プラゴメンバーの個人インタビュー企画第1弾! 入社したきっかけや仕事についてメンバーに話を伺いました。プラゴはどんな会社なのか、そしてどんな人が働いているのかが丸わかりになるインタビューです。
<斉藤萌々子さんプロフィール>
2022年入社。美術大学卒業後、留学。帰国後は複数の企業に勤務したのち、中途でプラゴにjoin。現在は、サービス開発・製品企画グループのリーダーを担当しながら、マーケティング、ハードウェア開発PMなど、幅広い業務を兼務している。
Q.経歴と転職のきっかけを教えてください。
2022年11月にプラゴ入社。業務委託として8月からJoinしていたので、プラゴで働き始めてもうすぐ1年になります。
美術系の大学を卒業してから海外に留学し、新型コロナウイルスの流行をきっかけに日本に帰国後、就職をしました。最初に勤めたのは、不動産系のベンチャー企業。サービス開発やオペレーション、営業のようなことまで幅広く担当していました。その後、他の企業からスカウトされ、転職。PM業務を主としてがむしゃらに働きました。その後は、不動産系の企業で派遣社員として働きました。ゆくゆくはもっと面白い仕事がしたいと思っていたんですよ。だからペースを落として働きながら、新しい仕事を探す準備をすることにしたんです。派遣社員として働いていた時期は、どんな会社で自分が活躍できるかについてじっくり考えることができましたね。
Q.プラゴに入社を決めた理由を教えてください。
企業に勤める人間としては、美大出身というのは特殊なバックグラウンドだと思うんです。マッチする企業や活躍できる事業はあるのかな?という不安はありました。だからこそ、自分の能力が活かせる企業を幅広く探していたんです。
大企業への転職も選択肢にはあったものの、大企業にフィットするキャラクターではないという自覚もありました(笑)。だからベンチャー企業がいいかなとは思っていたのですが、一口にベンチャーと言ってもいろいろありますし、合う、合わないもある。どういうベンチャー企業がいいのかと聞かれても、言語化はできませんでした。そんなモヤモヤした中で、気になったのが求人サイトで見つけたプラゴだったんですよね。
プラゴに入社を決めた直接的なきっかけとなったのが、ガソリンで走る車が環境を破壊すると実感したことがきっかけです。転職活動中に夏の北海道を旅したのですが、運転するレンタカーにガソリンスタンドで給油をしている時に、排気ガスを排出しまくっていることに気がついて愕然としたんです。北海道の自然を感じて自分はリフレッシュできたけれど、この土地の自然を荒らしてしまったと。
私はもともとエシカルな人間でもないけれど、実体験から「これはいけない」と思ったんですよね。環境汚染について思うところが出てきた今が、どうにかするタイミングではないのかと。この旅行での気づきが、EV充電インフラサービスを提供するプラゴで働こうと決めたきっかけになったんです。
Q.入社後はどんな仕事を担当されていますか?
今はサービス開発・製品企画グループのリーダーという役割ですが、入社当時はサービス開発という部署がなく、全ての業務が集約されているBizdev(ユニット)に配属されました。担当業務の中に、アライアンス、サービス、マーケティングがあって、私には何ができるかな?と考えていたところに、「プラゴ定額」のキャンペーン案があり、ユーザーの皆様にプラゴの充電器をどのように使ってもらうかというサービスの設計を担当することに。オペレーションは他のメンバーが担当していたとはいえ、今振り返ってみると、がむしゃらに取り組みましたね。
今はいろんな業務を担当しているので、社外の人に自分の担当業務を説明するときは毎回役職名が変わるんですよ(笑)。「マーケティング担当です」と自己紹介することもあれば、「ハードウェア開発PMです」とメンバーが紹介してくれることもあるし、サービス統括やPMO、Wantedlyに記載されているのはディレクター(笑)。私自身はサービス開発企画のリーダーだと思って働いているんですけどね(笑)
多岐に渡る仕事をさせてもらってはいるとはいえ、もちろん全部自分ひとりで動いているわけではありません。私の肩書の分だけ、実際に手を動かして一緒に働いてくれる仲間がいるという感じです。
業務の中にハードウェア開発のPMがありますが、私の経歴からはまったく畑違いのようなイメージがありますよね? でも、美大時代に必修で機構設計の講義があり、当時は「何の役に立つの?」と思いながら講義を受けていたんですよ。今になってその知識がハードウェア開発PMとしての業務の役に立っています。
留学先ではアートを専攻していて、その時に学んだ「新しいものを生み出すロジック」も、プラゴでの業務につながっています。これまでの私の経験が、今に活かされているなという感覚がありますね。
Q.斉藤さんはマネジメント層にも意見ができる人というイメージがありますが、それはなぜですか?
私の仕事のスタンスがPM業務をベースにしているからですかね。私なりにですが、PMが存在する意味は、「自分の仕事の影響範囲内にいる人たちを守ること」だと思っているんです。メンバーが自分の仕事に集中できる環境を整えてあげなくちゃいけないと。だから、相手が上司であってもクライアントであっても、メンバーを守るためには私が声をあげなくちゃいけないと思っているんです。
「これっておかしいんじゃない?」と疑問に思うことがあったとき、黙っているのはきっと楽ですよね。でも、腑に落ちないことをそのままにしておいたら、他のメンバーの仕事に悪い影響が出るかもしれない。例えば、自分より立場が下の人にだったら意見が言えるのに、立場が上の人に対しては意見ができないというのはずるいと思う。メンバーを守ってこそのPMだと思っているから、相手が誰であろうと自分の考えを伝えなくちゃと思うんですよね。メンバーを守って、メンバーに信頼されるPMになりたいです。
人に仕事をお願いするときにもポリシーがあります。新しいものを生み出すためには、勇気が必要だと思うんです。だから、「まずは私が誰よりも勇気を出すから、あなたも一緒にやってほしい」といったスタンスで話をします。これが、人にお願いするときの最低限の礼儀だと思ってますね。
Q.そのような姿勢で業務に取り組むようになったきっかけはありますか?
