こんにちは。「サービスをよりよくするってどうやるの?」「サイトやサービスの未来ってどうやって創っているの?」今回はこの「どうやってやってるの?」をご紹介させていただきます!「Growth Meet」は、私たちが行っている取り組みのひとつです。どのような内容のMeet(ディスカッションの場)なのか。気になる方は、ぜひ、読んでください!
Growth Meetが始まった経緯 はじめに、なぜGrowth Meetが始まったのか。お伝えしたいと思います。プロトコーポレーションはモビリティ業界において、多くのサービスを提供してきました。サービスが多い分、サイトマネージャーやプロダクトマネージャーも多く、さらに日々の業務に集中してしまうと、「あのサービスって今どうなってるのかな?」「自分のサイトの思い描くビジョンってこれでいいのかな?」と思うことはあっても、なかなか全体で話合う機会を設けることが難しい状況でした。そこで、生まれたのが、この「Growth Meet」です!月1回、未来を創造し、ディスカッションする場となっていますが、最大の目的は「気づきを得て、自己成長につなげる」ことです。
今月の開催内容のご紹介 12月6日に開催されたGrowth Meetの中から抜粋していくつかご紹介をしたいと思います。お伝えできる範囲でとはなりますが、雰囲気だけでも伝われば!と思います!アジェンダは大枠で以下のような構成になってます。
・Project X(重要プロジェクト進捗の共有)
・Creating Future(各チームが想い描く3年後の未来)
・The Time(社内ゲストをお呼びして、モチベーションUP!の講座)
・Active Plus(今回はパートナー企業でもあるGoogle社のご担当者様にご講話いただきました!)
◆Project X:SEO PJ進捗について(グーネット SEO専任マネージャー:川勝さん)
SEOチームからは目標以外に力を入れて取り組んでいる内容に関して共有がありました。SEOチームの目標は、「”ある”キーワードで1位をとる」「競合に主要キーワードで勝つ」です。これらを達成することで、多くのユーザーに、車/バイクの有益な情報をお届けすることができます。しかし、この目標以外にも重要なことがあります。それは、「チームメンバー(開発者含む)のスキルアップ」です。では、どうやっているのか?
「開発効率の向上」にチーム一丸となり取り組んでいます。
これは、①案件工数の可視化と分析 ②スキルの可視化と標準化(スキルシートでの評価、テストで知見を深めるなど)③問題発見やテスト工数削減のために、ツールを導入する といった内容の共有がありました。社内のチームメンバーだけでなく、開発側のスキルも上げることが、マネージャーにとって重要な任務です。こちらのSEOチームの「開発効率の向上」方法の一部を、実際取り入れている部署もあります!良い事例はどんどん自分たちの業務に取り入れる。これが重要です。
◆ Project X:X-APFについて(プロダクトマネージャー:古郡さん)
まず、「X-APF」とは、「Explainable AI Price Forecast」の略称です。プロトコーポレーションは、法人向けに「中古車情報を入力した際にAA落札価格を予測するAI価格システム」を提供しています。古郡さんが実現したい世界は「納得できる商談(下取り価格と根拠の説明)」です。このためには、価格に寄与する車両要素を見える化することで、自動車販売店様の販売戦略に合わた商談が可能となります。これが実現すると、ユーザー、販売店様の双方とも納得のいく商談が可能となります。
残念ながら、このプロジェクトでお伝えできることはここまでですが、自分が実現したい「世界観」をもって、サービスをよりよいものへと進化させていく。0→1も大切ですが、1→10、いや、1→100もプロダクトマネージャーにとって大切です。
◆ Creating Future:AI査定の3年後の未来について(プロダクトマネージャー:碓氷さん)
AI査定とは、AIを搭載した査定ツールで査定スピード/精度の向上により自動車販売店様の業務効率化を実現する法人向けサービスがです。通常は20~30分程度かかる車の査定が、約5分で完了します。そして、経験による査定評価の偏りもなくなり、ユーザーに安定した査定評価価格を提示することができます。
このAI査定の3年後の未来は・・・
「データを活用し、販売店のファン を増やすサービスへと進化させていく」というビジョンです。現時点では、AIで価格を算出するためのサービスですが、3年後はユーザーと販売店様の信頼関係構築を支援するサービスとなります。そのために「どんなデータを集めて、そのデータをどう活用していくのか」。最後は、ロードマップの共有もありました。叶えたい未来に向かって、自分でスケジューリングして進めていく。碓氷さんは入社1年目のフレッシュさんですが、共有いただいた内容はすでにプロフェッショナルでした!
