7月に行われた研修に引き続き、2020年8月3日に20卒新入社員を対象とした第2回プレスマン2020年度研修を行いました。
第1回目の研修はプレスマンの「ミッション・ビジョンの理解」を目的に実施。
▼第1回研修レポート
新人エンジニアが挑むグラレコ研修①イラストから見えてくるミッション・ビジョンの本質とは?
第2回目となる今回は「自分ごととして捉えた目指す姿」を描くことをテーマに研修を行いました。
今回も前回と同様、グラグリッド社と共に、グラフィックレコードという手法を使い進行。
前回の研修では、新入社員の加納君、本間さんのみワークに参加していましたが、今回は社長、プロマネであり二人の上司である健二さん、佐野さん、そして採用担当の落合の総勢6名が参加しました。
今回の研修のテーマである「自分ごととして捉えた目指す姿」は、四半期ごとに設けるビジョン達成目標とは異なり、前回理解したミッションビジョンを軸に1年後どうなっていたいか目指す姿を見つけることを目的としています。
前半の「1.自分の価値観」は全員で参加しそれらを土台に全体対話を行い、後半は新入社員とグラグリッド社によるグラフィックセッションにて「2.一年後の目指す姿」「3.未来への一歩」を発見していく内容です。
自分の価値観の再発見
アイスブレイクを行なったのち、いざワークがスタート。
今回はグラグリッド社が開発した「えがっきー」というツールを使用。
自分が大切にしているものや、それをしている時の気持ち、それを何かものに例えると何になるのか?などいくつかの質問を進め、最終的に1枚の紙にイラストとキャッチコピーでまとめることができるツールです。
普段絵を描き慣れていないので、全員四苦八苦しつつも、もくもくとワークに取り組みました。
そして、それぞれの大切にしてるものをみんなの前で発表。
「自分って実はこんなこと大切にしていたんだ」、「バラバラだと思っていた想いと行動が実は繋がっていた」など、グラフィックを用い普段考えない切り口からアウトプットすることで各自が新しい自分を知ることができたのではないかと思います。
各自の発表では...
自分が大切にしているものと、それをモノに例えると何か、またそう思える理由を発表していきました。
プライベートで大切にしていることが、事業と連携していることを知ったり、
「数字いじり=分析」で大切にしていることや、
なぜ「家族と会話する」ことが大切なのか、自分の活力が何なのか。
「ネットサーフィン」で楽しい、と感じる理由や、
「映画鑑賞」で大切にして磨かれているもの、
「よりよく好奇心を持つこと」を大切にする理由など、
それぞれのメンバーが仕事プライベートを問わず、自分の人生で大切にしているもの、また何故それが大切なのかを、発表してくれました。
自分自身の価値を知るだけでなく、メンバー大切にしているものや価値観に触れ、お互いの理解を深めたところで、全体ワークへ。
全体ワーク「5年後・1年後のプレスマン」
各自が自分の価値観を知ったあとは、より会社のインプットを深めるため、全体ワークにて「5年後・1年後の会社」を行いました。
ここでは1年後の姿だけでなく、生活総研の未来年表(未来予測の記事をDB化したサイト)を参考にそれぞれが思い描く2025年のプレスマンについてアウトプット。
そして、まとまったグラフィックがこちら。
1年後のプレスマンは...
・WordPressでのシステム開発が当たり前の世界になり開発の可能性をどんどん広めていく存在である。
・ミッション「IT×人力で世界を変える」と、ビジョン「2つの領域(WordPress/メディア)で世界を変える」を全社員が語れる「エバンジェリスト」になっている
・チャレンジ出来る文化や土壌を醸成している
...そんな会社になっていると予想を立てました。
5年後のプレスマンは...
5年後のプレスマンは、最初に社長のビジョンを語ってもらったのちのち、全員で意見出し。
・先陣を切ってチャレンジする「ファーストペンギン」の企業になる
・プラグイン(オープンソース)の開発を積極的に行い、開発の水先案内人になる
・自分たちが世界を引っ張っていく存在になる
...そういった貢献が挙げられました。
個人の価値観と、長期的な会社の目標をインプットしたところで、新入社員とグラグリッド社によるグラフィックセッションを実施。
グラフィックセッションで「目指す姿」を可視化
第1回目の研修同様のペアになり、以下2つの項目をグラフィックセッション。
・1年後の目指す姿
・未来への第一歩
加納君は関さんと、本間さんは小野さんとペアになりセッションを進めていきました。
前回の研修で理解したミッション・ビジョンや、自分の大切にしている価値観、そして未来のプレスマンをベースに、なぜそう思ったのか、どう変えたいのか、そのために何を行動すべきなのかを引き出していきます。
「1年後の目指す姿」と「未来への一歩」
グラフィックセッションを終え、最後に新入社員ふたりによる「1年後の目指す姿」と「未来への一歩」を発表。
前半参加してもらったプロマネの二人にも参加してもらい、決意表明を聞きました。
本間さんの一年後の目指す姿は...
一年後の目指す姿は、「自分から動ける範囲を広げている自分」。未来への一歩として「0から自分で考え開発する」ことを発表してくれました。
今は教えてもらうことが多いので、もっと能動的にチャレンジやアウトプットを行い、0から創造することにチャレンジしていくと宣言。
加納くんの一年後の目指す姿は...
加納君の一年後目指す姿は、「社内で自分の考えを広く発信している自分」。未来への一歩として「プロジェクト外でのコミュニケーションの場を持つ」ことを発表してくれました。
独自プラグインの創出を通し、自分のプロジェクトだけに留まらず、プロジェクト外、業界外の情報を積極的に取得して社内に新しい風を吹かせていく。積極的にコミュニケーションを取っていくことを決意表明。
正直なところ、まだ入社間もない二人なので個人軸の目標を立てるのではないかと想像していたのですが、本間さんも加納君も会社を巻き込み、領域を広げる目標を掲げていたことに驚きました。
同時に、ミッションとビジョンがしっかり浸透していることがわかる喜ばしい発表でした。
さいごに
発表内容をまとめたグラフィックを見ながらそれぞれの発表や解釈を全員で振り返り。
目標や行動に対して、社長、プロマネ、そして採用担当の私から、激励の言葉を添えさせていただき、第2回目の研修は無事終了しました。
今回がグラグリッド社との最後の研修だったので、新入社員からグラグリッド社のメンバーへ感謝の気持ちを伝えさせていただきました。
またグラグリッド社の関さんと小野さんから二人へのエールと共に、この研修を通して「プレスマンの一員になれた気がした」、「WordPressの魅力を知れた!」など嬉しい言葉をいただきプレスマンの行動指針である「掛け算のパワー」が体現出来た研修だったと実感しました。
グラグリッドのみなさん、本当にありがとうございました。
次回は研修最終回。グラレコで学んだアウトプットやプレゼン方法を生かしながら、メンターである先輩社員に発表を行います。また、その後の振り返り用として、1年後の自分へ手紙を書くワークも実施予定。
今回設定した目標が、今後の彼らの指針となるよう日々の対話の中でブラッシュアップし続けていきます!