プラゴに入社してからですね。プラゴの環境が私の働き方を確立したような気がしています。
プラゴのマーケティングってまだまだ未知なる部分が多いんですよ。事業自体にも不確定要素は多い。そんな中でも、何を開発するかという要件さえ決まってしまえば、プラゴの天才エンジニアたちは作れちゃうんです。こちらが無茶を言っても、実現してしまうところが恐ろしい(笑)。
エンジニアが何でも実現してしまうからこそ、エンジニアからの「なぜ必要なのか?」「その根拠は?」といった質問には背筋が伸びる思いがします。自分が説明できないものをお願いするわけにはいきませんから。
こういった環境で働いているからこそ、自分の役割を意識しますし、自分の考えをきちんと言語化して人に伝えるスキルが鍛えられていったと思います。
プラゴはまだ新しい組織だから、メンバーが十分だとは言えません。だからこそ、メンバー間をつなぐ役割を担っていかなくてはいけないと思って働いています。
Q.プラゴにいることで変わったことや成長を実感することはありますか?
プロジェクト全体を管理する立場にいると、完璧主義になりそうだというイメージを持たれるかもしれませんが、完璧主義という思想はプラゴに入社してから手放しましたね。
完璧主義ではなくなると同時に、自分の答えが正しくない可能性を感じながら仕事をするようになったんです。でもそれは決して怖いことではないんですよ。なぜなら、今存在していないもの、正解がないものを我々がこれから形にしようとしているから。
カルチャーでいうと、他の企業にあるような上下関係とは違う関係性がプラゴにはあります。よく言えば自由で、自由な分だけ責任を背負っていると言ったらいいのかな。
プロジェクトに関することは、エンジニアだけでなく営業担当だって自由に意見するし、経営層から直接意見を言われることだってあります。こういった環境に最初は戸惑ったこともありましたね。でも、意見する人ってプラゴのことを考えて発言しているんですよね。
言われたからといっても出来ないことだってあるし、出来そうになくてもやらなくちゃいけないこともあるから大変ではあるけど、今の環境にやりがいを感じていますね。
Q.プラゴではどんな人が働いていますか?
「天才が集まっている」の一言ですね(笑)。私が入社した当時はまさにそう。いろんな分野の天才がゴロゴロいました。緊張する空間ではあったのですが、この数カ月でメンバーも増えてきて、少しずつですが社内の雰囲気が変わってきました。
それでも、プラゴに入社してくる人は、「この会社で何かを得よう」という意識を持っている人が多いと感じています。自己実現っていうのかな?現実的だけどクリエイティブな目標を持っていますね。自分を幸せにするための目標がある人が多いです。
自分に芯があるからこそ、他の人の働き方との違いに雑念を感じないようにも思います。そういうメンバーだからこそ、フレックス制やリモートワークといったいろんな働き方があるプラゴでそれぞれみんなうまく働けているんだと思います。
Q.どんな人がプラゴに合っていると思いますか?
自分の人生や考えにワクワクしたい人ですね。そういった人がプラゴに入社されたら、素敵な化学反応が起きるんじゃないかなと思います。
プラゴの経営層は、自由に発言できる環境の会社にしたいと考えているので、本当にやりたいプロジェクトがあるのなら、自分で材料を揃えて見積もりを作って提案する…といった感じで行動すればいいんです。トップダウンではなく、ボトムアップが叶うフラットな組織。夢のある人が来てくれたら、プラゴとして出来ることも増えていくから楽しみですね。
私個人として一緒に働きたい人は、自分の夢や目標にまっすぐな人ですね。仕事に対しても誠実なんだろうなぁと思えます。仕事をシェアしていると、いいことばかりではないと思うんです。報告しづらいこともあるだろうし、チームとして責任を負うこともあるだろうし。そんなときでも、事実をきちんと伝えられる誠実な人と働きたいですね。
Q.次に個人インタビューしてもらいたいメンバーと、選んだ理由を教えてください。
バックエンドエンジニアの山浦さんのお話を聞いてみたいです。理由は、山浦さんが目に見えない物を作っている人だから。
私はビジュアルアートという領域に身を置いてきましたし、これまで仕事として関わってきた不動産や建築だって、目の前にあるものをどうするかという仕事です。そんなジャンルの中で生きていた私が、モノとモノをつなぐ仕組みやシステムを作っている人の頭の中に触れたのは、山浦さんが初めて。アートやデザインといったビジュアルアートという目に見える物を学んできた私としては、形のないモノづくりに挑んでいる山浦さんに憧れるんですよね。
畑違いではあるものの、エンジニアさんたちと話をしている時にも、自分の仕事につながる点があるんですよ。領域がまったく違う人が同じ仕事の仕方をしていると自分の自信にもつながります。だからこそ、山浦さんのお話しを聞いてみたいです!