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聞きたいのはあなたの価値観と“偏愛”。Plottの面接で大切にしているポイントを人事に聞いてみた!

Plott(プロット)は、IPコンテンツの企画から制作、ビジネス展開までを一気通貫で手掛けるスタートアップです。

『混血のカレコレ』はチャンネル登録者数250万人を達成。同作品の楽曲『人間E判定』は再生回数400万回を突破しました。また、『私立パラの丸高校』はKADOKAWAグループ運営の「次にくるマンガ大賞2024」Webマンガ部門にてU-NEXT賞を受賞しました。

さらに、ゲームスタジオ「Plott Games」としてゲーム分野にも参入し、2025年春頃には『ドズル社』のスマホゲーム『ゴゴゴゴーストランド | ドズル社ランドを取り戻せ!』をリリース予定です。

そんなPlottでは、現在「IP革命」をスローガンにIPを起点としてビジネス領域を拡大しており、「100名採用」を掲げて新しい仲間を積極採用中です。

今回は人事として入社し、Plottの組織拡大に貢献してきた採用担当・みっくん(丸山 瑞貴)ともんごろう(呉海 千広)にインタビュー。

一次面接を担当する立場として、面接で大切にしていることやどんな準備が必要かについて、話を聞きました。

HR室 マネージャー
丸山 瑞貴(まるやま みずき)社内ニックネーム:みっくん
ビジネスサイドの採用全般を担当。趣味はボードゲームで、全自動麻雀卓まで購入済み。幼少期は海外で過ごし、日本のエンタメに飢えた生活を送る。人生で一番ハマった作品は『四畳半神話大系』。

HR室
呉海 千広(くれみ ちひろ)社内ニックネーム:もんごろう
クリエイターや編集者の採用全般を担当。休日の過ごし方は、推し活(JO1)、シーシャカフェでの創作活動、映画鑑賞。人生のバイブルは『ジョジョの奇妙な冒険』。好きな映画監督は北野武、クリストファー・ノーランなど。

目次

  • Plottが面接で見ているのは、“人柄”と“人生のストーリー”

  • あなたの“偏愛”を教えて!面接は価値観と熱量を探る場

  • 経歴ではなく“ストーリー”が聞きたい。面接前にやってほしい人生の棚卸し

  • Plottが面接でよく聞く5つの質問

  • 1.「これまで一番熱量を注いだことは何ですか?」

  • 2.「これまでチャレンジしてきた中で、大失敗した経験はありますか?」

  • 3.「仕事のモチベーションは何ですか?」

  • 4.「なぜPlottに入社したいのですか?」

  • 5.「どんな人生を送りたいと思いますか?」

  • 最終面接前に「なぜPlottなのか?」をあらためて考えてみて

Plottが面接で見ているのは、“人柄”と“人生のストーリー”

── Plottの選考において、面接はどんな意味合いを持つのでしょうか?

もんごろう:まずPlottの選考プロセスは、書類選考後の一次面接(オンライン)、1週間のトライアルと課題、場合によっては二次面接、そして最終面接という流れです。

面接は、単に候補者様のスキルや経歴を見極める場ではありません。私たちが候補者様の人柄を知ったり、皆さんがキャリアにおいて叶えたいことがPlottで実現できるかどうかをすり合わせたりする時間と考えています。

「選ぶ・選ばれる」関係性ではなく、お互いが納得してスタートを切れる関係性を目指しています。

── 面接のとき、お二人はどんなことを意識しながら候補者様と向き合っていますか?

もんごろう:面接が固く、かしこまったものにならないように意識しています。フランクな雰囲気で進めることで、候補者様に自然体で話してほしいからです。

準備してきたことをそのまま話してもらうよりも、候補者様の本音や素顔が見える空気感のほうが、採用後のミスマッチも少ないと感じます。

特にみっくんの面接は本当にナチュラルでフラットな雰囲気だな、と。

みっくん:僕は「仲良くなれそうか」を意識しながら会話しています。

面接ではどちらかが一方的に話すのではなく、「対話」のコミュニケーションを意識することで、候補者様に飾らずに接してもらうことを大切にしているんです。

その上で、Plottのカルチャーにマッチするかどうか。また、この人と一緒に時間を過ごしていきたいかという人間性にもフォーカスして見ています。

── では、採用チームとして面接で大切にしていることはありますか?

