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SESの悪い噂を片っ端からかき集めて検証してみた ~RayD解編~

こんにちは!RayD入社10か月目の現役SE兼採用アシスタントのなかのです!

今回はネット上で書かれているSESの悪い噂をかき集めて、RayDとしての見解をかいてみました。
早速本題に入りたいところですが、恐らく私の主観的な見解も入ってくるので、SESの何を知ってるんだ!とならないよう、少しだけ私のプロフィールを書かせていただきます...

年齢:28歳 社会人経験:5年目 IT業界:5年目 転職回数:1回(現在2社目)
前職:某SIer(東証一部上場)のSE
現在:昨年末でお客様常駐案件の任務を終え、現在は受託案件を行いつつ、現役SEとしてエンジニアになりたい皆様にリアルな体験談をお伝えする役割を担当中。ちなみにSNSや社内イベント企画など、広報のお仕事もしてたり…色々やってます。

要約すると、エンジニアを受け入れる側とエンジニアとして受け入れてもらう側、それから大手企業とベンチャー企業、どちらも経験済の立場から物申します!笑

では本題に…

1)SESを行っている会社は違法な契約(偽装請負)をしているケースが多い

⇒まず、この記事を見ている方の多くはIT業界未経験だと思うので、そもそも質問自体がよくわからないかもしれませんね!
ざっくりと解説しておきます。

SESとはシステムエンジニアリングサービスの略で、簡単に言うと、お客様に技術者を派遣するサービスの事です。その際に、法律上の契約形態が3種類あるわけです。

・準委任契約(SES)
・派遣契約
・請負契約

これらの契約の1番の違いは、作業指示を出す権利(指揮命令権)を誰が持つかという点です。
SESでグレーだとか、違法だとか言われている部分もこの点で、契約上、作業指示を出すべき人と、実態が異なっているケースがあるようです。契約と実態が異なることも問題ですが、そのことによって、契約外の仕事を頼まれたり、残業や休日出勤を頼まれたり、そして立場的にその依頼を断れなかったりすることが、よりグレー…というよりブラック?なイメージを助長させているようです。

この点に関して、当然ですがRayDでは一切グレー、もしくは違法な契約はしておりません!!
現在、このような会社は減ってきてはいるようですが、少なからずブラックな会社もあるようです…そのため、会社による、というのが正直なところです。

また、これまでの経験の中で感じたことは、クライアント、ベンダー関わらず、プロジェクトの管理者になる立場の方々でも稀に上記のような法律上の区別や条件などの知識がない場合があるということです。知らないというのは論外ですが、そもそも知ってないと守れないわけで...

RayDでは今年の4月に一般派遣事業許可を得ています。これは、きちんと社内に労働者派遣事業に対する知識を持っている人がいるということを表します。また、営業は現在3名ですが、上記も含めた契約内容においての知識は習得していますので安心してください!

2)多重下請け構造で給料があがらない

⇒こちらは所属する会社によると思います。結局、下請け構造にかかわらず、所属する会社の評価制度や昇給制度によるので、一概に上がらないとは言えません。RayDでは、エンジニアとしてだけでなく、社会人として、人として成長した部分など、個人個人で評価をしていくので、努力すれば努力した分だけ評価され、昇給に繋がっていきます!

3)常駐先企業がコロコロ変わる

⇒これについては、実際どのくらいの頻度のことをコロコロというのかわかりませんが…RayDでは本人の希望と反して案件を変えることは基本的にないです!!
(普通のことですが毎日遅刻するとか仕事中眠るとかは退場になってしまう可能性もあります。が、RayDの社員は皆さんちゃんとお仕事は真面目なのでいまだに見たことはないです。)

RayDでは、案件の選定時に、目標や身に着けたいスキルなど、それぞれの思い描くキャリアパスについて必ず代表と会話をします。そして、本人が無理なく、また確実に成長できる案件にトライしてもらいます。実際、契約如何にかかわらず、本人が一つのシステムを作り上げるまで案件に携わりたいという希望があれば可能な限り同案件で頑張ってもらっていますし、一方で、今の案件からステップアップしたいなどの希望があれば、本人の希望に沿う案件に入ってもらっています。

4)エンジニアとしてのスキルを伸ばしづらい

⇒こちらも会社による、が回答です。3で記載したように、RayDでは、それぞれのレベルや目標に合わせて案件の選定をしていきます。

5)一生テスター説

⇒これも会社によります!が、RayDではそれはないと3で記載した通り。希望すれば別ですが、RayDには向上心のない社員はいないので、実績はありません!

