はじめまして!2023年4月に入社予定の岡田、桜木、西田です。
今回は社長インタビューということで、プラップジャパンの代表取締役社長である鈴木さんからお話をお伺いします。
ちなみにプラップには上司を役職で呼ぶ文化がないので、今回も社長のことを「鈴木さん」とお呼びして、インタビューさせていただきました。
PR業界やプラップの求める人物像まで、内定者の視点から幅広く質問して、50年続く会社のDNAや今のプラップが大事にしているPRに対する考え方を皆様にもお伝えできればと思います!
プロフィール
岡田あゆこ:修士課程2年。遊牧民研究、LDH系、アカペラ、美容/コスメ、温泉…守備範囲が広い。何にでも「ハマれる」性格を活かしてPR業務にあたりたい。
桜木威:大学4年。大学時代は学園祭運営委員会、中高時代はサッカー部に所属。何に対しても興味を持つが、プロ野球、アニメ・漫画は特に好き。人々の世界が広がるきっかけとなるようなPR施策を打ちたい。
西田俊介:大学4年。大学では主に中国近代の政治経済について学ぶ。中国への留学の経験があり、入社後も自身のポテンシャルを活かし国内外問わず活躍できる人間になりたい。
<PRの魅力>
───早速ですが鈴木さんの考える“PRの魅力”をお伺いしたいです!
そうですね、“世の中を便利に・良くするお手伝いができること”ではないでしょうか。
例えば、人と待ち合わせをする時に使われていたツールとして、昔は駅に伝言板があって、その後ポケベルが出てきて、現在では携帯やスマホになりましたよね。このような世の中を便利にするモノやコトを広めるお手伝いをプラップはこれまでしてきました。一方で、昔からあるモノやコトを守り、良さを引き出すお手伝いもしてきました。
こうしたお仕事の根底には、「あしたの常識をつくる」というプラップジャパンのパーパスがあります。今あるものを「変えていく」だけではなく、新旧問わずモノやコトの付加価値を引き出し世の中へと伝えていくPRには、「世の中を良くすることができる力」があると考えています。
───ありがとうございます。PRという仕事の醍醐味という面ではどうでしょうか?
自分の仕事が成果としてすぐに見えてくることや、それが世の中への良い影響につながるというのはPRの仕事の面白さですね。
自分の関わった仕事がニュースになったり、SNSで反応が見られたりと結果が見えやすいですし、第三者からの情報発信や自分達からの情報発信などさまざまな情報発信手段を通じて、世の中に良い影響を与えることを実感できるのはPRの仕事ならではです。
また、長期的にクライアント企業の存続や成長の力となれることは、コンサルタントとしても非常にやりがいを感じますし、自分たちの無形のサービス(自身のナレッジやアイデア)を売っていくというのも面白さのひとつです。
最後に、時代の最先端に関わることができることも大きいです。やはり、新しい情報の発信、これまで世の中に無い慣習や文化を広めていけるPRという仕事はやりがいがありますね。
<世の中の流れとPR施策の関わり>
───ただ、世の中の流れを読み解く難しさもありそうです。最近では、YouTubeやTikTokなど、特にメディアの変化が激しいですが、鈴木さんご自身は、このような変化をどのように捉えていらっしゃいますか?
大前提として、変化を受け入れる姿勢が大切です。変化の最中にいる私たちには、その良し悪しを判断するのは難しいですよね。
メディアに注目すると、主に4つの変化がみられます。
1. 情報の氾濫
SNSの普及などにより、私たちが処理できないほど、世の中にあふれる情報は膨大
2. 情報のターゲティング
よくアクセスするカテゴリーの情報が優先的に表示され、私たちが手にする情報は、意識しなければもともと自分が関心の高い情報ばかりに
3. 情報のオープン化
SNSの普及やIT/デジタル技術の進化により個人情報など、さまざまな情報がオープンに
4. フェイクニュースや憶測記事
事実と異なる情報や裏付けが明らかではない情報が簡単に発信されるように
SNSの普及やIT/デジタル技術の進化によって、私たちの生活は確実に便利になりました。一方で、4つの変化を意識して、その情報が正しいかどうか、見極めることがとても重要にもなりました。そのためには、幅広いジャンルの情報に触れようとする姿勢や、個人としての感性や判断、倫理観も大事です。特にPRの現場では、どのように情報が変化しているか、そして正しい情報でコミュニケーションしていくことを意識する必要があります。
───情報にまつわる変化は、PR施策にも影響を与えているのでしょうか?
