座談会メンバー紹介
2021年4月上旬、子育て中社員のうち5名が集まり座談会を行いました!
写真後列左:杉原。エンジニア。小3&小1女子、0才保育園男子のパパ。
写真後列右:ピーター。エンジニア。1才半保育園女子のパパ。
写真前列左:山本(司会)。人事部。小4男子のママ。
写真前列中央:佐藤。エンジニア。3才&1才保育園男子のパパ。
写真前列右:菊井。デザイナー。小6男子、小5女子のママ。
男性社員に聞く、育休を取った理由
菊井さんと私(山本)は出産から数年を経てPPFに入社したので、PPF在籍時に産休・育休を取得した経験は無いのですが、この場にいる男性陣は全員、PPFで育休を取得しておられますね。
社内ではすっかりお馴染みになった男性の育休ですが(それがあるべき姿だと思いますが)、まだまだ世間一般では当たり前になってはいないと思います。
なぜ育休を取ることにしたのか、それぞれ教えてもらえますか?
杉原「まぁ(当然)取るものなのかな、と思って。」
素晴らしいですね(パチパチ)!
杉原「自分は1か月しか取ってなかったんですけど、終わってみれば、もっと長く、3か月くらい取っても良かったなと正直思いました。(育休後に)テレワークをしていて、家に居るのに手伝えないというシチュエーションになって、(奥さんと)喧嘩になったんで笑」
確かに3か月経てば、赤ちゃんとの生活もかなり落ち着きますもんね。佐藤さんは?
佐藤「取れるもんなら取っとこうかな、というのと、今取ったら会社で(育休取得の)第一号になれると思って。」
あ、第一号だったんですね、勇気が要ったんじゃないですか?
佐藤「いやー、後の人のためにも、取っておいた方がいいかなと!」
えらい、素晴らしい!
佐藤「次男の育休の時は、ちょうど緊急事態宣言で長男の保育園休業と重なったんですよ。」
もし奥さん1人で赤ちゃんと上の子を見るってなってたら、ほんとキツかったでしょうね。
佐藤「あと会話ができる人間が家にいるってのが大切かなーと。」
菊井「あーそれ大切!!家に自分と子どもだけだと、世間との隔離感がすごい。」
私(山本)も育休中、1人で赤ちゃんのお世話してた期間は、テレビ見ながら「わんわん(※1)」に話しかけていました。
(※1)わんわん・・・NHK赤ちゃん専門番組「いないいないばあっ!」の名物キャラクター
ピーターさんの場合は育休を取る前提で入社されたんですよね。
ピーター「その条件で、会社に入りました。育休が無かったら、たぶん入社してないです。」
ピーターさんの入社の経緯については、こちらのインタビューもぜひご覧ください↓
お三方とも、「育休を取らなきゃ良かった」と後悔したこととか、育休を取ったことで不利益を被ったりとか、無いですか?
杉原・佐藤・ピーター「無いです。」
杉原「個人的に『長く取ると迷惑が掛かるかな』と思って短めに取ったけど、結果的に『もっと取れたな』って思ったくらいなので。」
全員「 笑 」
経験者が語る豆知識
佐藤「そういえば育休って月末から取るのがお得なんですよね。」
菊井「そうそう、佐藤さんも初めは月初から取る予定だったのを、月末からに変えたんですよね。」
へー、そんな豆知識、知らなかった!
佐藤「保険料が免除になってお得なんですよ。会社側も嬉しいはず。」
(これは2021年4月時点の話ですので、制度の変更には充分ご注意ください!)
佐藤「あと転職して1年以内だと、育休取るのに前職の離職票が要るんですよ。」
意外と気を付けないといけないことが色々あるんですね。
杉原「育休中って育児休業給付金はもらえるものの、通常より収入は減ってしまうんですが、上限の範囲でなら育休中でも少しだけ働ける制度(※2)があるので、子どもが寝ている間だけ在宅で少しだけ勤務させてもらったこともありました。会社側の勤怠管理は大変かもしれないですが、収入を少しでも減らしたくない場合には、有難い制度だと思います。」
(※2)育児休業法で定められています
PPFでは育休関連のナレッジもずいぶん蓄積されてきましたので、これから取得する人は安心ですね!
