ラナに転職して2年ほど経ちました。アートディレクター/デザイナーの秋山です。
ラナに入社を決めた理由
前職は紙媒体とWeb、半々ぐらいの割合でデザインをしていて、元々グラフィックに興味があったので、転職を考えた時に次は紙媒体を中心に制作できるデザイン会社にしようと考えていました。
そんな中、Webデザイン会社なのにグラフィカルなデザインをするラナデザインの存在を知り、Webでも自分のやりたいことができるかもと、ラナデザインへの転職を決めました。
実際ラナに入ってやった印象的な仕事
Webデザインをとことんやるぞと意気込んで入社したのですが、結局、Webだけでなく紙媒体や暖簾(!)などのサインや広告など、様々な媒体の仕事をしています笑
今までに経験のない案件ばかりでとても新鮮なので、結果的には良かったですね。
仕事によってはデザイナーではなくアートディレクターという立場でディレクターやデザイナー、エンジニアなどと一緒に仕事をすることになります。自分一人では作れないものが出来上がっていく時は感動的です。
ラナに入ってから今まで、印象に残っている仕事をご紹介します。
▼MCデジタルリアルティ
https://mc-digitalrealty.com/
グループ会社のRaNa extractiveのフロントエンジニアの藤井さん(現在、独立されています)と取り組んだ仕事。メインビジュアルの演出にこだわりデータベースの流れをビジュアル化しました。
▼医療脱毛リゼ 交通広告
広告・クリエイティブの専門誌『ブレーン』の企画でご縁をいただき、東京メトロ車内に掲出する広告を制作。
脱毛の効果をわかりやすく伝えることはもちろんですが、センシティブな話題で、公に語られることの少ない脱毛をより身近なものとして感じてもらえるような表現を目指しました。
Twitterなどで広告を見た方の反応を見れたことも印象的です。
交通広告は多くの人の目にとまるパブリックなもの。広告を見た人が面白いと感じ、身の回りのものから黒い部分を抜いてみたらどうなるだろうと想像してもらえればうれしいです。
▼湯の浜ホテル
Web、暖簾、パンフレットのアートディレクションを担当しました。
https://www.yunohama-hotel.com/
各ツール、3人のデザイナーに依頼し、ホテルのトンマナに沿いながらも、それぞれのデザイナーの魅力が現れたと思います。
Webやパンフレットで使用されている写真はよく仕事をご一緒にする尾鷲陽介さんです。
▼SHISEIDO THE TABLES 特別メニュー五季膳 お品書き
デザイナーとして携わった案件です。
箔押しにこだわり、店舗の雰囲気にあった高級感のあるメニューを制作しました。作字や印刷など、細部にまで丁寧にデザインできた仕事です。
アートやデザインにふれやすい六本木オフィス
国立新美術館が近いこともあって、デザイナー同士でよく好きなアーティスト、デザイナーの話をします。
僕はマーク・ディオン、クリスチャン・マークレー、冨井大裕、中野豪雄、Studio Lernert & Sander、今和次郎、ルネ・マグリット、デイビット・ホックニー、トム・サックス、ヴォルフガング・ティルマンス、赤石隆明が好きです。(学生の時はルネ・マグリットの研究をしていたので、作品解説などできます!)
即物的だったり、二次創作的だったり、無駄なものがそぎ落とされた作品(そうでない作品が入っているけど)が好きで、自分が作るものもどちらかというと、そういう傾向があると思います。
特にマーク・ディオンはなんかめっちゃ好きです。
アートプロジェクト自体にも関心があり、以前、個人的に国立奥多摩美術館(こくりつではないです……)というアートプロジェクトにも参加していました。
今後アート関係の仕事ができたら嬉しいです。
六本木を盛り上げるような仕事をしてみたい
去年、六本木オフィスに移転したこともあり、六本木自体を盛り上げるようなイベントに関わっていきたいなと思うようになりました。
六本木アートナイトもその一つですが、それ以外にもギャラリー、美術館、商業施設やイベントスペースで日常的にイベントが催されていて、僕も自分のできることを活かして何か役に立てないかなと考えています。
さらに自分が働いている環境に貢献できるような地域性を重視した活動がラナデザイン主導で発信できたらいいですね。
株式会社ラナデザインアソシエイツでは一緒に働く仲間を募集しています