こんにちは。
ラナデザイン新卒アシスタントデザイナーの花井美紀子です。
今回は納会のお話をしようと思っていたのですが、スケジュールの都合上、次号に持ち越すことになりました。
ラナの納会とは、年に2回行われ、ラナユナイテッドの社員が組織の垣根を越えて集い、
その年の業績や反省、今後の方針、抱負などについて話し合われる会です。
会自体が2部構成になっていて、前半は上記のような内容で行われ、後半は毎年趣向を凝らした何かしらのイベントが開催されます。詳しくは1月号でご紹介します…!
納会の代わりに、今回も案件のお仕事についてお話しさせていただきます。
『ロゴ制作のお仕事について』
今回はロゴ制作についてです。
弊社でサービスやサイトのブランディングを行う案件が多々あるのですが、その中のロゴの部分のみお声がけいただき、参加する機会があります。
ロゴの制作フローとしては、
・情報の読み込み、収集、業界研究
↓
・アイディア出し、制作
↓
・フィードバック
↓
・研究
↓
・制作
↓
・フィードバック
↓
…
というように研究→制作→フィードバックを繰り返し、
徐々に方向性を絞りながら、コンセプトと美しさを洗練させていくかんじです。
このフローをやっている中で何度もあったのが、修正完了!と思ってても、いざ会議の直前に確認すると「なんかこの文字だけ太くない?」などと思い始め、焦ってそれをその場で直して「もう大丈夫!」と思っても、数日後に見ると、「なんかこの文字だけ下がって見えない?」とか、だんだん詰めの甘い所が見えてくる現象でした。とても悔しいので、パッと全部気付けるようになりたいです。
メンターの麻生さんや先輩デザイナーの皆様の、沢山のフィードバックのおかげで、私の提出した案が採用されたこともありました。ページ内の様々な部分に自分の制作したロゴがレイアウトされていて、不思議な気持ちになりました。
上長との面談で、ロゴ制作が楽しかったというお話をした時に、「ロゴ制作は何が楽しかった?」と聞かれ、その場で過程を振り返って、「皆さんに沢山のフィードバックをいただいて、それを私の案がどんどん吸収して、雪だるま式に良くなっていくのが楽しかった。」と申し上げました。
実際1人では手書きから形にする段階で、完成品の肝になるデザイン要素をおさえられていなかったので、先輩方の経験と感覚から成るアドバイスが無ければ、あのロゴは出来ていなかったと思います。貴重な経験になりました。フィードバックをくださった皆様、ありがとうございました。
Hanai's Design Note
今年は就職してお金もいただけるようになったので、画集や写真集を結構たくさん買っちゃいました。汗
画集や写真集は大体分厚いので、重みで棚の板が歪んできました。折れないかドキドキしています。
こちらが今年買った本たちです。
Mark Adamsさんの水彩画や、Joel Meyerowitzさんの写真など、どことなく静かで空気を感じる作品が好きです。
美術関係の本にはありがちですが、既に絶版になっていて価格が定価の6倍くらいになってるものもありました。私自身は財布の紐が硬く、かなり吟味して買っているので買った本を売るつもりは全くないのですが、きっとこの本は再販されない限りこれからも値上がりするんだろうなと思い、何と言いますか、、美術の価値ってすごいな、、と改めて感じました。
以上花井日記12月号でした。
次回予告『☆納会について☆』
\\ 来月もよろしくお願いします //