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【社員インタビュー】2年目でもメイン担当になれる!? 加納さんが語る『入社して学んだキャリアの考え方』

はじめまして、2025年4月に新卒入社予定の菅原、正木、大継、市村です。

今回は、入社2年目にして、案件のメイン担当に抜擢され、多様な業界のPR業務で活躍する加納崇徳(かのう たかのり) さんに、プラップのキャリアの歩み方を教えていただきました!上昇志向より、探求思考。人と競い合うのではなく、自分を超えていく。お話の中では、私たちが感じている「プラップらしい成長の在り方」がいくつも垣間見られました。

この記事を通して、プラップジャパンの雰囲気や入社後のキャリアイメージを掴んでいただけたら嬉しいです!

内定者プロフィール

菅原:大学で認知言語学、メタファーを中心に学び、言葉の世界を探求する。映画、小説、犬猫、数独が好き。最近は小説の執筆にも取り組んでいる。

正木:大学では広告研究会に所属、1年次からマーケティングコンテストの参加や、CM動画の企画撮影などを経験。最近は自分の知らない世界に飛び込むことにハマっていて、様々なアーティストのライブや日本各地への旅行、ドライブを楽しんでいる。

大継:大学では、経営学を中心にデザインや国際関係学を学ぶ。長期休みには、ボランティア活動で国内外を巡り、カンボジアやタイ、アフリカのルワンダでホームステイを経験。最近は、写真の魅力に取り憑かれている。

市村:大学で社会学を専攻した後、関心を広げ、イギリスの大学院でマーケティングを学ぶ。植物や花が好きで、大自然を求めて海外旅行に出かけることも多い。最近は自宅に緑の空間を作ろうと、部屋に植物を迎えることに夢中。

加納崇徳さんプロフィール

加納さんは、2021年に新卒で入社し、現在はCS(コミュニケーションサービス)本部3部に所属しています。入社当初から業界団体や官公庁の案件に関わる中で、2年目にして一部案件のメイン担当に抜擢され、現在では疾患啓発や臨床試験関連の案件などでメイン担当として活躍されています!趣味は旅行や気ままにふらっと出かけることで、最近ではオーストラリア旅行から帰国してすぐに新潟への出張、そして翌日には石川県への旅行を計画するなどハードなスケジュールを楽しんでるとか!インタビューの際にはオーストラリアのお土産も頂きました!

プラップジャパンのメイン担当が担う業務とは

加納さんは、案件のメイン担当としてどのような業務を担っていましたか。

私の場合は、社外の方との調整業務が多かったですね。案件の主軸として、クライアントとの打ち合わせに参加し、社内で話し合った内容を共有したり、会議の進行役を務めたりしていました。また、社内の担当メンバーの業務の振り分けや最終的な企画書案の決定などもメイン担当の業務の1つなので、そのような社内の調整業務も並行して担っていましたね。

なるほど。メイン担当の業務内容はかなり幅広いですね。

そうですね。私は、メイン担当は「タイヤの軸」というイメージを持っています。メイン担当を中心として、様々な関係者がつながっているというようなイメージをしてもらえるといいのかなと思ってます。自分をハブにしながら、社内外の情報共有が円滑に行われるように調整業務を行っているという感じですかね。

加納さんが担当されていた案件はどのくらいの規模感のものが多かったですか。

私がメイン担当として関わった案件は、少人数体制だったので、人数的にはそこまで多くはなかったですね。自分がメンバーの一員として関わっている案件であれば、現場のメンバーとメイン担当で総勢5~6人のチーム体制になっていることもありましたが、私の場合は2~3人ほどの少人数のチームが多かったので、正直あんまりリーダー感はなかったです(笑)。

最初にメイン担当として抜擢されたのが入社2年目の4月から始まった案件とお伺いしたのですが、メイン担当に抜擢された経緯をお聞きしてもいいですか。

そうですね…。正直、経緯があるかと言われると分からないですね。ただ、言えるのは、自分が所属していた部署が若手の頃からメイン担当を任せる部署であったという感じですかね。

