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君にだけコッソリ伝授!入社後に「コイツ、デキる…!」と思われるコツ6選

目次

1. ①【すぐやる法則】上司に指示されたことを即実行する
2. ②【初回インパクトの法則】スタートダッシュをMAXで切る
3. ③【特異性信用の法則】みんなと同じルールで結果を出した後、自分の意見を述べる
4. ④【スポットライトの法則】重要な場面を見極め、入念に準備する
5. ⑤【ポジティブの法則】返答を肯定表現にする
6. ⑥【結果思考の法則】求められている結果から逆算する

「入社したあと、上司に『コイツ、デキる…!』って思われるコツみたいなの、ないですかね?」

すでに就職先が決まった学生もいるであろうこの時期、そんなお茶目な質問が、たまに届く。

「そんなものない!地道にがんばるしかない!」と言いたいところだが、実は、ある。

今回、君にだけコッソリ伝授しよう。だいたい、どの会社でも使えるワザだ。
ただし、表面的にやっても意味がないぞ。ぜひ、実践しながらホンモノの実力を身につけていってくれ。

①【すぐやる法則】上司に指示されたことを即実行する

まず、上司に指示されたことをすぐこなして完了報告をするだけで、その上司はあなたのことを「デキる」と思うだろう。

「そんな単純なことで?」と思うかもしれないが、本当だ。
なぜなら、どの上司でも、自分が望んでいたことから順に事が進めば嬉しいからだ。

これは、ちょっとした事でも良くて、たとえば備品の購入やお店の予約など、どんなことにも当てはまる。
あなたがそれを実現してあげたのなら、その上司はあなたに御礼を言い、褒めるだろう。
スピーディーにこなせばこなすほど、「コイツ、デキる」と思われること間違いなし!

ただし、あなたに溜まっている作業内容をその上司がすべて把握しているとは限らないし、あなたに作業を依頼してくる上司も一人ではないだろう。
どの作業を優先させるべきかは、さすがに入社したばかりのあなたには判断できない。

不安に思う場合は、「現在、私が行っている業務はこれですが、どちらを優先して進めればよろしいでしょうか?」と訊くようにしよう。

②【初回インパクトの法則】スタートダッシュをMAXで切る

「印象というものはすぐ決まる。そして、印象が変わるのには時間がかかる」という心理法則がある。

ここに大きなヒントが存在する。

この法則に基づくならば、入社したばかりのあなたにとって最も効果が高いアクションは、「初回インパクトを最大にすること」だ
もっとわかりやすく言えば、「スタートダッシュをMAXで切ること」。なぜなら、最初の印象は持続するからだ。

たとえば、とある企業の営業部に、新卒としてAさんとBさんが入社したとしよう。
そして、上司に「最低でも1日20件くらいは営業電話かけるようにしようね」と言われたとする。

Aさんは、言われた通り、毎日20件だけ電話をかけ続けた。
それに対し、Bさんは、初日にいきなり100件電話をかけ、その後、架電ペースが落ちる日はあったものの、なるべく目標値以上の行動量を心がけた。

このとき、上司に「コイツ、デキる」と思われるのはどちらだろうか?

もちろんBさんだろう
なぜなら、初日に「コイツ、いきなり100件って。すごいわ」と上司の度肝を抜かせたからだ。

長い社会人人生、いつか全力で頑張らないといけない場面が必ず来る。であれば、それは初回(=入社してすぐ)をオススメしたい。
初回インパクトを大きくすれば、その印象が持続するからだ。

ちなみに、この法則は顧客サービスにも当てはまる。

たとえば、サービスに触れてすぐに効果を実感したお客様と、1ヶ月後にようやく効果を実感したお客様であれば、仮に効果の総数は同じだった場合でも、前者のお客様の方がそのサービスに好印象を持ちやすい。

始めてすぐに効果を実感できたというインパクトが、後になるまでずっと残っているからだ。

③【特異性信用の法則】みんなと同じルールで結果を出した後、自分の意見を述べる

あなたがすでに優秀だとしても、「特異性信用」という概念は押さえておいたほうがいいだろう。

仮に、新人のあなたが、入社した会社のやり方に不満があるとする。
そして、見るなりすぐに「そのやり方じゃなくて、こっちのやり方の方が全然イイっすよ」と言ったとしよう。
当社では、こういう意見もウエルカムだが、多くの会社ではすんなり受け入れてくれないだろう。

それはなぜだろうか?

逆に考えてみよう。
たとえば、あなたが何年も働いたアルバイト先の飲食店があるとする。
来る日も来る日も手が痛くなるまでフライパンを振り、店長と一緒にメニューも考えた。

翌日、新人スタッフが入ってきてあなたに一言。
「そのやり方じゃなくて、こっちのやり方の方が全然イイっすよ」

どうだろう?素直に聞ける人もいるかもしれないが、多くの人はカチンと来るのではないだろうか?