昔は、メディアの方に取り上げていただくパブリシティが中心という時代もありましたが、今はパブリシティだけではなくSNSやWeb広告を掛け合わせた施策も多いです。広告とPRの垣根は低くなって、PR会社の手法がより幅広くなっています。例えば、PRコンサルティングだけではなく、公式SNSの運用やSNS広告の企画、オウンドメディアの活用、動画制作など情報伝達手法のトレンドに合わせて施策も変わります。いずれにせよ、PR会社としていつの時代も生活者が混乱しないような情報提供のあり方を模索し続けるべきだと考えています。
<社員に求める人物像 3つのキーファクター>
───大切にしている精神や意識をお伺いしたいです!
よくプラップの社員は、クライアントの方々に「誠実さ」や「寛容さ」を評価してもらえることが多いんです。これは代々引き継いできた良い精神・DNAのひとつだなと思っています。
───それは私たちもとても感じています!皆さん優しくて、インターンの時も助けられてばかりです。
また違う観点で言うと、社員に持っていてほしい意識として、
「仕事」「顧客」「人財」3つのキーファクターというものがあります。
まずは「仕事」。「あしたの常識をつくる」ことに対して常に前向きでいてほしいですね!
「あしたの常識をつくる」ような仕事は、自分にとってやりがいに、世の中にとってもプラスになります。そんな仕事を自分たちが積極的に楽しんで生み出すという姿勢が必要ですよね。
次に「顧客」については、お客様から信頼される人・会社であってほしいということ。顧客満足度が高ければ、新しい仕事の紹介や指名をいただくことにつながりますし、それが弊社の業績向上にもなります。
最後に「人財」。みんなに必要とされる存在を目指してほしいですね。PRパーソンとしてお客様から信頼を得ることはもちろん、社内的に必要とされる存在になることも、とても重要です。「こんな人たちと一緒に仕事がしたい!」と言ってもらえるような人が集まり、生まれる環境をつくっていく必要があると考えています。
<拡大する、若者の活躍チャンス>
───それでは最後に、強いて言えば、今のプラップジャパンに足りないものはなんでしょうか。
ベンチャー精神ですね。プラップは、50年以上の歴史を持つ会社で、業界としてはトップクラスの規模感になっています。その一方で、だからこそ、受け身になってしまっている点もあるのではないかと。さらに成長をしていくために、変化に対する柔軟性を持ち続けることを大切にしていきたいです。
───私たちも先輩たちに追いつき追い越せるように、ベンチャー精神をたぎらせて頑張っていきたいと思います!
是非おねがいしますよ!今日たびたびお話したデジタルやSNSの進展による「変化」という観点でいうと、“若さが活かせる時代”になってきていると思うんですよね。トラディッショナルなPR手法であるなら、年代が上で、経験がある人の方が強みを発揮できるかもしれませんが、最先端のデジタルメディアやSNSについてまでは把握しきれていないかもしれません。若い人たちには、デジタルネイティブとして、日頃から触れている最先端のデジタルの知識に加え、専門知識を身に着けることで、それらを融合した新しい施策をつくっていけるようになってほしいと思っています。
───広い視野を持って、いろんな情報に食らいついていく姿勢が大事なんですね。
それでは鈴木さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!
、、、あ、、すみません。最後にちょっと写真を一緒に撮っていただいてもよろしいでしょうか、、、??
もちろん!
───ありがとうございます!!!!!
この記事を読んでくださった皆さん、プラップジャパンという会社のイメージはつきましたでしょうか?
今回は都合上公開できませんでしたが、具体的な案件にまつわるエピソードも盛りだくさんで私たちも聞いていてワクワクが止まりませんでした。
この記事が少しでも、皆さんのお役に立てていれば幸いです。ありがとうございました!