そうなんですね。若手の頃からメイン担当として業務に関わる方は一定数いらっしゃるのですか。

(人事の小林さんから)プラップアワードという社内アワードの1つに、入社3年目以下の社員がメイン担当として担った案件が対象の「ルーキー賞」という賞があります。プラップジャパンとしても、若手でメイン担当に選ばれることは、珍しいことではないのかなと思います。でも、全員がメイン担当に選出されるかというと、そういうわけでもありません。加納さんが所属していた部署は、特に若手の頃からメイン業務を任せる風潮はありましたが、その中でもやはり「この人なら任せられる」という信頼があったのだと思います。

加納さんが感じる成長とその理由

メイン担当を経験してきた中で一番楽しかったこと、一番苦労したことをお聞きしたいです。

苦労したことから言うと、2年目の年明けくらいに富山で声優さんを招いたメディアイベントがあったんですけど、その準備がかなりギリギリで胃が痛くなってしまって…。メイン担当だからこそ事前のミーティング内容などを整理して当日しっかり実行できるようにするのはとても大変でした。当日の朝ごはんはお味噌汁しかのどを通らなかったです(笑)。

そのイベントが無事成功して、美味しいものを食べて、帰りの新幹線で爆睡しました。それが楽しかったことかもしれないですね。案件を成功させたとき、メイン担当だからこそ得られる達成感っていうのがあって、それが一番の楽しみなんだと思います。

この4年間で加納さんが成長したと感じることを教えてください。

新入社員の頃は、お客さんから「これをやりたい」と言われても何をすればいいのかわからなかったんですけど、4年目になるとやれることの幅はかなり広がったなと実感してます。

例えば、広報部から「このメッセージを世の中に伝えたい」と言われたら、適したメディアの選定やタイミングの提案ができるし、1年目や2年目の後輩とチームを組んで、全体を回す立ち回りもできるようになりました。マーケティング部から「商材の認知を広げたいからWEB広告を出したい」と言われたときも、クリエイティブ制作や広告配信の段取りがスムーズに組めるようになり、自然と動けるようになった感覚があります。

やれることの幅が広がった要因は何だと加納さんは考えられていますか?

一番の要因は、いろんな業務をメイン担当として任された経験が大きいと思います。1つのクライアントの1つの案件だけをずっとやっていても成長は限られるし、かといっていろんな案件を広く浅くやるだけでもスキルの蓄積は遅いと思います。その点、僕の場合はちょうどいいバランスで経験できたのかなと感じています。

例えば、2022年4月から担当していた業界団体の案件では、1つのクライアントなんですけど、業務の幅がすごく広くて、クライアントの窓口からアウトプットまで一貫して担当しました。その中で、要望を受けて手法を考えたり、段取りを組んだり、チームを動かしたりと、自然とできることが増えていった感覚があります。

加納さんが今、挑戦したいことについて教えてください。

クライアントの課題に向き合って、最適な手法を提案できるメイン担当になりたいですね。そのためにも、コツコツ知識を積み重ねて、俯瞰的な視点を持てるようになりたいです。

早稲田のマーケティング講座を受けたことをきっかけに「やっぱマーケティングってすごいな。PRの中で私にはそれができているのかな…?」ってなって、そこからもっと深く考えるようになりました。

これまでデジタル広告を絡めたコミュニケーション施策を担当することが多かったんですけど、クライアントとやり取りする中で、インフルエンサー施策やLINE運用の相談が増えてきていて、その時、「じゃあそれをやりましょう」じゃなくて、「なんでこれをやりたいのか?」を考える必要があるなって感じました。

今後は、自社が提供できる手法に縛られず、クライアントの本音を掘り下げて、何を実現したいのかを理解した上で、適切な戦略と施策に挑戦できるようにになりたいです。

加納さんはPRに関して日常から様々な勉強をされているのでしょうか。

手法的な部分は、実際にやるタイミングでその都度調べて、メモしながら知識を貯めていくスタイルです。例えば、デジタル広告で分からないことがあったら調べて、必要なことから身につけていく感じ。休みに時間を取って勉強するというより、実践の中で吸収していくタイプですね。一方で勉強でいうと、抽象的な考え方や理論から考えるのが好きなので、本を読む時間を大事にしていたりもします。

