「医療✕デザイン」の切り口で、予防医療を普及させたい!「医療って難しそう」から始まった私の「伝えるデザイン」をつくるやりがい
佐藤:今回は、事業企画部で「クリエイティブ」な業務をされている林さんにお話をお聞きすることになりました!
林さんは、営業事務のお仕事だけではなく、受診者向けの販促物や営業メンバーが使用しているプレゼン資料などの作成企画もされています。
林 千愛(はやし ちあき)
前職の広告代理店を経て、2018年2月にプリメディカへ入社(今月でちょうど丸3年!)趣味はカメラ撮影で、よく休みの日は外に出かけて写真撮影をしています。
林:よろしくお願いいたします!
佐藤:趣味はカメラとのことで、プリメディカはカメラ撮影が好きな人が多いですね!
林:そうなんです。最近は社内メンバーとオススメ撮影スポットとか話したりして盛り上がっています。
佐藤:会社の行事や、Wantedlyの撮影も毎回林さんにお願いしております。いつも素敵なカットを撮っていただいているので、本当に助かっています!
さて、まずは林さんがプリメディカに入社された経緯を教えてもらえますか?
林:前職では広告代理店で営業に携わっていました。何か「これがしたい!」「こういうキャリアが積みたい!」というものはなかったのですが、漠然と環境を変えたいという思いがあり、転職活動をしていました。プリメディカという会社を知った時、最初は医療業界に興味はありつつも、専門性が高いイメージもあり、どちらかというと「やれるのかな。。」という不安の要素が強かったです。ただ「予防医療」という新しい分野にチャレンジしてみたい!という気持ちと、自分の可能性を広げてみたい!という思いがあり、入社を決めました。
実際に入社後のほうが、プリメディカでやりたいことや挑戦してみたいことが多くなった気がします。社内メンバーとも仲良く仕事をさせてもらって、とても充実した日々を過ごしています。直感を信じてよかったと思っています笑
佐藤:入社前に不安を感じていたものの、入社後に任せられる業務やメンバーとのやり取りを通じて、業務がより楽しくなられたんですね!
林さんも、前回の中本さんと同じように幅広い業務をこなしている印象です。主にどんな業務をされていますか?
林:そうですね。私は受診者向けの販促物や報告書などのデザイン・企画等に携わる一方で、経理や総務に近い業務にも携わっています。また、営業メンバーのサポート業務や他部署との調整・確認を行ったり、部署を超えて連携する内容が多いので、社内コミュニケーションは密にとる必要があるポジションだと感じています。
佐藤:スーパー営業事務のポジションですね!タスクは多いと思うのですが、日々どのように対応されているんですか?
林:もちろん私ひとりだと業務は回りませんが、パートの方も4名いらっしゃり、皆さんにも積極的に業務をサポートして頂いています。そのおかげもあって、ルーティン業務のペース配分ができて、販促物や報告書等のデザインを考える時間も増えてきました。
ただ、それでも営業の方たちの案件を引き取りきれないこともありご迷惑をおかけすることもありますが、上司やメンバーも私の業務状況を気にかけてくださるのでありがたいです。風通しは良いので、困ったことなども相談しやすく、働きやすい環境ですね。
佐藤:部署をこえてやり取りする際に気を付けていることはありますか?
林:期日を確認することと、素直に相談することですかね。特に営業の方から依頼されたことは、いつまでにやらないといけないのかをきちんと聞くようにしています。
また「この時期は忙しいので、XX日以降でも問題ないか」とか、パートさん達にも「緊急度の高い案件の手が回らなそうなので、こっちの業務をお願いできるか」など、業務状況をきちんと周りにも伝えながら、相談していくようにしています。
あとは簡潔に分かりやすく伝えることも意識しています。営業の方も外出することが多く、いつまでに何をしてほしい、とかはなるべくまとめられるように、電話やメールの前には要点メモを備えておくようにしてます。
佐藤:依頼をされる際や、逆にこちらからお願いをする際にも、少し伝え方を工夫することでスピード感は全然変わってきますよね。
デザインについてより考える時間を作れるようになったとのことで、今後ますますプリメディカの販促物に魅力的なバリエーションが増えてくるのではないかと、非常に期待しています!
そういえば、林さんはもともとデザインに興味はあったんですか?