もんごろう:チーム全体としては、「Why?」の視点を大切に面接に臨んでいます。候補者が「なぜその選択をしたのか、どういう理由でその道を進んできたのか」を掘り下げて聞くということです。

Plottの現場メンバーは言語化力が高い人が多いので、その点にフィットするよう「自分のことを、自分の言葉で語れる人」とご一緒したいと思っています。

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株式会社Plott

あなたの“偏愛”を教えて!面接は価値観と熱量を探る場

── 「面接の雰囲気が良かったことが入社の決め手」というメンバーの声をよく聞きますが、どのような雰囲気で進むことが多いですか?

みっくん:好きな作品の話で盛り上がって、気づいたら1時間があっという間に過ぎてしまうことがよくありますね。

キャリアの話だったはずなのに、いつの間にかエンタメの話になっていたり。好きなことについて話していると、候補者様の価値観や人柄がよく見えるので、むしろそういった「脱線」は大歓迎です。

もんごろう:私が入社したときの面接では、『ハロー!プロジェクト』の話題で盛り上がりました。当時面接を担当してくださった人事の方も、同じアイドルグループが好きだったみたいで(笑)。

初対面なのにまるで友達と話しているような感覚で、「今度一緒にDVDを観ましょう!」「入社したらもっと語りましょう!」と言われたときに、おもしろい会社だと感じました。だから、私も面接でそんな雰囲気をつくれるよう心がけています。

みっくん:僕も面接で、好きなボードゲームや脱出ゲームの話をしました。人事の方が踏み込んで「どんなところが好きなんですか?」と聞いてくれることがうれしくて、ついつい話してしまった感覚を覚えています。

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株式会社Plott

経歴ではなく“ストーリー”が聞きたい。面接前にやってほしい人生の棚卸し

── とはいえ、話すことに苦手意識を感じている方もいると思います。どのようなマインドセットで面接に臨めば良いでしょうか?

みっくん:まず、「自分の良さをアピールしないと!」と思わなくて大丈夫です。Plottが知りたいのは、候補者様自身がどんな人生を歩んできたのかということです。

なぜその道を選んだのか、どのように意思決定をしてきたのか。こうしたストーリーを、決して綺麗にまとめる必要はないので、気楽に話してほしいですね。

ただ、好きなコンテンツの話をするときに、僕が全く知らない作品でも、おすすめポイントや好きなポイントを分かりやすく説明してくれる方には、言語化力とコミュニケーション力の高さを感じますね。

やはり、Plottの業務においても「人に伝える力」は重要なので、自分の世界に入りすぎずに外に向けて発信できる方は好印象です。

もんごろう:好きなコンテンツの話をするとき、多くの方が「語りすぎてすみません……」と恐縮されるのですが、私はむしろもっと語ってほしいと思っています。

Plottの面接は私服OKなので、好きなコンテンツのTシャツを着てきたり、缶バッジを付けてきたりする方もいらっしゃって、そうした自己表現は大歓迎です。素のキャラクターを隠さないで、飾らないまま来ていただけたほうが嬉しいです。

── 事前に準備しておいたほうがいいことはありますか?

もんごろう:ぜひ、ご自身の人生を振り返っておいていただきたいです。履歴書や職務経歴書に書いてあるようなことではなく、キャリアの分岐点でなぜその道を選んだのか、実際に進んでみてどう感じたのかなど、意思決定の理由や背景が整理されていると、話しやすくなると思います。

みっくん:自分を客観的に見る、という点でこれまで周囲の人からどのようなフィードバックを受けてきたかを振り返ってみるのもいい準備になると思います。

「〇〇さんはこんなところが得意だよね」といった褒められた経験はもちろん、フィードバックを受けたことや、「もっとできる!」と鼓舞されたことなど、自分の強みと課題を理解しておくと、経歴の羅列だけではない自分のストーリーを語れるようになると思います。

Plottが面接でよく聞く5つの質問

── 一次面接で重視しているポイントはどこでしょうか?

