべき潜在課題を自身で把握しつつ、ユーザーの意見もヒアリングし、最終的に自身で開発実務を行なっていただくことに従事いただいております。
今回は「現場」と「開発」の架け橋の立場から感じるリクリエの今後の未来についてお話いただきました。
やりたいことにチャレンジした最後は身近にあった「ものづくり」の道だった
福岡の大学で貿易学科を学科を専攻していたんですが、中々しっくり来ず中退し、海外に行きたい夢を叶えるためにフリーターをやってました。貯金が溜まってからはオーストラリアへワーキングホリデーに行きました。現地では語学力を磨きつつも、お金をもらえる環境がよかったので、最初はバナナ農園で働くことからスタート。その後転々と別の農園も経験しました。
帰国後は、「英語力を活かした仕事をしたい」のと友達からの紹介でビジネスホテルでのスタッフとして6年間働きました。
当時は夜勤メインで働いていましたが、30歳近くなってきた時に体力的な問題とルーチンワークな業務から、今後のキャリア設計について日に日に考えるようになります。
そこで、父も弟もエンジニアと言うことでずっと開発と近い環境にいたことから「ものづくりに挑戦したい」と思うようになり、ITエンジニアの道へ進むことを決意しました。
最初はスキルを磨こうと思い、SESとしてキャリアを始め、2年ほどクライアント先に出向して開発実務をこなしました。
それからホテル業界の経験値があるからこそ、リクリエでのエンジニアの話をもらった時に、前職と現職を掛け合わせれると思い、転職した背景になります。
今メインで行なっていることは、既存のWEB機能改修をメインに小規模の新規開発、ホテルニーズのヒアリングを担当しております。
Biz-devの意見を踏襲しながら、Tabiqのヘルプデスク構築も積極的に携わっています。
ホテル側の理解もあるので、その課題を開発目線でどうアプローチできるかを考えることが自分のミッションだと思っています。
Tabiqを使っての感想と今度の可能性
実際にプロダクトを触ってみた時の所感として「これでフロント業務いらなくなるじゃん!」と圧倒されたことを覚えています。ホテルだと、いつお客様がくるか分からない中でも待機し続けることがよくあるので、そこのリソースを割くことができるのは画期的だと思います。
実際のユーザーのお声を聞いてても、このコロナ禍の中で売上が低迷しているホテル業界としては、固定費を削減していかなければならない状態です。
そんな中でこの『Tabiq』を導入して間接的にでもホテルを維持できるようにサポートできるのはとても嬉しいです。サポートメンバーもお客様の質問に対してなるべく即レスで応えることを心掛けており、ユーザーとの信頼関係も構築しているのは強みだと思っています。
また『Tabiq』は現在ホテル側の業務効率化を中心に開発していますが、タクシー配信などのお客様からのリクエストに対しても自動化できれば、顧客満足度まで直結できると思っています。
タブレットでのチェックインも社会的に少しずつ普及してきたとて、導入率はまだ低いため、音声機能などを使ってよりユーザービリティを上げるなどお客様によりシームレスなホテル体験を築けたらと思っています。
今後のビジョン
ホテルを運用するためには複数のITツールを使う必要があり、情報が未だに羅列されている状態で時にはそれによるヒューマンエラーも発生します。
Tabiqは現場のスタッフがチェックインやお客様対応における必要な情報や機能を一元化することで、オペレーションを快適にすることを目指しています。実際多くのことを解決してきましたが、まだまだ自動化や情報の見える化できる部分は大いにあると思いますし、潜在ニーズを解決できるフェーズになってきてることから、他のプロダクトとの競合優位性を広げられる段階にきていると思います。
これからもホテル運用がより簡単になる機能開発やシステム連携は必要なので、引き続き挑戦していく必要を感じています。
また、様々なスタイルのホテルに対するニーズもそれぞれの分野で可視化することができだし、導入数も着々と増えているため、開発面だけでなくSaaS事業部としての組織拡大はこれから特に大事になってくるフェーズだと思っています。
特にこれからはSaaS事業として継続率やアップセルを向上させるためにもカスタマーサクセスのメンバーだけでなく、開発チームも今まで以上に一緒に寄り添える環境は作って行けたらと思っています。
私自身、プログラマーとして始めたこのキャリアですが、前職のバックグラウンドから、カスタマーサポート面にも従事することができています。ここは自分にしかない強みなので、個人的には組織が拡大していく中でも今やっていること派生させながらセールスエンジニアとしてのサポートの立ち位置で事業貢献できればと思っています。
開発とビジネスチーム、そしてユーザーの目線からプロダクトを推進してくれるメンバーをご紹介させていただきました。
リクリエでは多種多様なバックグラウンドを持つメンバーが活躍しております。
ご興味ありましたらぜひ「話を聞きたい」を押していただき、カジュアル面談にて情報交換できればと思っております😌