◆ Creating Future:Web広告の3年後の未来について(Webアカウントプランナー:横井さん)
ITソリューション部門には、Web広告アカウントプランナー集団がいます。クライアント様の課題を解決するため、Web広告を商品開発し、直接クライアント様に提案→受注→広告運用→レポート報告までを実施しています。チームメンバーは5人!毎年約140%の成長性を確保している少数精鋭部隊です!現在、過去最高の売上目標を掲げています。
そんなWeb広告の3年後の未来は・・・
「とある仕組みを取り入れて来店数の最大化をさせる広告運用を実現する新プロダクトの開発」「現商品のバージョンアップを強化する」「デジタル広告だけではなく、クライアントのDX化に向けた取り組みを支援する」という内容でした。元営業や元ITなど様々な職種出身者が集まるチームだからこそなせる化学反応だなと痛感しました。
ここまでが、プロジェクトやサービスの未来についての共有でした。ここからが、モチベーションUPの時間です。忙しかったり、自分の思うように進まなかったりするとどうしてもモチベーションが下がってしまうのは人間の性です。ITソリューション部門では、メンバーのメンタルケアにも力をいれています。
◆ The Time:仕事が楽しくなるには(営業戦略室:菅野さん)
「突然ですが、みなさん仕事は楽しいですか?」こんな問いから始まりました。そして、菅野さん自身が仕事がどうしても楽しくなくなってしまった時の話しから、どう思考を変えていけば、自分の仕事が楽しくなるのかをお話ししていただきました。ちなみに、今この記事を読んでいただいている皆さまは、A or Bどちらのタイプですか?
Q.あなたは、ディズニーランドに来ました。ミッキーもミニーもハイテンションでお出迎え。その時・・・。
A:ウワー、皆すっごいミッキーに走っていくじゃん・・言うても着ぐるみでしょ?
B:ミッキー♡(ダッシュ!!)
Q.あなたは、初詣に行きました友人に誘われ『おみくじ』を引いたら2人とも大吉。友人は大喜び。その時・・。
A:そんなに喜ばなくても・・・。言ったっておみくじだよ(笑)
B:やったー!!今年はいけるぜーー!!
これはどちらが「合理的か」ということです。「置かれた環境下、全力で楽しむ行動を取る方が合理的判断であり、幸福度は高い。」そうです。ちなみにBタイプが合理的判断となります。これは、仕事でも同じで、『楽しさ』は与えられるモノではなく、斜に構えず、自身の仕事に没頭し真正面からのめり込むことで合理的に『楽しさ』を得る事ができます。幸福度が高い人ほど、「生産性が高く、想像力に富む」「他者を助け、組織を守る」「業務向上に貢献する」というデータ的根拠もあります。
このように自分たちの部門以外の方からお話しを伺うと、新しい気づきや刺激にもなります。
最後に、パートナー企業でもあるGoogle様よりご担当者様にご講話いただきました。インプットの時間です。
◆ Active Plus:中古車市場の未来で突き抜けるためには(Google社ご担当者様)
お話しいただいたのは、大きく分けて2つ。①中古車市場概要と今後の方向性 ②中古車市場の未来で突き抜けるためには です。
①中古車市場概要と今後の方向性 では、半導体問題で国内メーカーの販売計画は、依然、影をおとしており、中古車関連検索は成長を続けています。しかし、「ユーザーとはこうです」とは言えない時代(ニーズが細分化している)になっています。その時に、ユーザーのニーズにあったコミュケーションをどうとるのか。というお話しがありました。
②中古車市場の未来で突き抜けるためには では、新しい軸を打ち出すと市場をシェアできるということで、他業種での事例をご紹介いただきました。Nシフト/Qシフトといわれるものです。中国の自動車販売店様のオンラインを活用した商談事例などもご共有いただきました。
Google様への質問も多く飛び交い、みなさん食い入るように聞いていました!
このようなカタチで、私たちは常にスキルアップやモチベーションアップを図っています。そして、他メンバーがどんなことを考えているのかを知ることで「自己成長につなげていく」。自分の業務やチームに新しく学んだことを取り入れていきます。
現在、募集している職種では、条件によってはIT未経験の方も大歓迎しています。「IT未経験だから・・・」と思わず、私たちと一緒に挑戦してみませんか?IT未経験の方でも、成長できる仕組みをご用意しています。お待ちしております!
私たちITソリューション部門の紹介動画はこちらです☟
株式会社プロトコーポレーションでは一緒に働く仲間を募集しています