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第2回 社長が訊いてみた / レイ・フロンティア株式会社 / 事業開発 小関さん

メンバーが普段どのように業務をしているかを代表の田村が詳しく知りたいがために、スタートしたインタビュー企画が好評につきシリーズ化しました。第2回は、事業開発担当の小関さんです。

・インタビュー風景 社内の会議スペースにて/ 左:代表の田村、右:事業開発の小関さん

お客様への営業をマニュアル化せず、丁寧な対応を

田村:まずは業務内容を具体的に教えてください。

小関:私は事業開発部門なので、基本的にお客様対応をしています。具体的にはメールや打ち合わせの対応、契約書関連の手続き、見積もり書の作成などですね。

田村:業務を行う上で、どんなことを意識していますか?

小関:前職(大手企業)では広告営業をしていたのですが、全てマニュアル化されていたので、あまり考えずに対応できていたんです。今は見積もりを出すにしても、その金額で本当にお客様が納得して買ってくれるのか、値引きするメリットはあるのかなど、一つひとつ丁寧に考えて対応するようになりました。難しいですが、大事なことだと気づいたんです。

田村:見積もりなどを考える上で、工夫しているところはありますか?

小関:時間を置いて考えるようにしています。まずは自分なりに頭をフル回転して考えた後、少し時間を置いてからもう一度見直すんです。さらに時間を置いて最終チェックと、3回くらいに分けて判断を出します。最近はだんだん最終的な判断を出すまでの時間も早くなってきました。

田村:時間を置いてチェックすることで、客観的に見れるようになりますもんね。

小関:時間を置くことで時間がかかってしまいますが、今はチェック込みで1時間ほどで出来るようになりました。前は見積もりを出すのに半日かかってたこともあったので…。どこか1カ所でも適当にしてしまうと、後から二度手間になってしまうので、ひとつ一つの工程を多少ゆっくりでも漏れがないように意識しています。

田村:営業職の方はコミュニケーション上手の人が多いイメージですが、小関さんは苦手だと言っていますよね。

小関:知らないことを知るのが好きなんですよね。お客様と話していると雑談からも様々な情報を手に入れたり疑問を解決できたりするので、営業が好きなんだと思います。

田村:物事への興味関心が強い証拠です。

・小関さんのノート。エンジニアからの情報を日々学んででいるようです。

技術知識の習得には実践が重要

田村:小関さんは他業界からの転職でしたが、技術の知識はどのように身につけていきましたか?技術がない状態で1から学ぶのは大変だったと思います。

小関:元々仕組みを知るのが好きなので、技術を学ぶことにも興味がありました。でも本を読むだけではどうしても表面上のことしかわからなくて。実際のイメージは具体的な案件がないとわかりにくいので、業務の合間に適宜調べたり上司に聞いたりして覚えましたね。

田村:やっぱりきちんと理解するには実践して身に着けることが大事ですね。

小関:1つの言葉でも人によって解釈が全然違うので、その都度認識を合わせることが必要ということは、まさに実践していく中で感じました。

田村:お客様にはどのように商品や技術の説明をしていますか?僕らの商材は多くの人が知識がない状態で話を聞くことになると思うけど…。

小関:具体的な事例を出したり、図を用いて可視化してわかりやすくするようにしていますね。あとはニコニコして、質問しやすい雰囲気を作っています(笑)。

相手に合わせた接し方で社内コミュニケーションも円滑に

田村:社内コミュニケーションはどのように取っていますか?

小関:エンジニアの方はチャットツール上のテキスト、営業チームには直接声をかけるといったように、人に合わせています。

田村:エンジニアとのコミュニケーションでの関わり方で気をつけていることはありますか?作業している手を止めてしまうことになると思うけど…。

小関:具体的な質問する際には内容とその背景を伝えて、お客さんからのざっくりとした相談の場合は、相談背景と考えられる対応策を共有するようにしています。ただ「これできますか?」と伝えるのではなく、きちんと背景まで伝えることでコミュニケーションが取りやすくなったと感じますね。

成果だけではなく過程も重視

田村:仕事のルーティーンや優先順位の決め方はありますか?

小関:基本的にはお客様の対応を最優先にしています。時間帯で業務を区切ることはないですが、問い合わせなども減ってくる夕方以降に内部作業を行うことが多いです。私は仕事の時間が長いことよりも、自分のタスクが溜まっている状態の方が嫌なんですよね。だから終わりの時間を決めるのではなく、その日のタスクが終わったら切り上げるようにしています。

田村:レイ・フロンティアで働く上で大変だと感じることってありますか?我々は営業のノルマなどもないけど。

小関:数字目標はありませんが、全部大変です(笑)。よく成果重視と言っていますが、過程もきちんと見られているなと感じます。

田村:120%努力しても結果が出ないときもあれば、10%の力でも結果が出るときもありますよね。会社としては利益を出さないといけないけど、失敗しても過程は会社の資産になるから、どちらも大事。

小関:たしかにそうですね。

田村:最後の質問ですが、小関さんは今後やりたいことは何ですか?

小関:やりたいことを見つけるのが、今後やりたいことです!

田村:将来やりたいことってよく聞く質問だけど、みんなが目標や夢を持っていなくてもいいと思っていて。目標が定まっていた方が前に進みやすい人もいるけれど、目の前のやるべきことを全力でやる方が向いている人もいるはずなので。

小関:目標達成にこだわるのもダメですしね。

田村:そうそう。では、本日はありがとうございました。

・お客様へ訪問する前のカフェでのひとこま。

ライティング協力:伊藤美咲

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