チャレンジ精神を忘れずに”強く”なり続ける。Polaris.AIのエンジニアリングマネージャー奥田光の進化

2024年4月にエンジニアリングマネージャーとして新卒入社された奥田光さんに、インタビューを実施。
今回は、Polarisとの出会いや、Polarisでの働き方についてお話を伺いました。

プロフィール

奥田 光 / Hikaru Okuda
Polaris.AI株式会社　エンジニアリングマネージャー
2024年3月に東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程を修了。大学院ではプログラミング言語処理系の研究室にて木構造を用いた分散アルゴリズムの研究に従事しつつ、Polaris.AIの業務に携わる。その後、Polaris.AIに正式にジョイン。

不安もあった。でもチャレンジしたい気持ちを信じてPolarisにジョイン

――奥田さんは大学卒業後すぐにPolarisに入社されていますが、入社を決意するに至った経緯を教えてください。

昨年度までは、情報系の大学院でプログラミング言語処理系のメモリ管理(ガベージコレクションなど) 周りをやっている研究室で、低レイヤ寄りの研究をしていました。
卒業後の進路について、修士1年生の時点では大企業に行くと漠然と思っていました。しかし所属する研究室が少人数で研究をするところで、少人数の雰囲気が自分には合っているのではないかと徐々に思うようになりました。

また、研究室のOBの方から大企業で働いている話を聞いているうちに、自分は大企業よりもスタートアップのような小規模な会社で働く方が向いているのではないかと思い、スタートアップに就職することを視野に入れるようになりました。
そのタイミングで飛島さん (Polaris.AI COO) が起業したことを知り、飛島さんからの誘いを受けて入社しました。

――飛島さんとはもともとお知り合いだったのですか

飛島さんとは、学部1年生の時から同じクラスでしたが、ほとんど喋ったことはありませんでした。
2年生になった時にいきなり「3週間2人でヨーロッパ旅行に行くぞ」と誘われて旅行に行くことになりました。そこで3週間旅行して喧嘩することもなく楽しい時間を過ごすことが出来たという思い出があります。

――いきなり3週間の旅行に誘われて戸惑いはなかったのですか。

自分もヨーロッパに行ってみたいと思っていたので、すんなり受け入れられましたね。
思えばヨーロッパ旅行に誘われたときも、Polarisに誘われたときも『面白そうだな。挑戦してみようかな。』という思いで決断しました。飛島さんは普段はふざけている感じがあるのですが、Polarisに誘ってきたときは本気でPolarisへの想いがあるように感じました。その想いに惹かれて入社を決断しましたね。

――大学院時代のPolarisとの関わりについて詳しく教えてください。

在学中からデータ分析の仕事を手伝ったり、画像分析のアルゴリズムを開発したりと、Polarisとの関わりがありました。オンラインで手伝うことが多かったのですが、徳永さん (Polaris.AI CEO) と飛島さんと、副業でPolarisに関わっている方との4人で沖縄旅行に行って、宿泊先のホテルで仕事を手伝ったこともあります。
だから、Polarisの雰囲気や仕事についてもかなり想像できていました。

――新卒でスタートアップに入社することに不安はありませんでしたか。

自分はどちらかというと楽観的なのもあるのですが、エンジニアという職業は人手不足ということもあって、自分が勉強を続けていれば職に困ることはないだろうと思っていました。
だから全く不安がなかったというわけではないですが、スタートアップに対する不安よりも、スタートアップならではの少人数でわいわい働く雰囲気に惹かれた気持ちの方が強いです。

やはり、働くうえで最も大切なのは人間関係だと思います。Polarisはメンバーの顔が見えていて、みんなが良い人だということが分かっていたので、そこの安心感はすごくありました。

――では迷いなく入社を決めることが出来たと。

いや、迷いはありました。休学して1年間Polarisで働いて、その後は他の企業に就職してみようかと考えた時期もありました。
しかし、飛島さんが本気で話していた中で、“Polarisは創業したばかりで、これから会社を作っていく一番面白い時期にある”という内容が印象に残りました。自分もコアメンバーとしてチャレンジしてみようと、少し迷いがあった中で決断しました。

