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僕たちは最高で最狂だ。 - SAKIYOMIメンバーに向けた公開社内報

どうも、「さくっと1,000文字で会社HPを作ってみる」、略して「1,000文字シリーズ」という狂った企画をひとりでやり続け、社内で「変な人だ」と思われ続けているSAKIYOMI人事責任者の樋田(といだ)です。


【理念】さくっと1,000文字で会社のHPを作ってみる。① | さくっと1,000文字で会社説明してみる。
「SAKIYOMIって、会社ページないですよね?」 「.........!?」 先日入社したばかりのSAKIYOMIメンバーにそう言われてハッとしたんですが、確かにSAKIYOMIはサービスサイトはあれど、まさかの会社のHPがないんですよね。盲点でした。 ...
https://www.wantedly.com/companies/radix-media/post_articles/484825


最近は割と空き時間が増えてきて、いろんなことを考えることが増えてきており。それを自分の中に留め、組織戦略に粛々と組み込んでいくというのも悪くないなあと思いつつ、どうせだったら日常的に考えていることを公開しておくことも何かしら意味があるんじゃなかろうかと思い、また筆を取ることにしました(まあ、つまり暇。)

タイトルにもしましたが、あくまでも社内報であり、まだSAKIYOMIに入っていない方を前提にはしていないので、社内用語が飛び交う可能性が往々にしてございますがそれはご愛嬌と思ってくださいませ。そもそも読んでもらえない可能性もあるけど。

ということで、最近のマイテーマである「僕たちは最高で最狂だ」について。

……それなにっ!?

いつの話だか忘れてしまいましたが、CS領域の責任者である下村を含め、よくわからない沖縄料理屋さんで夜ご飯を10人ほどで食べていた時のこと。会も終盤戦に近づき、話がバーっと盛り上がってきていた頃に下村から出てきたのがこんな言葉でした。

「僕たちって、なぜか自分たちのことを『最高で最強だ』って思い込んでいるじゃないですか。」

下村からすればなんの取り止めもない、ただ会話のプロセスの中に出てきた1つのワードにすぎなかったんでしょうけど、ぼーっと話を聞いていた僕の中で「バチっ」とハマった感覚がありまして。頭の中から離れなくなってしまったんですよね。

その日のご飯はそれで終わり、家に帰ってからもずーっと「僕たちは最高で最強だ」という言葉だけが反芻していて、それってなんなんだろうってことをひたすらに考えていました。

思索

僕がイノベーターとしてSAKIYOMIに入社したとき(当時はRadixという社名だった)から、そういった「最高で最狂だ」に近い思想はあった。入社したときから「周りの大学生よりも、圧倒的に僕の方がすごい」と盲目的な自信を持ち合わせていたし、おそらく僕の周りにいた他のイノベーターたちもそう思っていたんじゃないだろうか。

きっと、そうさせていたのは「超閉鎖的な空間」と「高密度に圧縮された時間」と「高次元に飛び交う概念」だったのかなあ。超閉鎖的な空間は排他的な感情を生みやすいだろうし、時間が圧縮されていると脳に叩き込まれる情報量が桁違いに多くなるので、わかりやすく成長曲線の傾きが大きくなるんだろうし、目の前の事物よりもより抽象度の高い「なぜお前は仕事をしているんだ?」「お前はなぜ生きているんだ?」「お前にとっての幸せとはなんだ?」という概念を考えていたからこそ、次元の低い話に対しての興味関心の度合いが下がっていっていく。

うん、きっとこれだ。

まだまだ会社として小さかったし、発展途上もいいところだったからこそ、そういったある種の思想をしっかりと持ち続けて行動していくのが正解だったんだろうなあと感じています。

二元論的に捉えがちな僕たちは、これから

ざっとここまでで1,300文字くらい。読み返さずともわかるのは「いや、やべえ奴らやん」「こわ」というややネガティブが混ざった感情。僕は1回会社を辞めて他の会社でも働いたし、フリーランスとして働いたこともある上で、もう1回SAKIYOMIに戻ってきているから、完全にプロパーで「ここ以外働いたことがない!」という子たちとはちょっと違う視点で見えるけど、まあそういう風にきっと僕らは見えている。

ですよね?エキスパートと中途パートナーたち。いやわからんけど。

ただ、最近のマイテーマ2を持った上で論を展開していくとするが、そこで「ネガティブ」な要素だけで会社を見つめてしまうと二元論者になってしまい、そこからの発展が生まれない衰退の一途をたどる悲惨な結末が生まれてしまうのだと思うのです。

そもそも世の中というものは、テーゼとアンチテーゼがあった際に、アンチテーゼ的な否定だけをするのではなく、そこにアウフヘーベンによって「プランC」を生み出すことによって発展してきました。これはみなさんが大好きなヘーゲルの弁証法の話ですね!

詰まるところ、ただの二元論者は否定だけに止まってしまう可能性が著しく高く、共に成長するという——SAKIYOMIが大好きな言葉を借りるのであれば「共創」するということから大きく逸れてしまうことになりかねないと僕は考えています。

僕は、僕が冒頭から言い続けている「僕たちは最高で最狂だ」と、この組織で働く全員が心の底から思えるような組織であり続けたいと思っています。ただ、これまでは盲目的にそう思い込むしかなかったところから、組織も大きくなり、SAKIYOMIやRadix以外からのエッセンスを持ったメンバーが増え、本当の意味で「最高で最狂」になれる瞬間を迎えられるんじゃないかと思っているんです。

でもだからこそ、みんなが納得感を持った上で「僕たちは最高で最狂だ」と声を大にして言えるように、今そうではない部分を1つずつ潰していきたい。

「ほら、こんなこともできてないやん。これじゃ最高でも、最狂でもないやん。」

ではなく、

「お、ここの課題を潰したら、もっと最高の組織であれるやん。」

と思えるような自分たちでありたい。

かなりトレンディなマーケットで事業展開ができていることに加えて、先人たちが少しずつ積み上げてきたものがあることにより、僕たちSAKIYOMIという会社は外から見るととても煌びやかに見えるそうです。でも、言っても事業は3年しか経っていませんし、Instagramという複雑性の高い商材を扱っているからこそ、内情はボロボロのところも散見されます。

そこをただ悪口を言うかのように、言い換えれば、アンチテーゼだけを唱えている自分たちにはなりたくない。みんな何かしらの目的を持ち、会社が進む方向性に共感し、きっと何かが得られるであろう可能性を感じてSAKIYOMIで働いているからこそ、自分のそのちょっとダサめなスタンスでその可能性を潰してはいけない。

「それはパートナーがやることでしょ」も至極真っ当な意見だとは思いつつ、この会社はパートナーのものでも石川さんのものでも、ともさんのものでもない。ここで働く僕たちSAKIYOMIメンバー全員で創り上げているものであり、僕たち全員が当事者意識を持つべきものだと考えています。

だからこそ、僕は「僕たちは最高で最狂だ」と心の底から全員が思えるような組織を創りたいし、みんなにもそう感じて日々仕事に取り組んでもらいたいです。

気が狂った集団であることは間違い無いんですが、それで今日まで前進して来れてしまいました。

きっと明日にはまたメンバーが入り、会社がちょっとずつ大きくなっていくでしょう。

僕たちが前進し続けることは、もはや止めることの方が難しいステージに突入しているのです。

そう、だから、ここにいるみんなで本当の意味で「最高で最狂な組織」を創り上げていけると確信しているんです。

だって、僕たちは最高で最狂だから。そう思い込んでしまっている人間が人事責任者をやってしまっている狂った会社なんですから。だからみんなで、協力して会社を強くしていきましょう。

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