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【代表インタビュー後編】社員に売上目標を設定していないのは、クライアントにとってアンフェアな世界をなくし、徹底的に顧客満足度を追及するため

こんにちはリライアス採用担当です。2回にわたりリライアス代表取締役社長・江本誠一のインタビュー記事をお届けしているこちらの後編で社は、リライアスの事業や組織、展望などを聞きました。

前編はこちら


クライアントファーストで、顧客に向き合い続ける

―リライアスの事業内容を教えてください

リライアスはお客様の経営戦略に基づいた人事 / 採用戦略を構築・推進するパートナーとして上流から下流まで、HR領域の様々な課題を解決するHRコンサルティングファームです。経営課題をHRから解決することを得意としています。

現在は「採用コンサルティング事業」と「採用マーケティング事業」を展開しています。採用コンサルティング事業では、採用戦略の策定から採用ブランディング、母集団形成の強化、選考プロセスの改善、採用後の定着・活躍までをハンズオンで支援し、クライアントの事業成長を支援しています。採用マーケティング事業では、Webマーケティングの考え方に則ってIndeedやリスティング広告を使い応募者集客支援を行っています。

事業内容はこちら:https://www.relyus.co.jp/service

―どのようなクライアントがメインですか?

飲食業やサービス・接客業といった労働集約型ビジネスを展開されている企業様がメインになっています。ファストフードチェーン、飲食系企業、人材派遣企業、介護施設、学習塾、美容院などの大手企業様を中心に、様々な企業様とお取り引きをしています。

どの会社の人事も人手が足りていないので、データをじっくり眺めて課題を抽出するといったことが出来ていない企業様が多いんですね。特に我々が対峙する業態の企業様はアルバイトや派遣の従業員割合が多いので、人事を戦略的に進めるには全体を俯瞰した課題設定が必要になります。各企業様の採用課題に対してコミットし、課題を可視化して解決策を提示し、きちんと結果が出るまで一緒に実行するところまですべて行っています。

―顧客に寄り添うことを本当に大切にしていらっしゃる会社ですよね。

我々のビジョンとして「クライアントにとってアンフェアのない世界を創る」を掲げています。

営業側が自分の売りたいものを売るための提案をするのではなくて、お客様のパートナーとして価値のある提案をし、満足をしていただくことを大切にしています。

私は以前求人広告の営業をしていたのですが、お客様が採用できるまで何度も広告掲載を提案するのに納得がいっていなくて。他にも手法はあるはずなのに、広告しか提案できず、結果お客様の採用費用が上がっていく。その時の想いを原体験にしているので、アンフェアのない世界を創るというビジョンはとても大切にしています。

コンサルティング事業を通じてクライアントファーストを追求し、クライアントの事業成長に貢献しながら、クライアントだけでなく「クライアント」「自社」「社会」の三方良しを実現していくことを目指しています。


「クライアント」「自社」「社会」の三方良しを実現するサイクル

―社名のリライアスに込めた想いを教えてください

英語で書くとRelyusなのですが、Rely on us、私たちを信じてください、というメッセージです。顧客に向き合うのは大前提ですが、顧客に価値を必ず提供するという意思も込めています。お客様に頼っていただき、われわれはお客様の声に真摯に向き合い続けることを示す言葉としての、「リライアス」です。

実は、最初につけようと思っていた社名の候補は「クライアントファースト」だったんです。顧客に向き合い続けることを約束する社名にしようとしていたのですが、それだけでは足りないなと。

顧客に向き合い満足いただく提案を行うことだけでなく、満足いただくことで自社の利益が上がるところまでつなげるのが本当に価値のあるモデルだと思ったんです。ロマンとそろばんという言葉がありますが、顧客満足度が上がると弊社の売上も上がるという構造がwin-winで一番良いですよね。ロマンだけでも成り立たないし、そろばん主義でも心が通わない。顧客のためだ、と言って何の利益にならないことや社会のためにならないことをしていても意味がないじゃないですか。顧客のためと言って売上利益が出せていなかったら、会社としては価値がないですよね。なので、顧客にきちんと価値を提供し、我々のサービスに満足いただくことで事業が回っていくところまでを大切にしています。

―リライアスが社会へ提供する価値について教えてください

我々はLTV経営(LTV=顧客生涯価値/Life Time Value)を行っています。SaaSの営業を長くやっていて感じたことなのですが、顧客に真摯に向き合って仕事をすれば結果がついてくるんです。顧客満足を高めてLTVを向上させるには、本当にお客様のためになる提案をし続けることが必要です。

リライアスがいま行っているコンサルティング事業も、顧客の満足度を最大化させることが非常に重要です。クライアントファーストの視点をブラさずに企業様のHR領域の課題や経営課題に取り組み、きちんと結果を出していくことによって、社会に大きなインパクトを与えていけると考えています。


顧客満足度を追求するために、自分がいいと思うことは失敗してもいいからどんどんチャレンジして欲しい

―リライアスの組織や雰囲気について教えてください。

社員が現在8名で、業務委託2名も含めて10名の組織です。人数も少ないですし、顧客のニーズに合わせてチーム編成や提供サービスの構成を柔軟に対応しているので、それぞれの裁量権が大きい職場だと思います。「顧客にまっすぐに向き合う」ことに共感してくれているメンバーたちなので、価値観も距離も非常に近いです。

―裁量権が大きいと同時に、数値目標を設定していないと聞きました。

そうです。LTVを重視しているので、本当にお客様のためになることしかやりません。変に数字目標を持っていると、それを達成するためだけの提案をしてしまう余地がでてきますよね。そういった可能性を排除し、顧客に向き合うことを最重視しています。

現在は目標数値を置いていませんが、この状態がベストであり続けるわけではないと思うので、今後は変えていくかもしれません。その場合も、売上という数字ではなくて、顧客満足度を維持するためのキーファクターを何かしら設定することで検討しています。

―クライアントのために、自分が本当に価値があると思うものを提案し結果を出していくというのは本当にやりがいがある仕事だと思います。それと同時にプレッシャーも強いのではないでしょうか?

お客様からの無理な要望にすべて応える必要は全くないんです。顧客のパートナーとして、自分が信じる提案をして結果を出す。その姿勢が大切なんです。

失敗することもありますし、なんなら社長の私自身が一番失敗したりトラブル対応をしていると思います。やっぱり失敗しないと学べないですし、失敗から学ぶことはたくさんあります。周りには、「最後のケツはオレが拭くから、みんなもたくさん失敗して学んで欲しい」と伝えています。

―最後に、転職を考えている方にメッセージをお願いします!

少しでも成長したい、自分の市場価値を高めていきたいという気持ちがある人にとってはとてつもなく成長できる環境だと思います。特に将来起業したい方にとってはうってつけですね。まだ社員数も少ないですし社内の体制も整っていないですが、その分、様々な経験をしながら会社と共に成長できる場があります。

今働いている社員の中にも起業したいと言っているメンバーがいますが、見ているとすごく成長していますよね。クライアントと対峙していると、想定外のことが日々発生しますが、そういった想定外に直面した際も試行錯誤しながら対応していくので、必然的に経験値は上がると思います。

クライアントの課題は日々変化していますし、過去の解決策や手法が通用しないことも多くあります。そんな時に求められるのが、わくわくしながら課題に取り組む成長意欲と、課題解決のためのぶれないクライアント志向です。クライアントの事業成長のために、試行錯誤の過程をとことん楽しみながら、数多くの経営課題に真摯に向き合い続けましょう。


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