こんにちは。プロディジ広報部です。
突然ですが、エンジニアによる技術寄稿を始めました!その名も【天才人語】
きまぐれにですがシリーズとして継続していきますので、そうぞお楽しみに!!
初回は【プロディジで日常的に行われているアジャイル開発】についてです。
はじめまして。
私は現在、商品販売のプログラム開発を行っています。
国内の商品販売は今キャッシュレス対応の需要が高まっています。また、消費低迷を打開するため既存サービス向上が求められており、新規製造と既存改修の同時対応が必要となっています。
今回は、【日常的に行われているアジャイル開発】をテーマに商品販売プログラムで実践しているアジャイル開発のお話をします。
なぜアジャイル開発を採用したのか
ニュースやCMでも取り上げられる様になったキャッシュレス、商品販売のプログラムもその影響を受けて実装したいという需要が高まっています。併せて、サービス向上も日々行うべき課題で2ラインの同時製造が求めらています。
アジャイル開発を採用した大きな点は以下の2点です。
・少ないコストで成果を出したい
・短時間で知識や技術力を得て、需要が高まっている業種の仕事を沢山頂きたい
設計・製造・テストにそれぞれ人をアサインする事が出来れば良いですが、コストが増えてしまいます。また、この開発はお客様からの受注のため基礎知識が無い状態です。設計や製造、テストの専門家を準備する事が難しい状況でした。チームで全体を開発する事で知識や技術力の共有速度を上げ、近い将来に専門家を作る目的もありました。
商品販売のプログラムとアジャイル開発
今回のキャッシュレス対応と既存改修の要件はアジャイル開発に適していました。
キャッシュレス対応は、新規製造のため製造完了までに時間がかかります。
「初めて取引を行う会社に製造完了するまで待つ」
なんて大胆な事が出来る会社は少ないと思います。
どこかのタイミングで進捗状況や評価をする必要があります。
短い期間で成果を確認する事が出来るアジャイル開発ならこれを補えます。
既存改修は製造の他に既存機能の理解があります。改修なので製造期間が短いため製造と理解を同時に行う必要がありました。そこで、従来の製造の様なドキュメントを作成する時間が無い状況のため、チーム全体で知識や技術を共有する事で補う事にしました。
イテレーションサイクルとインクリメンタルサイクルで製造を進めています。
キャッシュレス対応と既存改修は共に知識が少ない状態でした。
ですが、目的はハッキリしている状態です。
必要な知識を得るまではコアの部分だけを作りこみ、他は知識を得ると同時に徐々に追加や作りこむ形にしています。
この方式はアジャイル開発と合わせて採用した事で発揮されたと思います。
短い期間で機能を評価する開発のため、未確定な部分や知識が足らない部分を機能単位で作成する事で改修や修正反映を最小限に出来ました。無理に作りこむ事で無駄になる箇所を減らせ、減らせた分を調査や情報共有に割り当てられた事が評価できます。
上記を実践していく過程で良かった点と悪かった点がありました。
【良かった点】
・既存機能の理解が早い
・製造時間の短縮
・大きな不具合が無い
【悪かった点】
・予期していない対応漏れが発生しやすい
良かった点は、アジャイル開発のメリット通りでした。
悪かった点の要因は、サイクル回数不足による事が原因です。サイクルを続ける事で知識や理解度が増え改善されます。
アジャイル開発は今の時代に有効な手段
以上が商品販売のプログラムに対して実践しているアジャイル開発の現状です。
完成まで開発費用が支給される時代ではなく、一定のタイミングに評価が求められ、継続や終了を判断される時代では、アジャイル開発は有効な手段だと思います。
最後に、
私達は Prodigy(天才)になれるよう開発や企画を行っています。
開発チームの年齢も若く、様々な事に挑戦するやる気やチームワークがとても良いです。
気になりましたら、ぜひお声がけ下さい!