考え抜くことの重要性

メイン担当に選ばれるまでにどのようなスキルを身につけておく必要があるのか教えていただきたいです。

思考力は大事だなと思っています。社内外の意見を集約し、適切にお客様へ提案を行うためには、自分の頭で考える力が重要です。例えば、制作会社や協力会社から異なる意見が出た場合、それをそのまま伝える「自動改札機」のような役割に留まっていては、チーム全体が混乱し、プロジェクトがうまく進まなくなります。なので、各意見を並べて比較し、自分の観点で整理・分析した上で、全体的な最適解を導き出すことが必要だと思っています。

新入社員を指導する際も、「まず自分の考えを持つ」ことを意識してもらっています。様々な情報を基に自分の意見を持ってもらって、それを基に行動できる力を身につけたいですね。

学生のうちから何事も自分の観点から考え抜く力を身につけておくことが大事っていうことですね。

そうですね。卒業後に振り返ると、ゼミでは本当に頭を使って考える機会が多かったと思います。先生の話を聞くだけではなく、自分なりに内容を解釈したり、発表で意見を述べたりする場が用意されているので、そうした力を自然に鍛えることができます。学生のうちにこうした場を積極的に活用することが大切だと思っています。

目指す姿とキャリア観について

今、様々な案件を担当されて、 これからのキャリアプランとかはありますか?

キャリアについては、入社当初からあまり変わっておらず、「スペシャリストとして何かの分野で秀でた人間になりたい」という思いがあります。自分が「お客様のコミュニケーション課題を解決する立場」である以上、その本質的な部分にしっかりコミットできる人間でありたいとも思っています。具体的な手法にこだわるのではなく、柔軟で多角的な視点を持ち続け、課題に対して最適な解決策をフラットに考えられる人間でありたいと考えています。

キャリアプランについては、スティーブ・ジョブズの「コネクティング・ドッツ」という考え方に触れ、その通りだなと感じました。キャリアは最初から見通せるものではなく、後から振り返ったときに「あの時の経験が今につながっている」と実感できるものなのだと思います。だからこそ、現時点では視野を広く持ち、様々な経験を積むことを大切にしています。

4年間を振り返ってみて、入社当時の自分にメッセージがあれば、お聞きしたいです。

学生時代にもう少し勉強しておけばよかったと思うことはありますし、社会人になってから「これを勉強していてよかった」と感じることも増えてきます。なので、学生のうちにできるだけ多くのことを学び、納得しておくに越したことはないと感じます。

「学生の時に遊べるうちに遊んでおけ」というアドバイスをよく聞きますが、私は学生時代には学生のうちにしかできないことも意識して良いんじゃないかと思います。専攻を深めたり、大学で提供されている幅広い授業を活用して知識の幅を広げたりと、今しか使えない資源を最大限に活用することが大切だと感じています。

最後に、プラップを志望する学生へのメッセージがあればお願いしたいです。

私のモットーですが、「学生気分を忘れない」方がいいのかなと思います(良い意味で)。学生時代は、試験や課題に追われながらも、平日や土日に時間を見つけて勉強していました。でも自戒も込めてですが、社会人になると「働いているからこれで十分」と思って、土日を完全に休息や遊びに充てることが多いように感じます。もちろん休むことも必要ですけど、その中で1歩踏み出して勉強したり、気になることを調べたり、というのを続けることができるかどうかで、仕事への理解とかモチベーションが違ってくるんじゃないかなと思います。

やる気を高く持っている人は、そういうことができている印象があります。逆に、学生気分を完全に忘れると「こんなに勉強しなくていいんだっけ?」と感じてしまいがちです。なので、社会人になっても勉強は必要だと自分に言い聞かせながら続けることで、自分のためになると思っています。

加納さんありがとうごいました!

インタビューを通して、キャリアは事前に明確なゴールがあるものではなく、クライアントの本質的な課題に向き合い、学び続ける中で形づくられていくものなのだと実感しました。加納さんの言葉からは、仕事に対する姿勢や成長のヒントがたくさん感じられ、大変刺激を受けました。

プラップジャパンには加納さんのような誠実な姿勢で物事に向き合っている社員の方が多く、それを支える社風やメンバーの関わりがあるのも魅力の1つだと思います。だからこそ、若手のうちから挑戦できる環境が整っているのだと感じました。今回のお話を通じて、メイン担当の業務やプラップならではの成長の在り方が少しでも伝わっていれば嬉しいです!

私たちも、これからのキャリアを主体的に築いていけるよう、学び続けていきたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました!



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