6)常駐先企業に当たりはずれがある

⇒これはあるかもしれません。何を以って当たり外れとするかが明確でないので何とも言えませんが、どれだけ営業時にしっかりとヒアリングして、面接時も雰囲気を見て、とやっても、実際本人が現場に行ってプロジェクトの雰囲気になじめなかったり、誰かのミスで急に忙しくなって残業続きになったり、ということは起きます。これは、プロジェクトが日々進行していく中で仕方のないことかと思います。RayDとしては、当然ながら3でも述べたように、社員が常駐する案件については精査して本人と相談の上決めていますが、本人が続けられそうにない場合はすぐに相談できるよう、日々密にコミュニケーションをとる(LINEとかSlackとか)ことで対応しています。

7)帰属意識がなくなる

⇒これも会社によると思いますが、やはりお客様先に常駐していると中々自社に帰れず、社員同士の関係性も軽薄になりがちではあります。そのため、RayDでは、月に1回「帰社日」を設けて、仕事後に社員の皆に帰社してもらっています。内容は、新入社員の紹介や技術共有、懇親会(飲み会)など。強制ではないのですが、仕事の都合により参加できないという人はいるものの、帰社率は平均8割を超えています。そのほかにも、社内イベントなどを開催していて、やはり参加率は高いと思います。
社員同士の仲が良いので、今のところ、この問題はRayDでは起きていないです!

8)常駐先で困ったことがあっても相談できる人がいない、もしくは相談しても取り合ってもらえない

⇒こちらは6で述べた通りです。大きい会社では、やはり営業の方が何人ものエンジニアさんを担当して派遣するので、こういった問題も起きるようですが、RayDでは営業担当だけじゃなく先輩たちもついているので全く関係ないお話です笑

9)プロジェクトの一部にしか携われない

⇒これは案件によると思います。開発だけ、テストだけ、といった案件もありますが、設計から開発まで、要件定義から設計、開発管理までなど、案件によって様々なので、何とも言えません。基本構想からシステムのリリースまで一部始終携わりたいのであれば、自社サービスのほうが可能性は高いと思います。

10)オファーがあった常駐先の現場は断れない

⇒こちらも3で述べた通りです。現に私も契約更新のオファーはありましたが、代表に受託の案件に参画したいという希望を出して、オファーを断っています!

▼最後にコチラ

11)社内開発の仕事に転換(転職)できない

⇒この問題が指摘される所以は、これまでに書いてきた、希望の案件に入れなかったり、ずっとテスターをさせられたりという事態が、エンジニアのスキルアップを妨げて、結果社内開発をできるほどのスキルがついていないというところにあると思っています。
結論から言うと、RayDではむしろ逆です。将来的に、自社サービスの提供や、受託案件の拡大をしていきたいと考えているので、今、社員の皆には色々な案件に入って技術力を高めてもらいたいという狙いがあります。そして技術習得後は自社で一緒に仕事をしたいと思っています!

SESには様々な噂がありますが、私もRayD入社前は大体同じようなイメージでした。ですが、入社して感じたことは、SESを行う会社の考え方によってメリットは存分にあるということです。IT業界でリスクを最小限に抑えた事業をしたいなどの思いでSESを行っている会社は上記のような問題が多発すると思います。でも、社内開発を行うために、いち早くスピード感を持って、幅広く、また確固たる技術力を磨くには、短期間で多種多様なシステム開発に携われるSESは非常に有効的だと思います。実際、私が某SIerにいた3年で経験したプロジェクトは、大型案件だったが故にたったの2件です。人手不足で要件定義や顧客折衝、設計、PL補佐などマルチに仕事をしていましたが、これといって自信の持てるスキルはつきませんでした。この経験を踏まえると、むしろRayDに未経験で入社してメキメキと実力をつけている皆を見ると少し羨ましくもあります…

RayDでは、社内サービスができるぐらいの技術力を早く身に着けてくれ!というのが一つのテーマですが、個人的に代表の言葉で忘れられない一言があったのでそれだけお伝えします。

“万が一この会社がつぶれても自分の腕一本で食っていけるぐらいの人材に育てたい

代表には表に出さない裏ミッションがあるようです笑

いかがでしたか?RayDの事業について少しでもお伝え出来たなら幸いです。

この他にもこれはどうなの?こんな噂って本当?など、疑問がある場合は是非、カジュアル面談でお話しましょう!

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