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売上達成率全国1位を達成したMRがヘルスケア業界の変革を目指して選んだキャリア

こんにちは、Planetway採用担当です。

今回は、医療業界から転職したメンバーの紹介です。全くの異業界から当社にジョインした経緯や感想をインタビューしました。

MRとして売上達成率全国1位を達成し、医療系スタートアップへ転職

――― 大学を卒業してから、どのような仕事をしていましたか?

大学卒業後は外資系の製薬会社で、8年間MRとして勤務しました。

僕は、父を早くに胃がんで亡くしています。父の闘病期間が長かったこともあり、お見舞いなどで病院行く機会や病気について学ぶ機会が多く、医療が身近な存在になっていました。その中で医療に貢献することができればと思うようになり、製薬会社に入社しました。

はじめの4年間は鹿児島県でMRをしていました。その間、通常のMRだけでなく、ワクチン事業の拡大プロジェクトなどにも携わり、行政への交渉などにも携わっていました。最後の年に、僕のいた営業所が売上達成率全国1位となり、その後東京での勤務となりました。東京では、病院専属のMRを4年間経験しました。クリニックなどではなく、大病院向けの営業をしていました。自社医薬品の営業だけでなく、クリニックと病院をつなぐ地域連携への貢献など医薬品の領域を超えた活動も積極的に行っていました。

――― 順調なキャリアに見えますが、どうして転職されたのですか?

8年間MRとして仕事をしたことで、順調にキャリアに乗っていると感じていました。一方で、あと何年すると次のポジションにいけるのか、など見えてくることもありました。

ちょうどその頃、仕事の傍ら、社会起業家の支援を行なっている団体でボランティア活動をはじめました。チャリティーサンタという団体のサポートチームのリーダーをさせてもらいました。サンタクロースに扮したチャリティーを行い、それによって集まった収益金を寄付する活動を行なっている団体です。それまでは社内や医療業界の人たちとの関わりが多かったのですが、NPOには、これまでに会ったことのない、いろいろな業界の方々が集まっていました。そんな方々と交流やNPOのサポート活動を通して、今の会社でのキャリアではなく、外に出てもっと新しいことに挑戦することで医療に貢献してみたいという想いが強まっていきました。

製薬会社で薬を患者さんに届けることにやりがいはあったのですが、どうしても病気になった後の患者さんを助けることになります。特に生活習慣病の領域の医薬品を担当していたこともあり、病気になる前に病気を未然に防ぐ必要性をとても強く感じました。この病気になる前の予防・未病分野に大きな魅力と可能性を感じ、個人向けに遺伝子検査サービスを行うスタートアップに転職しました。「遺伝子」と聞くと、どうしても拒否反応を起こしてしまうことが多いです。例えば、遺伝子組み換え食品というと、それだけで敬遠する消費者がいると思います。でも、遺伝子についてのきちんとした理解が広まり、医療の領域において特定の遺伝子を持つことでのリスク喚起などが行われるなど、未病・予防の領域で医療に貢献できれば、医療コストを削減できると考えています。



医療に変革を起こせると確信させたPlanetwayとの出会い

―――そこからPlanetwayにどうやって出会ったのですか?

その会社にいた時、「IBM BlueHub」というオープン・イノベーションプロジェクトに参加する機会がありました。これは複数のスタートアップと一般企業が一緒になり、イノベーティブな事業の開発を進め、勝ち抜き戦を行うプログラムです。僕のいた会社も、大手の製薬会社と組む形でプロジェクトの提案をしましたが、残念ながら敗退してしまいました。

実は、同じプロジェクトに参加し、受賞していたのがPlanetway。各企業紹介の時間に、代表の平尾がヘルスケア領域でのPlanetwayの可能性についてプレゼンテーションをしていました。複雑な内容だったため、ぽかんとしている方も多かったのですが、僕は医療業界での長年の知識や経験が長かったこともあり、Planetwayのビジネスの可能性を強く感じました。

例えばPlanetwayの技術を使って遺伝子のデータを管理し、他のデータとセキュアに連携することができれば、それらをもとに医師が患者さんに対した新たな提案をしたり、創薬に活用することができます。

また、違う病院や薬局に行くたびに、僕たちは、毎回名前や住所といった同じ情報を登録しなければならず、とても面倒です。僕の場合はある薬で副作用が出ることがわかっています。この情報は新しい病院や薬局に行くたびに毎回のように共有しなければなりません。医療機関同士や、何かサービスがハブとなって患者さんのデータを連携し、それらの情報を事前に共有することができれば、お互いにとって効率的であると言えます。患者さんは一度情報を登録するだけです、もしくは医師が記入するカルテの情報などによって、どこへ行ってもそのよう情報が利用できる医療が実現されます。

Planetwayでは、テクノロジーを通して、医療業界全体のインフラを作っていくことができると思いました。そこで平尾のプレゼンテーションのあとに、僕の考えたことについて話したところ、「Planetwayならできますよ」と即答。それから何度かオフィスに出向き、平尾と会話を交わす中でPlanetwayに入りたいという気持ちが強くなりました。

―――すぐにPlanetwayに転職されたのですか?

当時、子供が生まれたばかりで子育てが一番大変な時期でした。ですので、すぐには難しかったのですが、落ち着いた段階で転職しました。もちろん、今も子育てはあります。ですが、入ってみて特に感じることは、Planetwayはそのあたりの理解が進んでおり、子育てや家庭との両立ができる環境が整っています。例えば、エストニアオフィスのCOOが一児の母であったり、リモートワークが推奨されていたり。スタートアップで忙しいのはもちろんですが、とても働きやすいですね。

――― 入社されてからのPlanetwayの印象はいかがですか?

会社の動きがダイナミックなので毎日が楽しいです。それに平尾をはじめ、IBM BlueHubのリーダーを務めた大山、セキュリティのエキスパートであるエストニア人など本当に多種多様な人たちで構成されています。そのような人たちと一緒にプロジェクトを進めていけるので、日々成長しているという実感があります。

それにPlanetwayでは実現したいことがあれば、それを聞いてもらえ、関連するプロジェクトに携わることもできる環境があります。Planetwayの技術を通して「自分の目指すことを実現してやる」という想いを持ち、それに向かって猛進できるガッツのある人にはとてもあっている会社だと思います。また、まだ小さい会社ですが、ものすごいポテンシャルを秘めた会社だと思うので、そのような方達と一緒にPlanetwayを大きくしていきたいです。

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