「TVCM戦略マーケティング実践型2days選考会」を開催しました！

こんにちは、RAKSULグループでHRBPを務めている大枝と申します。10月に実施したマーケティング領域の実践型2days選考会の開催報告です。

広告業界に一石を投じた「ノバセル事業」とは

RAKSULグループは、IT技術を活用して伝統的な産業の構造を変革し、社会に大きなインパクトを与えることを目指しています。その中で、広告領域でのチャレンジを行っている事業が「ノバセル事業」です。

RAKSULグループは約5年間でテレビCMに50億を超える投資を行い、その結果、売上を20倍に成長させました。この成長過程で得たノウハウをサービス化したのがノバセル事業です。従来、テレビCMはデジタル広告に比べて「高額」かつ「効果が見えにくい」という業界特有の課題がありました。しかし、テレビCMの広告効果を即時に可視化する「ノバセルアナリティクス」や、約5,000ブランドのテレビCM効果が無料で確認できる「ノバセルトレンド」を開発・リリースすることでテレビCMの在り方を変革してきた自負があります。

実践型2days選考会について

この選考会は、ノバセル事業が培ってきたノウハウを学び、2日間でアウトプットに挑戦するプログラムです。個別フィードバックを受けながら、実践的なマーケティング体験ができるのが特徴です。

※当日の流れを説明している場面

こんな方におすすめ

・大学などでマーケティングを専攻し、実際の業務を体験したい方

・インターンなどでマーケティングに携わり、さらに深く学びたい方

・広告業界に興味があり、特にマーケティングを軸に就活したい方

コミュニケーション戦略とメディア戦略の両輪を体験

選考会の内容

プログラムでは、「RAKSULのマーケティング担当者として、新規法人会員数を増やすための戦略を立案」します。対象プロダクトに対する顧客理解を深め、現状の課題を構造化した上で仮説を立て、価値を言語化し、目指すゴールから逆算して戦略を構築します。

コミュニケーション戦略

最初に必要なのが、コミュニケーション戦略です。広告代理店では「ストラテジックプランニング」とも呼ばれている部分で、誰の、どのようなインサイトを満たすために、何を提供するのか、その真価はなにかを明確にします。

ここでは、ノバセル独自のフレームワークを活用し、考え方を整理していきます。整理する際のヒントや考え方のコツを社員からお伝えし、メンターも伴走して、参加者をサポートできるようにしています。また、顧客解像度がすべての戦略の骨子になるため、それを深掘りするためのインタビューツールを提供し、仮説検証を存分に行える環境を整えました。

※学生の質問に対し回答しフィードバックをしている様子

メディア戦略

次に、確定したターゲットや目的に基づいて、テレビやYouTubeなど、どのメディアでどれくらい放映するのかを予算や推定効果からファネルイメージを予測して組み立てます。各メディアには、それぞれメリットとデメリットがあり、活用シーンにも特徴があります。それらをまとめた情報を参照しながらメディア戦略を構築していきます。

本来のノバセル事業では、テレビCMやYouTubeに限らず、デジタルマーケティング領域も提案しており、幅広い広告メディアを扱う稀有な事業です。

※参加者からのインタビューに社員が回答する様子

RAKSULグループCMO田部のマーケティング講義

2日目の夕方には、ラクスル株式会社上級執行役員グループCMO 兼ノバセル株式会社代表取締役社長の田部によるマーケティング講義が行われました。

グループCMOとして実施したマーケティング施策の成功と失敗を、印刷EC「ラクスル」の実例をもとに当時を振り返りながら解説しました。また、田部が考える「良いマーケティング」と「ダメなマーケティング」の事例紹介や、必ず押さえるべきコツ・ポイントを余すことなくお伝えしました。

※田部によるマーケティング講義の様子

最後に、田部や社員と気軽に話せる場として、講義後に打ち上げを用意しました。そこで学生のみなさんが田部に対して、気軽に質問や疑問を投げかけてくださっていたことが非常に印象的でした。

※最後の打ち上げ風景

参加者の声

・「マーケティングのフレームワークとインサイトを深掘りする大切さを学べました」

・「顧客解像度の深さがいかにマーケティングにとって重要かを理解できました」

・「供給側とユーザー側の両方の視点から抽象⇔具体で物事を見ていく必要性を知ることができました」

参加後の選考フロー

2days選考会を経て次のステップに進んでいただく場合、「複数の選考を免除し、ダイレクトに事業責任者面接」へご案内します。2日間を通し、メンター社員との密なコミュニケーション・フィードバックを通じて、実際に働くイメージを持っていただける機会となっていますので、ご興味のある方はぜひ次回開催にエントリーしてください。

※上記はすべての候補者に必ずしも当てはまるものではございませんのでご了承ください。