現在開発を担当している高木君は、RAKUDOに来るまでは、個人で少しアプリを作る勉強をしていたほぼ無経験。
その高木君が、この会社に来て4ヶ月。その間に、WebXRの「VR展示場」をほぼ一人で作って、公開するまでに成長しました。
その成長のストーリーをインタビューしてみましょう(写真は高校で数1Aしかやっていない高木君に複素数から初めて四元数を教える数学修士持ちのインタビュアー。この会社の多様性の象徴的風景)。
インタビュアー「どうして、プログラミングを勉強しようと思ったの」
高木君「大学で暇だったんです。ちょうど高校の時の先輩が、暇ならプログラミングやってみたら? って言われたので、はじめました」
インタビュアー「それで実際に触ってみた環境や言語は?」
高木君「最初はいきなりCでしたが三日でやめました。そこから、JavaScriptを触りはじめ、React Nativeなどでアプリを作ろうとしていました。あとUnityでARアプリを作ろうとしてたりとか」
インタビュアー「それで自分でビジネス始めようとしたんだって?」
高木君「そうなんです」
インタビュアー「すごいねえ」
高木君「だから就職もせずにフラフラしてたんです。で、いろいろ考えてちょっと何か作ってはお金を集めようとしたり、いろいろ情報収集して今自分が作ってるものではダメだなあ、と思って、別のことをやりはじめたりしてました」
インタビュアー「お金を集める難しさを知ってるのは偉いよ。それにちゃんとヒアリングして計画の問題点を自分で修正してる。絶対いい経験になるね」
高木君「そんなことをしてるうちに、人づてでRAKUDOに入りました」
インタビュアー「で、まずはアマチュア時代にやってたUnityとReact NativeをちょうどRAKUDOでも導入してたからやりはじめた、と。仕事でプログラミングしてみた感想は?」
高木君「ただただ難しかったです」
インタビュアー「特に大変だったところは?」
高木君「全部ですね」
インタビュアー「その頃のことは僕も覚えてるよ。関数の引数に値を順番に入れることにも苦労してたもんね。でも当時はコロナで全員リモートの時期だったから、助けが求めにくかったよね」
高木君「本当に大変でした」
インタビュアー「困ったときに助かったことは?」
高木君「リモートでも、オフィスに集まれるようになってからも、先輩が積極的にペアプログラミングしてくれたことですね。マルコスさんや、田中さん(注:インタビュアー。圧力はかけてない)にも」
インタビュアー「実はちょっと前までペアプログラミングもそんなに取り入れていなかったんだけど、あの頃からガンガンやるようになったんだよね。会社のビジョンの実現に必要なスキルの持ち主がだんだん集まってきたから、その知識の共有を進めたくて。VR展示場の時なんかは、みんな集まってペアプログラミングや、交代交代しながら軽いモブプログラミングみたいになってたね」
高木君「人のプログラミングの仕方を見て、一人では書くのが難しいところでも、ああ、こうやればいいんだ、と思える経験を何度もしました。かなり勉強になりました」
インタビュアー「VR展示場をリリースしてみて、どんな気分?」
高木君「すがすがしいですね」
インタビュアー「これからどんなことをやってみたい?」
高木君「自分でビジネスをやるのが今でも目標なので、営業などにも参加して、フルサイクルエンジニアを目指したいですね」
インタビュアー「頑張ってください。期待してます」