一昔前に出産を経験した人の思い
私も菊井さんも10年ほど前に出産を経験している訳ですが、当時、夫に「育休取って」なんて、言える感じではなかったですよね。
菊井「そもそも、そんな考えすら無かった。PPFに入って、こんなに育休って取れるんだ!と驚いたくらい。」
よその会社から見れば、今でも珍しいと言える状況なんでしょうね。
菊井「私達の時代って、まだ『男性が育児に参加する』という意識があまり無くて、そもそも夫に手伝ってもらおうとも思ってなかった。自分は当時は専業主婦だったので、『私やるわ』というのが当たり前だった。」
確かに。私も、自分が育休を取って家にいるんだから、赤ちゃんのことは私一人でやるのが当然と思ってました。
菊井さんは年子のお子さん2人が幼稚園に入るまでは専業主婦だったんですよね。
菊井「ママ友を作らないタイプだったんで、当時は基本引きこもり。外界とは遮断してました 笑」
私も同じ感じでした笑
たぶん菊井さんも私と同じで、家にずっと居るより、本当は外に出て働いていた方が精神衛生上良かったタイプですよね?
菊井「精神衛生上は、働いていた方が絶対に良かった!当時はそれこそ『わんわん』に話しかけてたし。」
話し相手が他にいないんですよね!
菊井「そう!教育テレビにやたら詳しくなった 笑」
家に赤ちゃんと自分しかいない状況って、人にもよりますが精神的に病みがちなので、PPF男性社員には今後も育休を積極的に活用してもらいたいと思います。
PPFで良かったと思うこと
子育てしながら働いている者として、PPFの社員で良かったなぁと思うことってありますか?
菊井「お給料がいいこと。時短勤務でもしっかり評価されて昇給してくので、子どもの習いごとにお金をかけられるようになった!」
私も時短勤務ですが、フルタイム勤務の人と同様に評価してもらえる実感があって嬉しく思っています!前職と大きな差を感じている部分でもあります。
佐藤「あとは育休の取りやすさじゃないですかね。」
そこは究極ですよね。なんせ大阪市の人からも褒められましたからね(「女性活躍リーディングカンパニー」認証手続きの際に)。
佐藤「(育休を取っているのは)男性のみなので、女性から見て実績と思ってもらえるか、というのはありますが……」
たまたまPPF在籍時に妊娠・出産を経験した女性社員がいないので、仕方のない話ではあるのですが、でも男性が育休を取っている姿というのは、これから結婚・出産を考える女性社員にとって心強い存在だと思いますよ。
「自分も産休・育休を取っても仕事に復帰できる、大丈夫!」という安心感に繋がると思います。
これから子育てをする人に向けて
ピーター「私は妻から、『もし2人目が生まれる場合は、生まれた日から育休取りなさい、そして3か月とかでなくフルで、1年取りなさい。』と言われています。」
上の子の面倒も見ないといけないし、入院中からパパが家にいてくれたら、ママも安心して赤ちゃんに集中できますね!
夫婦できちんと希望を話し合って、双方が納得して出産・育児を進めていくことは、とても大切なことだと思います。
その他に何か、これから出産・子育てを経験する人に向けて、アドバイス等ありますか?
ピーター「子どもが生まれる前に、いっぱい遊んでおいてください!」
これ大事ですね、思い残すことが無いようにね!他はどうですか?
佐藤「女性社員で妊娠が分かった場合、なるべく早いタイミングで、関係者に報告はしておいた方がいいと思う。急に具合が悪くなったりすることもあるし。」
これは悩ましい話なんですよね、本当はせめて安定期に入ってから報告したい、という思いもあるけど・・・・・・
佐藤「つわりで辛くなる人もいると思うし、早めに言った方がいいんじゃないかな。」
菊井「報告しておけば周りから配慮してもらえるし。」
そうですね、どちらかというと早めに報告する方が、報告しないよりもメリットが多そうですね。
パパママおすすめ!便利グッズ・便利ワザ
佐藤「ドラム式乾燥付き洗濯機は良いですね。干す時間を省略できる。」
うちも使ってます!ちなみに浴室乾燥とのダブル使いです。
ピーター「『家族アルバム みてね』という写真共有アプリ。子どもの写真を家族で共有できます。」
このご時世、離れて暮らす家族になかなか子どもを会わせられないケースもありますから、重宝しそうですね!
杉原「『ぴよログ』という育児記録アプリ。いつ寝たとか記録できるんですよ。」
いいなぁ。私の時代は全部ノートに手書きでしたよ 涙
杉原「あとPOISON(by 反町)を聞かせると赤ちゃんが泣き止むとか 笑」
これ検索したら、Youtubeのコメントで「今泣き止みました!」とかコメントついてて、本当に効き目ありそうです 笑
今は便利なサービスやツールが溢れる時代ですから、上手に活用しながら、子育てと仕事の両立を賢くやっていきたいものですね。
皆さんお忙しい中、集まってお話してくださって、ありがとうございました。
またパパママトークしましょうね!