では、話を戻そう。

あなたがどこかの企業に入社したとして、あなたの意見が一気に受け入れてもらいやすくなるコツがある。
それは、「みんなと同じルールで結果を出すこと」だ。

これが、どんな上司にも有無を言わせない、誰もが認めざるを得ない信用を勝ち取る方法だ。

まず、所属している集団のルールに従って信用を勝ち取れば、あなたの言動の許容範囲が一気に広がる。これを、心理学用語で「特異性信用」と呼ぶ。

先ほどのバイトの例でいうと、いきなり不満をぶつけるのではなく、まず、そのバイト先で教えられたやり方に従って働き、売上や客数を伸ばすなどして認められてから自分の意見を述べていたら、聞いてもらえる度合いがまったく違っただろう。

人は理論以上に、感情で動く。「何を言うか」以上に、「誰が言うか」が大きくなる。

まずは、みんなと同じルールで周囲をアッと言わせ、「特異性信用」を手にしてから意見を述べてみよう。

「コイツ、デキる」と思われるはずだ。

④【スポットライトの法則】重要な場面を見極め、入念に準備する

働いていると、スポットライトがあなたに当たる瞬間(=あなたが注目される瞬間)というのが必ずある。
重要なのは、そのシーンの準備を念入りにやっておくことだ。

普段、どれだけがんばっていても、あなたにスポットライトが当たっているときにオロオロしたら、「大丈夫かな?ちょっと心配だな」と思ってしまう上司もいるだろう。こうなると、非常にもったいない。

では、スポットライトが当たるときとは、いつだろうか?
具体的には、社内だと、会議での報告・成果発表や、説明・ロープレ会。社外だと、お客様との商談や、イベントでのスピーチなどだ。

私の場合でいえば、入社して何年も経った今でも、会議前は、説明用の資料を作ったり、自分が喋るべきことを細かくメモ帳に書く。
ぶっつけ本番だと、うまく簡潔にまとめる自信がない。自信がないから準備するのだ。

スポットライトが当たる瞬間だけは、前もって準備し、気を抜かず、質を高く保つ努力をする。
良い意味で、適度な緊張感を保ち、ピンと気を張っておく。

普段はスポットライトが当たっていない作業時間の方が圧倒的に多いし、気を休めるのはそのときで良いのだ。

また、仕事にメリハリをつけることも重要だ。

たとえば、営業であれば、見込みが薄い案件も、見込みが濃い案件も、どちらも80%の力でやるよりも、見込みが薄い案件は40%、見込みが濃い案件を120%の力でこなし、重要な局面こそ、どこまでも準備した上で、確実に契約を勝ち取るといった具合だ。

キメるときにキメる。力の入れどころと時間の使い方にメリハリをつける。

入社したばかりのあなたも、それを意識するだけで、次第に「コイツ、デキる」と思われるはずだ。

⑤【ポジティブの法則】返答を肯定表現にする

入社後、研修等が終わったら、さっそく上司から様々な仕事を頼まれるだろう。

もちろん、依頼内容によっては、未経験のことや、自分の知識・技能を超えたこと、抱えている作業がいっぱいですぐに手をつけられないことなど、難題であることも多い。

大事なのは、そのときのあなたの返答の表現だ。

「〜だからできません」というネガティブ(否定)な表現ではなく、「〜すればできると思います」というポジティブ(肯定)な表現を心がけてみよう。

「ネガ→ポジ変換」表現ビフォーアフター例

△「やったことがないのでできません」

◎「やったことはないですがチャレンジしてみたいです!」

△「知らないのでできません」

◎「その分野の知識はまだ浅いのですが、面白そうなのですぐ勉強してみようと思います!」

△「今、すごく忙しいので、その作業は来月までできません」

◎「良いアイデアですね!今の仕事を終え次第着手すれば、来月までにできそうです!」

どうだろうか?
状況に変化はないが、表現がネガティブかポジティブかで、相手が受ける印象がまったく違ってくるのだ。
(もちろん、声のトーンも、明るく元気な方が良いのは言うまでもない。)

常にポジティブな表現を心がけていれば、人も仕事も自然と集まってくるぞ。

「できない理由」ではなく「できる方法」を一緒に模索しようとする人は、間違いなく周囲から「コイツ、デキる」と思われるはずだ。

⑥【結果思考の法則】求められている結果から逆算する


社会人は、結果が求められる。

当たり前のように聞こえるが、それでも、先日まで学生だった新卒社員にとっては、最初にとまどうポイントだろう。

社会人でなければ、もし結果が出ていなくても、「自分なりにがんばった」とか「忙しかったから」という理由で、それなりに乗り越えられたかもしれない。

しかし、社会人からは、どの企業に入社しても、例外なく「結果」にフォーカスしなければならない。

営業であれば、数値目標を「達成した」か「していない」か。
制作・開発業務であれば、予定通り「完成した」か「していない」か。

結果ベースで会話が始まり、できていない場合は、ボトルネックの発見と、解決策の考案と、スピーディーな実行が求められる。

もちろん、努力もプロセスも重要だ。だが、それらは結果を出すための手段である。思考は、常に結果から始める必要がある。

では、どうして社会人は結果から考えなければいけないのだろう?

それは、「お客様」がいるからだ。

たとえば、あなたがハンバーガー屋さんで、チーズバーガーを注文したとしよう。
15分待っても、30分待っても、チーズバーガーが来ない。

あなたは店員に「まだですか?」と訊くだろう。

そのとき、店員に「今すごく忙しいんですよ!自分なりにがんばってるんですよ!」と言われたらどうだろうか?

おそらくあなたは、「いや、事情は知らないけど、とにかくチーズバーガーがずっと来ないんだけど…」と思うのではないだろうか。
これがお客様の視点だ。

企業とお客様の関係は、「結果」ベースでなければ成立しない

だから、たとえば会社の会議で、あなたが求められている「結果」から逆算して話すことができれば、(仮に営業なら、「目標まであと○円で、それを到達するために、Bランク以上の見込みをあと○件獲得。その方法として…」というように、結果から逆算した、目標に到達するまでのアクションプランを発表するなどすれば)、「コイツ、デキる」と思われるはずだ。

以上が「コイツ、デキる」と思われるコツ6選だ。入社したらさっそくやってみてくれ!

…と言われてもすぐできないこともあると思うので、結局は経験だ!がんばれ!

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