林:意識したことはないですが、結構昔からデザインやイラストみたいなのは興味があったと思います。旅行先とかでも気づいたら色々なポストカードを集めていたり、本屋さんで画集みたいなのを立ち読みすることも多かったですね。
でも、何か自分で作ったり、配色やレイアウトなどのいわゆる「デザイン」により一層興味が出たのは、大学のときに所属していたサークルやゼミの影響が大きいと思います。
大学時代は広告研究会というサークルに所属していて、実際に企業の方から課題をいただいて、解決のためのプロモーション施策を企画立案するといった活動をしていました。人数も多く、色々な学部の方もいたので、はじめは友達いっぱいできるかな~くらいの感覚で入ったのですが、やっている活動自体はとても真面目で、広告代理店に近いようなことも経験させていただき、本格的でした。
私はポスターや紙媒体で広告を作成する担当で、当時からよくイラストレーターやフォトショップを使用しポスター・チラシなどを作成していました。同じタイミングで、サークルの広報用に写真撮影をする係があって、そこで先輩のカメラを触らせてもらったことがきっかけでカメラにもハマりました。
また、サークル活動をきっかけに、消費者心理学や行動経済学にも興味を持つようになり、学術論文や参考書などもよく読んでいた気がします。その頃の経験や知識が今になって活かすことができるとは、当時は思いもよらなかったと思います。
佐藤:学生時代の経験が今のデザイン業務に活かされているんですね!
プリメディカのチラシやポスターなどの販促物は、主に受診者へ配布されたり、医療機関で見られる機会が多いため、エビデンスなどの信頼性や、どのように伝えればより検査を理解してもらえるか?など、一般的な広告とはまた違った難しさがあると個人的には感じています。プリメディカでデザイン考える上で、意識していることはありますか?
林:センスよりは「分かりやすさ」とか「見やすさ」を意識しています。私自身がシンプルなデザインが好きなので、なるべく色も文字もごちゃっとしないように気を付けてます。私自身も元々、プリメディカに入る前は医療系の内容は難しく感じており、苦手意識が強かったからです。「健康や医療とかに関心はあるものの、なんか難しそう。。」という、私のような感覚を持つ方も一定数いらっしゃるような気がしています。「医療」に対して、苦手意識を持っている方にも、より身近に感じていただけるように、伝わるデザインにしたい!という点は、とても重要だと思っています。
(↑林さんはチラシだけでなく、結果報告書や営業資料などデザイン等も携わっていらっしゃいます。手がけられたプリメディカの販促物は、営業メンバーの大切なツールとなっています。)
佐藤:販促物やチラシ作成をしていく業務の中で、やりがいやワクワクする瞬間はありますか?
林:やっぱり皆さんから「イイね」がもらえたときですかね!作ったものを事業企画グループの方に一番最初に確認していただきますし、社外に展開する前にも富永さんや営業の皆さんにも確認いただくので、その時に良い反応をもらえると嬉しいです。どうしても主観的な感じになってしまうので、作ったものに同意を得られると嬉しいですし、やっぱり安心します。
チラシについて、医療機関の方々や受診者の方の感想を直接聞くのは難しいですが、営業さんを通して「お客さんもとても喜んでたよ!」みたいに言っていただけたことがあって、そういうのはとても嬉しいです。
こういった業務のきっかけは、LOX-index®のアフターフォロー用の小冊子を改訂した時が最初かなと思います。改訂にあたり、制作企画を担当させていただいて、これまで使われていた小冊子も含めて、営業用の資料や色々な販促物、本屋さんで並んでいる動脈硬化の雑誌も読んだりしました。「どういった要素があると検査をもっと理解してもらえるか」「検査結果を受診者の方に役立ててもらえるか」を考えて、構成を考えていくのはとても大変でしたけどすごくやりがいを感じました。
最近では、チラシとかの販促物もそうですけど、医療機関内で放映いただく検査の紹介動画なども制作に携わる機会を多くいただけるようになったので、頭を悩ませながら一生懸命作っています。
もちろん、まずは私自身もプリメディカの検査やその疾患をきちんと知らないと分かりやすく伝えることはできないと思うので、本やネット、先輩方にも聞いたりして積極的に調べるようにしています。そうやって1つ1つ新しい知識が増えていき、その知ったことを自分なりに表現して、多くの人に知ってもらえるのはワクワクします。
佐藤:それでは、最後に今後の目標を教えていただけますか。
林:今後の目標としては、もっと「医療×デザイン」の幅を広げていきたいなと思っています。プリメディカで提供している資料は、実際に医療機関から受診者の手に渡るものですので、1つのコミュニケーションツールとして確立させていきたいと思います。
新型コロナウイルスなどの影響もあって、免疫力や健康への興味関心はより一層高くなってくるかと思っています。「病気を予防したい」「健康でいたい」と考えている方たちのサポートができるように色々な情報発信もしていきたいですし、そういったものを分かりやすく伝えられるようにもっとデザインも勉強したいなと思っています。
そのためにまずは、現行のサービスについてもアップデートを進めていきたいです!また、LOX-index®を受診していただいた方の会員ページのコンテンツ考案にもより携わっていきたいです。
加えて、デザインももちろんですけど、経理や総務、法務のような側面もあるので、その点でも色々吸収していきたいと思っています。こういうポジションだからこそ色々な業務に携われるのは貴重だと思いますし、興味のあるものには、今後もチャレンジしていきたいと思います!
佐藤:ありがとうございました!