プロを育てるノウハウがある。だから未経験者を採用します

ラクスパートナーズは、企業向け経費精算システム「楽楽精算」などを手掛けるラクスの人材サービス部門が分社化し、誕生したITエンジニア専門の人材派遣会社です。2018年の創業以来、ウェブ開発やクラウド、機械学習など成長著しい技術分野に特化し、数多くの企業にITエンジニアを派遣してきました。そんなラクスパートナーズに入社する人材の約92％は異業種から転身した業界未経験者。ここではじめてITエンジニアになった人たちが大半を占めているにもかかわらず、その多くが日本を代表するインターネット企業で活躍しています。なぜラクスパートナーズのITエンジニアは確実な成長ができるのでしょうか。教育と支援を担当する取締役の森大介に話を聞きました。

取締役　森 大介
大学卒業後、大手生命保険グループの情報システム会社、ベンチャーのWeb開発会社でITエンジニアを経験。2010年3月、ラクスに入社し、Webエンジニアとして従事した後、ITエンジニア採用の責任者に抜擢される。その後、ITエンジニアの育成やキャリア支援を行う人材開発部の責任者として、ラクスパートナーズの立ち上げに貢献。現在はITエンジニアの育成を担う部門長として、就業後の支援を行うキャリアサポートチームを率いている。

エンジニア志望者は意欲重視。資質を見極め採用します

——ラクスパートナーズはどのような会社ですか？

ITエンジニアをインターネットサービスの運営やソフトウェア開発を行う企業に派遣するビジネスを提供している企業です。バックエンド・フロントエンド開発、サーバ・ネットワーク構築、機械学習、QA（品質保証）に特化した人材を送り出しています。

——ITエンジニア派遣にもさまざまなタイプがあります。ラクスパートナーズの特徴を教えてください

いくつかありますが、まず真っ先にお知らせしたいのが、当社に在籍しているITエンジニアはすべて当社の社員であり、採用にあたっては業界経験を問わないことです。

——なぜ業界未経験者を採用するのでしょう？

ここ数年、業界全体でITエンジニア不足が加速しており、その傾向が今後も続くであろうと考えているのが一番の理由です。これから新卒者が減り続けるなかで、人材不足を解消するには、業界を越えた労働人口の移動が不可欠です。しかし残念なことにITエンジニアは誰にでもすぐにできる仕事ではなく、専門的な技術が求められます。そこで当社はITエンジニアになりたいという強い意志に加え、素養や資質を兼ね備えた人材を厳選。社員として雇用し育成する道を選びました。会社を挙げて異業種からの転身を支援し、業界が求めるITエンジニアを輩出する自信があるからこそ、新入社員の約92％が業界未経験者なのです。

——業界経験不問だとすると技術力の有無は問えません。どのような基準で採用の可否を決めるのですか？

当社が採用するのは、ただ漠然と「ITエンジニアになりたい」方ではありません。高く評価するのは、ある程度どんな技術に携わりたいかを決めており、巷にあるネット教材や技術書を活用して勉強し始めているような方。また、プロジェクトではさまざまな方々と接するため、協調性やコミュニケーション力も大事なポイントです。ITエンジニアになりたいという強い気持ちだけでなく、適性の有無を厳しく見ます。なぜここまで厳選するのかと言えば、育成期間を終え現場に出てからも継続して成長していただきたいから。応募時の技術レベルではなくポテンシャルを重視するのは、変化の激しい時代においては、自律的に学べる人材であることが大切だと考えているからです。そのため過去の経歴より、将来の伸び代に期待して採用の可否を決めています。

元ITスクールならではの実践型研修で早期立ち上がりを実現

——どのようにして業界未経験者をITエンジニアに育成していますか？　教育体制を聞かせてください。

応募の段階で、バックエンド・フロントエンド開発、サーバ・ネットワーク構築、機械学習、QAの中から技術領域を1つ選び、入社後は領域ごとの技術教育を受けていただきます。たとえば、バックエンド志望ならJava、インフラならAWSやLinux、機械学習は数学やAI、QAエンジニアであればテスト設計やテスト技法について、3カ月間にわたり集中的に学んでいただきます。

