当たり前のことを当たり前にやるのはむずかしい

「凡事徹底」という言葉をご存知でしょうか？

辞書によると「なんでもないような当たり前のことを、徹底的に行うこと。 または、当たり前のことを他の追随を許さないほど極めること」 という意味の四字熟語です。

自分自身への戒めにもなるのですが、能力の高い人間、パフォーマンスの高い人間というのは、押し並べてこの「凡事徹底」がなされています。
また、企業として高い品質、高いサービスを提供している会社ほどトップから末端社員にいたるまで「凡事徹底」されているんだろうなと感じさせられます。

身の回りの整理整頓、挨拶、礼儀やマナーといった基本行動はもちろんですし、期限を守る、やると言ったことをきちんとやる、といったことなどが凡事としてはあるでしょう。
多くの人はそこそこで済ませてしまったり、私一人ぐらい適当にやってもいいだろうと思ってしまいがちです。

私自身も当然うっかりミスしてしまったり、忙しさにかまけてしまうことはありますが、故意にやる人は仕事をする仲間として信用できません。
当たり前のことが、当たり前にできなくて飛びぬけた結果を出せるとしたら、一部の天才だけで、私も含めた多くの凡才は当たり前をしっかり積み重ねないと結果はついてこないと考えています。

これらもすべてお客様に高い品質のサービスを提供するため。
当社のカルチャーとして、当たり前のことを当たり前に、凡事徹底がなされるよう、取り組んでいきたいと思います。

そのためにはまず幹部層からです。
もし凡事徹底できない上司がいたら、遠慮なく指摘してあげて下さい。
そうやってお互いに良い緊張感をもって仕事をしていきたいですね。
それがきっとお客様の感謝と信頼につながります。