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レンティオの開発チームの仕事内容と最近取り組んだこと

レンティオでエンジニアをしているカミヤと申します。レンティオでは、全社的にも開発チームとしてもおかげさまで順調に成長を続けています。メンバーが増えることで以前よりもできることが増えた反面、人数の多いチームが同じ方向を向いて仕事をする難しさも今まさに感じているところです。

人も増え年も変わり、これも一つの節目ということで普段レンティオの開発チームが取り組んでいることを整理の意味も込めてまとめてみたいと思います。

レンティオの開発チーム

現在はフルタイムの社員4名、業務委託4名ほどのチームで開発に取り組んでいます(ちなみに1年前までは社員が1名、業務委託3名という構成でした)

ベンチャーが長い方からSIer出身者、公務員出身者など多彩な背景のメンバーがいます。みんな穏やかな性格で着実に成果を残すタイプのメンバーが多いのも特徴的です。

週1の開発全体ミーティングに加え、必要に応じた少人数ミーティングを行い進捗や問題の共有を行います。タスク管理はGithub Projects、コミュニケーションはSlackやGithub上でテキストベースにて行うことが多いです。

レンティオの開発チームが目指すもの

開発チームでは主には次の2つを大きな目標として取り組んでいます。

  1. ECサイトの改善
  2. 社内向け管理画面の改善

それぞれの目的ごとに開発チームを複数に分割すべきかなあというところですが、現在は1つのチーム内でタスクを分担して取り組んでいます。それぞれについてご説明します。

1. ECサイトの改善

全ての人にレンタルをより身近に楽しんでもらうため、ECサイトの改善を行います。

当社は家電やカメラをレンタルできるECサイトRentioの運営がメインの事業です。物販と異なり、モノをレンタルできるECサイトはまだ世の中に少なく、お客様もレンタル慣れしていない方が多いです。そんな中、いかに簡単にRentioを使っていただけるかを日々考えながら開発に取り組んでいます。

わかりやすいところでいうと、ECサイトのUIの改善やサイトスピードの高速化といったタスクがあります。デザインチームと協力しながらよりわかりやすいUIの実装を進めたり、サイトスピード高速化のためSQLやキャッシュの改善に日々取り組んでいます。

基本的にはタスクごとにメンバーがアサインされますが、ちょっとしたリファクタリングやバグ修正等は気づいた人がプルリクエストを随時立ててゆくスタイルをとっています。

具体的な事例をお伝えしますと、

[開発事例 その1] Rentioトップページリニューアル

https://www.rentio.jp/

デザインチームと連携してRentioのトップページリニューアルを行いました。レンタルを通して実現できる生活の向上をイメージしてもらえることをコンセプトとしています。開発側で手掛けたのは主にマークアップの部分とインタラクションの方針選定と実装です。htmlにはslim、CSSにSCSSを使ってコーディングしています。

わかりやすいところでトップページリニューアルを挙げましたが、細かなUI調整は随時行っています。

[開発事例 その2] 新サービスのリリース

新サービスを公開する際は、事業部側と調整しながらサービス内容を固めていきます。

もちろん全てのニーズに応えられればそれが一番ではあるのですが、他サービスとの一貫性や開発リソースとのバランスを考えながらベストなサービス内容を探ってゆきます。既存の実装だけでカバーできない要件が出てきた場合にはシステム改修を行います(例えばレンタルの契約期間が特殊だったり課金タイミングがイレギュラーだったりなど)

直近ではこのようなサービスを公開しています。

メーカー様協賛の新サービスをリリースすることもあります。そうなるとより大掛かりな企画になります。

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もちろん、ここにあげたもの以外にも新サービスを随時リリースしています!

2. 社内向け管理画面の改善

レンティオのスタッフがより速く正確に業務を遂行できるよう、社内向け管理画面の改善を継続的に行っています。

レンタルの場合、物販のEコマースと異なり返却されてきた商品をメンテナンスし動作確認して問題がなければ棚に戻す工程が発生します。これがなかなか大変で、しっかりシステムを組んでおかないと業務が破綻してしまいます。

そのためレンティオでは全ての在庫にIDを割り振り、バーコードで個品管理をしています。しっかり個品管理しておくことで、あとどれくらいの件数の注文を受けられるか計算できますし、後々の集計時にも役に立つというわけです。

さらには、社内向け管理画面は常時数十人のスタッフが利用しているため、細かいチューニングが大きな業務効率改善につながることもあります。社内向け画面のUIにはECサイト側と同じくらい気を払って運用しています。

ケースバイケースですが、新機能を作るにあたり開発チーム側で業務フローの設計から行う場合もあります。最近では次のような開発案件がありました。

[開発事例 その3] 付属品リストの印刷改善

(写真はイメージです)

通常カメラなどの家電製品はケーブルやバッテリーなど数多くの付属品がセットになっています。Rentioでは返却漏れ予防のため、商品ごとに付属品の一覧を紙に印刷して同封しています。

従来もこの機能はあったのですが、これらを社内向け管理画面内でまとめて作成、発送時に印刷できるようにしたことで現場の工数削減につなげています。ゆくゆくはペーパーレスにしたいところですが、紙のほうがメリットが多いという判断のもと、この方式をとっています。

[開発事例 その4] ロジスティクス機能の改善

(写真はイメージです)

これは最近の事例というよりも、常に優先度高く取り組んでいる案件です。

レンティオでは出荷時や返品時に在庫のバーコードをスキャンする運用をとっています。物流関連の一連の仕組みはレンティオのコアとも言える箇所ですので、随時細かな改善はしているものの、まだまだ改善の余地があると考えています。

一般的な物販ECの物流では、ピッキングリストと納品書を印刷→指定された順路でピッキング→梱包及び発送という定石とも言える業務フローがあります。最近ではロボットによる在庫ピッキングを行う会社も出てきていますね。これらの仕組みを参考にしつつ、より効率的なロジスティクス機能を目指してシステム及びオペレーションを磨いています。

また、RFIDによる在庫管理の仕組みも開発チーム主導にて実験を始めています。複数のRFIDタグとRFIDリーダーを実際に試しながら、導入後の業務フローのイメージとともにどのような改善につながるのか検証しています。

ECサイト側の開発と異なり、ウェブだけで完結せず他アプリケーションやリアル(バーコード)、プリンタなどとの連携が必要でそれが難しくも面白いポイントです。

今後の方針

公開して問題なさそうな案件のみを列挙しましたが、もちろんこれら以外にも同時に多くの開発案件が進行しています。またライブラリのアップデートやバグの修正といったタスクもこれら新機能開発の合間に随時行っています。

今後は今回挙げた目的をよりスピーディーに、より効率的に達成するためにチーム体制とプロジェクトの進め方の整備に更に力を入れてゆくつもりです。メンバーからの提案も積極的に採用しながら柔軟に体制のさらなる改善につなげてゆきたいと思います。成長中のプロダクト開発に関わりたいという方、是非ご応募をお待ちしております。

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