みっくん:素直さや、人として愛せるかどうかを重視しています。Plottでは「Giver」、つまり他者に対して何かを与えられる人、チームで協力できる人を求めています。

また、エンタメへの大きな愛や、ベンチャー企業で求められる資質を持っているかどうかも重要ですね。

── 「ベンチャー企業で求められる資質」ですか?

みっくん:前提として、僕たちがつくっているのは既に世の中に存在している「正解」ではなく、これからの時代の新しい「正解」です。

働く環境もマーケットの状況も、常に変わり続けています。その中で、明確な答えが分からないまま走り続けなければならないことも。

だからこそ、整えられたマニュアル通りの業務を完璧にこなせる人よりも、カオスな状況で失敗を繰り返しながらもトライし続けられる人を求めているんです。

このトライ&エラーを楽しみながら、最後までやり切れる力を持っているかどうか。これを面接のときに確かめさせていただいています。

── 一次面接でよく聞く質問とその背景を教えてください。

みっくん:質問は一般的な内容で奇をてらうものはありません。ただ、Plottでは回答そのものではなく、回答から見える価値観や考え方に焦点を当てています。ここから面接でよく聞く5つの質問と、その意図をご紹介したいと思います。

1.「これまで一番熱量を注いだことは何ですか?」

みっくん:この質問では「何かをやり切った経験」があるかを知りたいですね。学生時代の活動や仕事以外の趣味などでも構いません。

物事に対する取り組み方や成長プロセスを知り、Plottでのびのびと活躍してもらえそうかを確かめたいので、たっぷり時間を使って話してもらえたら嬉しいです。

2.「これまでチャレンジしてきた中で、大失敗した経験はありますか?」

もんごろう:失敗談は、候補者様の本音が一番見えるテーマだと考えています。チャレンジして失敗し、そこからどのように努力し、成長してきたのかを伝えてほしい。私たちが面接で知りたいのは、候補者様の輝かしい経歴ではなく、「ダサい姿」なんです。

Plottのメンバーは高いビジネススキルを持つ人が多いですが、決して完璧なわけではありません。むしろ「でこぼこ」している人も多くいます。

一方で、一人ひとりが自分の弱みを認め、フィードバックを受けた際には「今よりも成長しよう」と努力を重ねて課題に向き合い続けられる人ばかりです。ですので、候補者の皆さんには、飾ることなく自分の弱さや苦手な部分をさらけ出してほしいですね。

3.「仕事のモチベーションは何ですか?」

みっくん:Plottのビジョンである「世界に熱狂と、時代に灯をともせるようなIP創出」を共に目指せるかどうか、視座の高さを見ています。

「YouTubeで登録者数〇万人を目指します」と、具体的な目標を持つことも大事ですが、あくまで僕たちのビジョンは次の時代に残る次の大ヒットIPを生み出すこと。

だから、候補者様がどんな野心を持って、どんな世界を実現したいと思って仕事に臨んでいるかはとても大切なんです。

4.「なぜPlottに入社したいのですか?」

もんごろう:1人でもSNSやYouTubeでコンテンツをつくり、発信できる時代に、なぜチームに入って大きなIPを生み出したいのか、その理由を聞きたいんです。エンタメに対する本気度や、Plottで実現したいことを理解するうえで重要な質問だと考えています。

みっくん:そうですね。ただ、一次面接からPlottで働きたい理由を流ちょうに語れる必要はないと思っています。求人票やホームページの情報を見ただけで、実際に働いてもいないのに「絶対Plottに入社したい!」と思える人はそういませんよね(笑)。

一方で質問への答え方から「エンタメ業界で何を成し遂げたいのか」は確かめたいと考えています。媚びを売る必要は全くないので、正直な気持ちを話してもらえたら嬉しいです。