——3カ月間の研修で学べることは限られているのでは？

3カ月にわたる研修期間は、業界水準と比べるとかなり長いと言えますが、もちろんこの間に習得できるスキルは限られています。だからこそ、実務に沿った技術、知っておかなければならない技術を徹底的に深掘りしていただくわけです。当社はかつてITスクールを運営していた経験があり、技術教育のノウハウと実践的なカリキュラムのほか、指導力に長けた専任講師が在籍しています。そもそも学習意欲が高く、成長するであろう人材を厳選しているので、限られた期間でも一定水準以上の技術力が身につけられるのです。

——導入研修後は、どのような企業に派遣されますか？

派遣先は営業と相談しながら、その時々のニーズや当事者の適性や志向を踏まえ決定します。派遣先の企業、案件の内容はさまざまですが、現在は知名度の高いECサイトや自社サービスを運営している大手インターネット企業が少なくありません。成長著しいお客様のビジネスに触れながら開発経験が積めるので、ごく短期間のうちに派遣先の開発チームで重要なポジションを担うようになる方も多く、成長意欲が高く継続的な自己学習が苦にならない人にとって、これほど成長の実感が得られる環境はないと自負しています。

——お客様先に派遣した後もサポートが受けられますか？

もちろん派遣先で困ったこと、悩み事に直面した場合には、専任のサポート担当や営業担当が速やかに対処するので安心してください。また、ある程度当社で経験を積み、実績を挙げてこられたエンジニアであれば、キャリアチェンジ制度を利用して、これまでとは異なる技術分野に挑戦することもできますし、内勤のマネジャー職や人事担当として活躍する道もあります。もし家庭の事情などで当社から離れなければならなくなったとしても、当社の人材エージェント部門を利用すれば、他社への転職を斡旋することも可能です。やる気のある方、ポテンシャルを秘めた方への支援は惜しみません。

——どのような思いでITエンジニアへのキャリアチェンジを支援しているのですか？

2018年の創業当初、わずか260名に過ぎなかった組織を、わずか4年で約700名を擁する組織にできたのは、ひとえに経歴や肩書きにとらわれず、一人ひとりの人生と向き合ってきたからです。700名のITエンジニアがいれば、700名のキャリアパスがある。その思いは創業以来のポリシーであり、これからも変わることはありません。

ラクスパートナーズはあなたの本気を信じます

——今後の目標を聞かせてください

我々の社会的意義は「顧客企業を楽にする」であり、エンジニアを育成することで実現できると考えております。そのために採用にこだわり、育成に注力しております。エンジニアが成長し顧客企業を楽にすることでさらにスキルは磨かれ、そして多くの顧客企業との取引が生まれる、そういったビジネス循環です。

ですので、今後はエンジニアになって活躍したい、世の中のDX化に貢献したい、そんな想いを持った仲間を募集し、多くの顧客企業を楽にすると同時に、ラクスパートナーズで働くエンジニアが成長ややりがいを感じながら成長できる、そんな環境作りを強化していきたい思います。

——最後にITエンジニアへのキャリアチェンジに興味を持つ読者にメッセージをお願いします

ITエンジニアの成長がラクスパートナーズの成長の原動力です。これからも社会に埋もれた才能をひとりでも多く発掘することで、ITエンジニアには成長機会を、クライアントには業務負担の軽減というベネフィットをお届けしたいと考えています。もし業界経験こそないものの、ITエンジニアになるきっかけを求めているなら、ぜひ当社主催の説明会やカジュアル面談に参加してください。ラクスパートナーズはあなたの本気を信じ、ITエンジニアになるために必要な機会を提供します。