初めまして、SREエンジニアを担当している宮本です。ラクマ事業部では、Rakuma Developer Meetupと言うTECH なLT会を月イチ程度でゆるく開催しておりまして、おかげさまで16回目を迎えています。発表してもらう内容は、Ruby/Railsの話からアプリ、デザインやチーム運営の話などTECHだと思える話ならなんでもOKなスタンスで運営を行っています。
今回はそんなラクマの内部イベントをご紹介したいと思います。
マネジメントについて調べたことの共有-1on1編
今回、生まれて初めてエンジニアリングマネージャーになった彼が、1on1を行う上で、自身でインプットした内容を紹介してくれました。
他社の事例を交えながら最後には以下のコメントで締めくくってくれました。
1on1はマネジメントのトピックではあるけど、どちらかというとマネジメントされる側のためのもので、振り返り、フィードバック、障害解消、悩み相談、などいずれもマネジメントされる側の成長のために話し合われるトピックですね。1on1をスケジュールが入っているからと言って形式的にこなすだけでなく、ぜひマネージャとも話し合い、より良い1on1にするにはどうすれば良いか考え有効的に活用していけると良いなと思います。
自分もマネージャーとして1on1をやっていたことがありますが、諸先輩方のスタンスを引き継ぎながらやってました。彼のように情報をきちんとインプットして実践に挑んでいるのは素敵だなと感じました、きっと良いマネージャになると思います。期待!
自作OSのススメ
最近、空前の自作/低レイヤーブームが来ており、発表してくれた彼もその波に乗っかっていて、自作OSを作った経験を語ってくれました。
普段使っているPCがどんなプロセスを踏んで動いているのか改めて理解できたので、非常に楽しかったとのことでした。
また発表の中に『30日でできる!OS自作入門』の紹介があったのですが、同じ書籍を持っている人が多かったり、この話を聞いてトライしてみたいと言った感想が多かったので、自作/低レイヤーブームが本当に来てるんだなと改めて実感しました。
残念ながら自分はまだその波には乗れていません。
Lights and Shadows in Code Review
このセッションではコードレビューについて発表してくれました。
コードレビューを行うことで、コードの品質が上がったり、ナレッジトランスファー (知識の伝達) ができるLights(光)がある反面、過激なコメントやこだわりがある故に議論が加熱するShadows(闇)が背中あわせに存在し、それを補うためには以下の心がけが必要とのことでした。
- Kindness(優しく)
- Politeness(丁寧)
- Gratitude(感謝の気持ち)
自分が把握している範囲にはなりますが、ラクマでは闇を感じるコメントは受けたことがなく(鈍感なだけかもしれませんが)ラッキーなエンジニアライフを送っているわけですが、改めてお互い気持ちよく開発ができるように気をつけようと感じたセッションでした。
大規模スクラム(LeSS)に挑戦してる話
タイトルの通り、スクラムに関する話になります。
一般的に、スクラムでは6±3人が良いと言われているが(諸説あり)、彼が所属しているチームは6月時点でエンジニアが10人以上になり、今後にさらに増員されるので、今のうち基盤と固めるため実際にトライした内容を発表してくれました。
引用元: https://less.works/less/framework/introduction
実際に試してみて、教科書通りのスクラムはやっぱり難しかったようで、多少アレンジしながら、目的(=人数が増えてもアジャイル開発をやっていく)を見失わないように運用していたようです。あと振り返りを行いながら改善していく事が重要だったようです。
発表の後、プロダクトマネージャーからも質問があり、非常に参考になったようです。
エンジニアの数もどんどん増えているので、今後、大規模スクラムが他のチームに導入される日も近いかもしれません。
終わりに
今回はこんな感じの内容でした、また次回開催できたら、どんな内容だったか、また教えますね。
ではでは〜!