5.「どんな人生を送りたいと思いますか?」

もんごろう:仕事は人生の中で大きなウェイトを占めるものです。Plottに入社することで候補者様の人生が豊かになるかどうかは大切だと考えています。

9時から17時まで働いて定時で帰りたいという価値観は尊重したい一方で、今のPlottのフェーズを考えると、100%その希望を受け入れるのは難しいのが本音です。

どんな人生を送れると幸せかという話を通じて、働き方についての価値観をすり合わせ、中長期的にPlottで活躍してもらえそうな方とご一緒したいと思います。

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=========================== ◆会社概要|成長中のエンタメスタートアップ企業 『Next Creative Studio』をビジョンに、IPコンテンツを企画・制作・プロデュースする会社です。 YouTube・TikTok・webtoonなど新世代のプラットフォームから大ヒットIPの創出を目指しています。 YouTube領域においては、総登録者数約1,000万人。累計再生回数は100億回、月間再生回数は5億回を突破。 月間ユニークユーザー数はのべ7000万人を超え、多くの方々にコンテンツを届けています。 2024年11月に約10億円の資金調達を実施。「IP革命」を掲げ、新規IP100本の創出、 IPを起点にした新たなビジネス領域への拡大としてライセンス・ゲーム・音楽など新規の事業領域に本格的に参入しました。 =========================== ◆Plottを代表するショートアニメ となりのヤングジャンプ連載中の『私立パラの丸高校』 チャンネル登録者数76万人 TVアニメ化達成の『テイコウペンギン』 チャンネル登録者数166万人 講談社とタッグで手掛ける『ハンドレッドノート』 チャンネル登録者数127万人 =========================== ◆Plottとは? Plottは小説などを書く前に作る「プロット」のことを指します。「オモシロイを生み出すコンテンツをずっと作っていきたい」との想いを込め、コンテンツの構想を示す“プロット”を社名にしています。また、プログラミングなどで使用される「++」(インクリメント/加算処理を行うこと)を、「Plot」とかけ合わせて「Plott」と表示し、「コンテンツをエンジニアリングする」「ずっと成長し続ける」との意味も込めています。 ◆Plottだから実現できることは? 【デジタルネイティブに刺さるアニメ制作】 Plottのチームはほとんどが20代中心。若いチームの感性をそのまま活かした、若者に支持されるアニメ制作を実現しています。前職はさまざまで、テレビ業界のAD、マンガアプリのディレクター、出版社勤務、Web広告代理店勤務、ソーシャルゲームディレクターなど多岐にわたります。エンタメ系コンテンツを通じて、次世代のクリエイティブを創造できるチャンスが広がっています。 【データによる数値化と感性による新コンテンツの誕生】 YouTubeチャンネルの企画運用が中心となるため、視聴者の反応はすべて数値化された状態で確認することができます。もちろん数値をベースにした判断だけでなく、感性も加えながらIPコンテンツを制作できるのがPlottの強み。これまでの発想にとらわれない、新しいコンテンツを誕生させています。
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最終面接前に「なぜPlottなのか?」をあらためて考えてみて

── 代表が担当する最終面接では、どのような点がポイントになると思いますか?

みっくん:採用チームと見ているポイントはそこまで変わりませんが、最終面接は代表の目線から「一緒に働きたいと思えるか」を確かめる機会になっています。

もんごろう:面接やトライアルを経て、ある程度Plottの雰囲気や居心地を感じてもらった後になるので、今一度「なぜPlottで働きたいのか」をより具体的に言語化していただけると嬉しいです。

ご自身が目指す方向性と、Plottが見据える未来がどのようにマッチしているかを整理しておいてもらえると、面接もスムーズになると思います。

── 最後に、Plottで働くことに興味を持っている方へメッセージをお願いします!

みっくん:皆さんが心の底からやりたいと思うことについて、語り合えれば嬉しいです。皆さんのビジョンがPlottに入社することで一緒に目指せるのかどうか、お互いに確かめられるような面接にしたいと思います。

もんごろう:面接は、私たちが候補者の皆さんを知るだけでなく、皆さんがPlottへの理解を深めるための時間でもあります。気負わず、リラックスして面接に来ていただきたいですし、気になったことは何でも聞いてほしいですね。エンタメに熱い想いを持ったPlottメンバーたちが、お待ちしています!

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