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【CFOインタビュー】上場企業から再度スタートアップへ。会計士CFOから見たRECEPTIONISTの魅力

2024年7月1日に、当社はCFOとして川村さんを迎えました。

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今回は入社インタビューとして、これまでの経歴や、RECEPTIONISTに入社を決めた理由についてお伺いしました。

経営陣として必要とされる存在を目指してキャリアを選択

ー まずは川村さんの経歴を教えてください。

新卒で有限責任監査法人トーマツに入所し、公認会計士として、監査、IPO支援、財務DD、ベンチャーサポート活動、海外勤務など幅広い業務に従事してきました。

その後、民泊領域のベンチャー企業、IoTベンチャー企業にて、管理部門責任者及びCFOを経験したあと、2020年に株式会社エアトリに入社しました。

エアトリでは執行役員として、管理業務・IR業務を統括するとともに、投資事業にも従事し、投資先のIPO実現に向けた支援を行っていました。


ー 元々CFO職を志していたんでしょうか?

学生時代には、「経営者に頼られる右腕」になりたいなと思っていました。 今振り返ると、税理士である父が、地元の会社経営者の方々から頼られる姿を見ていたことに影響を受けていたんだと思います。

また、当時は、ライブドアをはじめ、GREEやMIXIなどいわゆるベンチャー企業が盛り上がっている時期だったので、ベンチャー企業への関心も強くもっていました。

日本から世界に通用するベンチャー企業がなかなか出てこないといわれていたので、世界に通用するようなベンチャー企業をつくることにチャレンジしていみたい、そのようなチャレンジをする経営陣に必要とされる人材になりたいと、漠然と思っていました。

学生時代に経営や会計領域の勉強もしていたので、その知識を活かしたCFOという立場が、一番自分の強みや価値を出しやすいポジションかもしれないと感じたので、そこを目指して、自分ができることを増やしていこうと考えたのが、キャリアのベースになります。

新卒では、様々な企業・経営者を支援して、IPOの実現に貢献できる人になりたいと思い、まずは監査法人へ入りました。



ー そこからスタートアップ、上場企業を経験されるんですね。

はい。監査法人では様々な経験ができて、とても良かったなと思ってます。

経験を重ねていくうちに、企業の外からアドバイザーのような立場でIPOに関わるだけではなく、企業の中に入って、IPOと会社の成長を実現させることができる人材になりたいと思ったので、IPOを目指すベンチャー企業に加わりました。

結果として、当時経験したスタートアップ2社ではIPO実現ができなかったのですが、資金調達や管理体制の整備など、いわゆる攻めと守りの両面を経験し、その知識を吸収することができました。

その後、上場会社の経営陣のもとで、管理部長と投資事業を実行する立場へ誘われたんです。上場した後の会社や、投資する側の経験は、必ず今後も役に立つ経験だと感じたので、挑戦してみようと入社しました。

入社直後にコロナが蔓延して、有事といわれる状況にも直面したことは、予想外であり大変なこともありましたが、振り返ると、貴重な経験になったと感じています。

学生時代に思い描いていた、世界に通用するようなベンチャー企業で経営陣として求められるような人になりたいというのが一貫して考えていることで、それぞれのタイミングでのキャリア選択の背景にあります。


誰も真似できないオリジナリティがRECEPTIONISTの魅力

ー 上場企業も経験された中で、再度スタートアップへのキャリアを選び、RECEPTIONISTにたどり着いた理由を教えてください。

上場している企業はある意味「他の人が成功・成長させてきた会社」ですよね。そこで学ぶことも多くありましたが、おこがましいかもしれませんが、「自分自身が成功・成長に導けるような会社」に入りたいという思いを抱くようになりました。

投資事業にかかわるなかで、投資検討時に、「自分がこの会社に入りたいと思えるような魅力があるか?」という目線で考えることもあり、その意味では、SaaS事業を展開する企業は、継続的に利益を成長させていける事業領域だと、魅力的に感じていました。

一方で、AIが台頭する中で、どのようなSaaS事業が有望なのかということも考えるようになりました。

受付システムのRECEPTIONISTは、SaaS事業でありがながらも、純粋なソフトウェアだけではなく、オフィスにiPad等の設置も発生するサービスなので、場所やモノに紐付きますよね。AIや海外のサービスにすぐに置き換わるものではなく、有望なサービスだと感じました。

受付システムRECEPTIONISTは以前の会社でも目にしていましたが、CFO募集があると聞いて改めて会社のことを調べてみると、すごい面白い会社だなと思ったんです。

ー 川村さんが感じた「面白さ」ってどこですか?

「真似されにくい、真似されないものがある」ユニークさとオリジナリティですね。

”受付嬢をしていた代表が受付システムを作る”なんて真似できないじゃないですか!

仮にもう1人出てきたら、2番目になりますし。

認知されるっていう意味でもそうですし、実際にサービスのクオリティを高める意味でも、その事業領域のエキスパートとしての経験があるのが、大きな強みです。

これからも成長していける、真似されない、取って変わられることないという部分は面白くもあり、大きな魅力だと思いました。


ー その他に、RECEPTIONISTの良さだと感じた点を教えてください。

SaaSといっても、蓋を開けてみると、実はすぐに解約されていたりとか、ユーザーに支持されていないと感じるものも、残念ながら見受けられるんです。

代表が面白い、売り方も上手、でもそれだけだと継続して使ってもらえないのがSaaSの難しさです。

RECEPTIONISTが提供するSaaSが、解約率が低くずっと使われてるということは、ユーザーに支持されるように作り、ユーザーからの改善提案に対して、真摯に改善して、提供し続ける体制があるということでもあります。

真弓さん(COO)・亜成さん(CTO)がリードする、モチベーションの高いCSや開発の組織があるところはとても魅力に感じました。

橋本さんのオリジナリティーと、 しっかりサービスを作り上げてきて、支持されてきた強さ、そして、コーポレートも安定した人材がすでにいる。

そこに既にCFOがいたら、僕が活躍できる余地は少ないですけど、ちょうどCFO募集がされていた。

細かく言えばもっと組織としてやるべきことはたくさんあると思うんですけど、RECEPTIONISTは色々な魅力がもうすでにある会社で、足りないパーツはある意味CFOだけだなだと感じ、入社を決めました。


IPOを目指し、伸ばしていける組織体制を創る

ー 川村さんの役割と、これから取り組んでいかれることを教えてください。

大きなテーマとしては、RECEPTIONISTはIPOを目指してるので、その上場をより良い形で実現させることと、そして上場してからさらに中長期的に成長することの両方を目指しています。

監査法人や主幹事証券会社など、様々なステークホルダーと良好な関係性を構築して、その期待に応えながらちゃんとアウトプットを出すことが基本的な役割になります。

より多くのステークホルダーに、RECEPTIONISTはいい会社だってわかってもらえるような動きをしていきたいなと思ってます。

また、数値管理の改善にも取り組んで、より精緻に事業と組織を伸ばしていく体制を作っていきたいですね。


ー これから挑戦したいことを教えてください。

すでにサービスは様々な企業にご利用頂いており、業界でも高いポジションを獲得しつつある一方で、さらに成長していくことも求められています。

今までの延長線上だけではなく、角度を変えた提案など、会社の非連続的な成長にも寄与できるようにしていきたいです。

ー 川村さん、ありがとうございました!

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