フラットな人間関係と風通しの良い環境でできることを着実に増やしていく

――入社してみて、どのような感想をお持ちですか。

入社前とのギャップは小さく、楽しく働いています。徳永さんのキャラクターが思っていたよりもユニークでそれには少し驚きましたが、一緒に働いていてとても楽しいです。

始めはお客さんとのコミュニケーションが不安だったのですが、ここ数カ月でやっと慣れてきて、会議中などに「今これを確認した方が良いな」ということがわかるようになってきました。

プログラミングに関しては、もともとWeb開発の経験は浅かったため初めは苦戦しましたが、最近ではフロントエンド、バックエンド、インフラを含めた最低限のWeb開発はできるようになってきました。入社して本当に色々な技術に触れる機会が増えたので、できることが増えたと実感しています。

――社内の人間関係はどうですか。

とても良いと思っています。楽しく会話ができる雰囲気がいつもあって、良い意味で上下関係がきっちりしていないのでフラットに話ができます。
議論になるとそれぞれの想いがしっかりあるので白熱することもあります。それらすべてを含めてとても良い人間関係の中で働いていると思います。

メンバーみんなが若いことに加えて、やはり徳永さんのキャラクターも大きいなと思います。社長がいじられキャラなことで、フラットな関係でいられていることを感じます。
勤務時間外でいうと、出社したときは必ず誰かと一緒にランチに行っていて、仕事の話だけでなく関係ない雑談もたくさんします。お互いの趣味の話をしたりすることもあって、そういう時間の積み重ねが良い人間関係につながっていると思います。

――Polarisメンバーの中で、奥田さんのポジションは何だと思いますか。

現在は阿部さんと自分がエンジニアなのですが、阿部さんはビジネスサイドにもご興味があり、幅広い領域において強くなりたいという考えを持たれている一方、僕は割と純粋に技術に興味がある、エンジニア気質なのかなと思います。
エンジニア目線での意見を出したりするのは僕に求められている役割の一つなのかなと思います。

あとは、議論が白熱したときに集中的に質問を受けている人がいたら、そのフォローに回るように心がけたりすることもあります。やはりみんなが自分の意見をしっかり持っていて、時に対立したりぶつかったりすることがあります。
それは悪いことではないので、双方の意見を聞くように意識することは気を付けていますね。

――今年が社会人1年目ですが、仕事を長く続けていくために働き方で意識していることはありますか。

Polarisに入って最初の3か月くらいはあまり土日も関係なく働いてしまっていました。ある時からこのままの働き方だと継続できないと思い、最近は休日にミーティングを入れないように心がけるようになりました。
平日も自己都合に合わせて午後から働きたい、午後休にしたいなどの要望が通りやすいのは、Polarisの良さだと思っています。

休日は単純に好きだからという理由で、競プロ（競技プログラミング）のコンテストに出たり、技術系の本を読んだりもしています。完全な息抜きの時間もある程度とりつつ、自分の好奇心を満たす時間としてそれらの時間も大切にしています。

――Polarisはどんなチームだと思いますか。

お客さん第一だという考え方が浸透したチームだと思います。会社の利益だけを考えるのではなく、ひとつひとつのプロジェクトに真摯に取り組み、お客さんと向き合ってお客さんにとっての価値を追求しているのが、Polarisならではなのではないかと思います。

メンバー個々の力の強さも特徴だと思います。それぞれが強い力を持っていて、得意分野があって、できないことをそれぞれが補い合うことができるのは、Polarisの強みだと思います。

今回は、奥田さんが大学院卒業後にすぐにPolarisへの入社を決意できた理由や、Polarisでの働き方についてお話を伺いました。
次回は、エンジニアとして高い技術力を得るための奥田さんの取り組みについて、話を広げていきます。

エンジニア採用強化中

現在、採用活動を強化しています。Polaris.AIの核となる開発を担うAIエンジニア/Webエンジニア、およびPolaris.AIの成長を支えるセールス/マーケ/コンサル職など、さまざまなポジションを募集しております。

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