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[社員インタビュー]広告好きから「PR」へ。新卒入社からの二年間で経験できたこと。

2019年に新卒で入社し、現在はBtoBを中心にBtoC、ヘルスケアやIT業界など、総合PR会社ならではの幅広い業種をクライアントとする部署に所属する中村美里さん。大学での専攻や就職活動に始まり、入社してからの二年間どんな仕事をしてどんな壁にぶつかり、どう乗り越えたのかまで、21卒内定者がお話を伺いました。

「PR」との出会い

ーー学生時代は何を専攻していましたか?また、いつ頃からPR業界を意識し始めましたか?

 大学時代は社会学部で、メディアコミュニケーションのゼミに所属していました。もともとCMや電車広告などの広告やコピーライトが好きだったのですが、PRは就活直前まで知りませんでした。しかし、この所属していたゼミでの広告文化論という授業を受けて「PR会社」の存在を知り、「PRって確かに聞いたことあるけどどんなものなんだろう?」と疑問に思い、調べたことがPRとの出会いでした。

ーーでは就活の時は広告・PR業界などを幅広く受けたのでしょうか?

 そうですね。デジタルのネット広告の会社や、インターンをしていたこともありIT系の企業も受けたりしていました。学生時代に行っていたインターンでコミュニティやバズの数の分析を行い、マーケティングに生かすというお仕事をしていたので、デジタル広告系も受けていたました。デジタル広告会社やIT企業を中心に就活を行う中で、特にPRを第一志望にしていました。

枠にとらわれない、「PR」という手段

ーーどうしてPRを第一志望にしていたのですか?

 これからの時代、必要となるのは広告ではなく「PR」なのではないかと考えたからです。広告は決められた枠の中にどういうクリエイティブを出すのかを考えるもので、一方通行的なコミュニケーションです。対してPRは、手段を選びません。社会との関係性に重きを置き、イベントやセミナー、SNSのプロモーション、必要とあれば広告まであらゆる手段の中から適切なものを選択し、使うことができます。PRは、包括的であるがゆえに、より効果的に社会にメッセージを発信できる。例えばコロナになってから街中の広告は見られる機会が減少してしまっていますよね?そんな時にPRならより適切なコミュニケーションを選択できます。

ーーそんな中で、なぜプラップジャパンに入社を決めたのでしょうか?

 自分の雰囲気に合っていると、会社説明会の時にピンときたからです!私自身が大学を選んだ理由もオープンキャンパスで出会った先輩に憧れたからで、結果として自分なりに成功した思い出がありました。会社説明会で実際にお会いした、凛とした雰囲気のあるプラップジャパンの社員さん達に惚れて、こういう人たちと働きたいと強く思いました。

ーー次は、今のお仕事についてお伺いします。現在所属されている部署ではどのようなお仕事をされていますか?

 現在は主にコーポレートPRを行っています。コーポレートPRでは、1つの商品ではなく、会社としての広報のお手伝いをします。私の担当は、基本的にはBtoBのクライアントが多いですね。実際の業務の内容としては、メディアリストという情報を発信したい記者リストを作ったり、配信したリリースや記者会見・イベントの案内を各メディアにアプローチしたり、あとはクリッピングと呼ばれる、担当している会社の露出記事の報告をしています。クライアントとのミーティングでは、情報の共有や提供をしたり、広報を進めていくスケジュールのすり合わせをしたりします。

 クライアントとメディアの担当者が分かれているPR会社もある中で、どちら側とも仕事ができるのはプラップならではで、より成長できると感じますね。クリッピングは、担当している会社の記事報告も若手の仕事になることが多いです。地味な作業ではありますが、特にBtoBだと今まで全く接点のなかった業界に詳しくなりましたし、新しい発見もありますね。

入社して1、2カ月でこんなことまで!?メディアとの関係づくりを学んだメディアセミナー

ーー入社から二年が経ち、数々のお仕事をご経験されてきたと思いますが、その中でも今までで一番印象に残っている仕事や出来事について教えてください。

 入社1、2カ月目のディアセミナーの業務が印象に残っています。メディアセミナーは企業が主催する、メディア向けに開催する勉強会です。このメディアセミナーにメディアの方々を招待するために、案内状を出したりフォローの電話をかける仕事を行いました。実施後すぐに記事になるものではありませんでしたが、私が招待した記者さんの中で一人、実際に来場してくれた記者の方がいて、「この分野のことを深く知れてよかった」と声をかけてくださいました。こういう風に記者と関係を作っていくんだな、と学べた出来事でした。また、入社してすぐにこのような責任のある仕事ができるのかという驚きもありました。研修の2週間が終わればすぐに部署に配属され、このような仕事が出来るのはプラップジャパンの良いところだと思います。

最初の壁は、情報収集と文章力

ーー入社してから最初の「壁」は何でしたか?

