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リモートこそ動きが大事

コロナの影響もあって今やWEB、リモート会議やオンラインでのセミナー受講などは言うまでもなくニューノーマルです。これからはコロナの影響に関わらずリモートでのコミュニケーションは定番になっていくのではないでしょうか。会社の中にもリモートワーク用のブースが設置できないかと思案中です。

当社はコロナ禍より1年くらい前から週に1回の責任者ミーティングをWEB会議に切り替えました。多少ですが拠点展開をしており、そのミーティングのためだけに大和本社へ集まることが非効率だと考えたからです。そして今後はこの様なミーティングや商談機会、そして当社のコア業務でもある応募者面接のWEB化、も増えてくるのではないかと思い、練習も兼ねて初めてみました。初めてのWEB会議は私を含め皆、勝手がわからず時間通りに入ってこれない、イヤホンマイク誰も使わない、wifi環境を加味しないなどITレベルが小学生並みだったことを痛感させられました。会って話せば10~15分で済むような話に1時間くらいかかりましたね。WEB会議の方が効率悪いな!と思わず口にしてしまったほどのホロ苦デビューでした。

回を重ね、色々調べ、意見を出し合い、アドバイスを頂き、まあまあそれなりになったころにコロナ騒動に突入したのでリモート状態での社内のコミュニケーションはスムーズに取れていると思っています。面接もWEB面接がデフォルトです。トライ&エラーとはよく言ったものです。

最近は直接会って会議したり商談することも徐々に増えてきたのでTPOで両方を使いこなす段階なのかなと思っています。

これがニューノーマルになるのであればあえて言っておこうと思ったことがありました。つい先日の責任者らとのリモート会議の時ですが、誰かが発表、報告しているときの他の人のノーリアクションさが良くないよ、と。リモートだからこそ頷くことや表情を動かすことが大事なのではないかと。そうすることで発表している人のリズムやテンポが良くなってきて発表の質も上がる効果が期待できます。社内で出来ていないことが対外的な場面で出来ているのか、というのが私の社員へのマナーアップ要求の大義名分です。

出世する人、仕事の成果が出る人の行動特性は相手との会話に対して頷きや笑顔など無言の共感や傾聴スキルが高いのだそうです。これは当社の研修担当の人が新人社員研修の際に話していました。やはりそうかと納得しました。逆に言うと、人が話している時にうんうんと頷いてさえいれば出世するってことだよね!とも…。それはちょっと飛躍しすぎでしょ、と突っ込みましたがそのくらいのインパクトで伝えていくことも大事なんだなと思います。

自分を客観視していくことを心掛け、相手にどの様に伝わっているのかを考えながらコミュニケーションを取っていくことはビジネス以外にも大事なことです。リモートだからと言ってそういう意識が薄れて、下を向いていたり(スマホいじってるな)、ピクリとも動かなかったり、そうかと思うと首を横に振りだしたり、ワイプに映っている自分の髪形を気にしたりしていては出世できないよ、もっとうんうん頷きなよとこれからも勇気をもって伝えていきたいです。

数年前の私たちのITスキルは小学生並みと言いましたがこのコロナ禍を経て今の小学生のリモートコミュニケーションのレベルが結構高いのかも知れません。もっと皆で高めていきたいです。

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