 月に1回、時事ネタを掛け合わせてクライアントの既存の情報を世に出すニュースレターの内容を提案する業務です。1年目の頃はクライアントやメディアの情報をうまくキャッチアップ出来ていなくて、クライアントに提出する時に採用されなかったり、考えても浮かばないことが多々ありました。先輩達に対してすごいな、と思った部分でもありました。しかし、今では楽しい業務になりました。新聞や雑誌を読んだりネットを見たりしているうちに、日々意識して情報収集をすることによって、どんどん知識が蓄積され、文章力も改善していき、余裕を持って提出できるようになりました。少しPRパーソンぽくなれたかな、と自分で思っています。(笑)

ーーPRパーソンにはどんなスキルが求められるのでしょうか?またそれをどうそれを磨いていますか?

 そうですね。まずは、人と関わることが好きであることだと思います。そして、スキルの面で言うとやはり文章力ですね。プレスリリースの執筆やクライアントから提出された文章の修正の業務が多くあるので、文章に向き合う力のある人は向いていると思います。私は文章力を上げるために、コピーライターの方の本などを読むようにしています。日々の取り組みだと、メールのやりとりをわかりやすく簡潔に早く書くことを意識することで鍛えています。また、社内に「プラップ大学」という研修制度があって、記者の方が来てプレスリリースのタイトルの添削をしてくださったり、先輩社員によるリリースの書き方講座などもあります。そういった機会を生かしてPRパーソンに必要なさまざまなスキルを磨いています。

ーー今後の目標について教えてください!

 今はコーポレートやBtoBが多いので、BtoCや消費財など、さまざまな業界の仕事を経験したいと思っています。あとは、現在私が受け持っているような既存のクライアントではなく新規のクライアントに対して、新規提案やプランニングの経験をより増やしたいです。配属してすぐ、1年目から新規提案にチャレンジする機会を多くいただけて、興味を持ちました。新規の提案には戦略企画部という部署のプランナーがサポートするのですが、部署を移動せず今の立場のままでも、新規提案の時に部署をサポートできるスキルをみにつけたいと考えています。最近できた制度で、プランナー制度というものがあり、プランナーを育てるための制度があるので、そういう社内の制度も活用して学んでいきたいです。手を挙げたら挑戦させてくれるし、希望を聞き、相談できる環境があるところもプラップジャパンの良いところではないでしょうか。

ーープラップジャパンで働くことの魅力は?

 入社前とのギャップは特にありません。みなさん仕事に対して真面目に真摯に取り組んでいて、それ故にメディアからの信頼も厚く、そういう環境で仕事できることで責任感も生まれます。また、老舗の総合PR会社として大きなクライアントとのお仕事や業種の幅も広く、新規の提案も数多くいただいています。そんな環境でプロ意識をもって仕事をすることができます。また、信頼されている会社だからこそ、自分の将来のキャリアを考えて働けることも魅力の一つですね。あと、いいギャップとしては、入社する前は皆さん静かそうなイメージだったんですけど、仕事と同様に趣味も熱意を持って楽しんでいる人が多くて、話していて面白いということですかね!

<業務の合間の打ち合わせ。オープンなミーティングスペースで行われることもしばしば。>

ーー最後に新入社員や学生へ向けてひとことお願いします!

 人と話すことや関わることが好きな人にはPRのお仕事は向いていると思います。また、既存のコミュニケーションの仕方の枠に囚われず、仕事ができるのがPRなので、新しいコミュニケーションを生み出していきたいと思っている人と共に仕事をしたいと思っています!

終わりに

 プラップジャパンには、手をあげれば挑戦をさせてくれる環境や、親身になって相談に乗ってくれる先輩たち、そしてそれを支える様々な制度があります。だからこそ、入社二年目でも自分の目標を見据え、日々の業務に励むことができるのではないでしょうか。この記事を通して、そんなプラップジャパンの先輩方や環境を少しでも知っていただけたら幸いです。読んでいただきありがとうございました!

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