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IPの新たな挑戦をMD分野から後押しする。ランダムブロマイド×『フラグちゃん』成功の秘訣とは?

Plottでは、より多くの方にIPを知っていただける機会を創出するため、ゲームの開発・楽曲制作・グッズの自社販売・ライセンスアウトなど、多岐にわたるIPビジネス展開をおこなっています。

現在、新シリーズ開幕を記念したオリジナルランダムブロマイドが全国ローソンのマルチコピー機「ローソンプリント」で販売中。今回は、本施策を企画したMDチームの「いづみん」と、『全力回避フラグちゃん!(以下、フラグちゃん)』プロデューサーの「しょね」に、企画の裏側や意気込みを聞きました!

「ブロマイド×ボイス×動画」新たな取り組みでストーリーを盛り上げる

ー今回の企画はどちらのチームから提案したものなんですか?

いづみん: MDチームからですね。いつもは周年のタイミングや、季節のイベントなどに合わせて企画を固めていくことが多くて。今回もフラグちゃん5周年に向けて、もともとは11月に販売開始するスケジュールで提案していたんです。

しょね:11月販売開始のランダムブロマイドの新企画を進めていたんですけど、フラグちゃんチームの中で「これまでのストーリー編を完結させて、5周年イベントと連動して新章をスタートさせる」という計画が出てきました。フラグちゃんをより多くの方に知っていただくため、コンセプトを一新して、新たな展開をしていきたいと考えたんです。

いづみんにその計画を相談したら、「せっかくなら新シリーズのスタートダッシュになるような企画にしよう!」と提案してくれて。11月から時期を少しずらして、新シリーズ開幕記念という形で販売が決まりました。

ー企画はどのように進めていくのでしょうか?

いづみん:基本的にはMDチームで企画を作成し、プロデューサーの希望やIPの今後の展望などヒアリングを重ねて、企画を作り込んでいきます。定例ミーティングを設ける場合もありますが、だいたいはプロジェクトごとにミーティングを設定して進めていますね。

しょね:僕たちは主に、MDチームから依頼をもらいながら、使用するイラストや告知用の動画制作などの準備・制作を担当しています。

ー今回の企画でこだわったポイントは?

いづみん:今回の企画のテーマは「動画との連動」。新シリーズのストーリー動画をモチーフにしているので、そのブロマイドを見て「ああ、このシーン良かったよね!」「このシーンどこだっけ?もう一回動画を見返そう!」と感動を思い返せるようになっています。動画とブロマイドがひと繋ぎになる、そんな体験を作りたかったんです。

しょね:今回、新しい取り組みとしてブロマイドにQRコードを入れたんですよね。QRコードを読み込めば、ここでしか聞けない限定のショートストーリーボイスが聴ける仕組みです。

例えば、「このシーンと同時刻、あのキャラは何してたんだっけ?」だったり、「この時、あのキャラはどんな感情だったんだろう」など、場面を補足するようなショートストーリーです。このボイスで新しく知った情報をもとに、もう一度ストーリー動画に戻りたくなるように工夫しました。

いづみん:ここにすごく力を入れましたよね…!このような仕掛けをひとつ作るにも、脚本を作って、それを収録して、QRコードを埋め込んで…という手間が必要なのでとても大変なんです。それでも、最後まで全力で協力してくれたしょねをはじめ、フラグちゃんチームには頭が上がりません。

こういった新たな取り組みは、コストや工数、失敗した際のリスクも大きいです。私たちMDチームも、実施する前には検証を重ねながら慎重に進めるようにしていますが、最後にはIP側からの協力がなければ実施できないチャレンジです。「やってみよう!」と、いつも一緒に前向きに取り組んでくれることに感謝ですね。

しょね:特に今回は、「これからどんどん盛り上がっていくフラグちゃんをもっとたくさんの人に見てもらいたい」という気持ちで考えた企画なので、ただ「ファンの方々の手に届くグッズ」というだけではなく、動画と連動したものにできて良かったなと思っています。いづみんのファン目線を取り入れた企画提案には、フラグちゃんチームとしても、いつも助かっています!


MD企画プロデューサー
自社アニメIPの新規MD開発/商品企画・デザイン・PRまで一気通貫でお任せ
=========================== ◆会社概要|成長中のエンタメスタートアップ企業 『Next Creative Studio』をビジョンに、IPコンテンツを企画・制作・プロデュースする会社です。 YouTube・TikTok・webtoonなど新世代のプラットフォームから大ヒットIPの創出を目指しています。 YouTube領域においては、総登録者数約1,000万人。累計再生回数は100億回、月間再生回数は5億回を突破。 月間ユニークユーザー数はのべ7000万人を超え、多くの方々にコンテンツを届けています。 2024年11月に約10億円の資金調達を実施。「IP革命」を掲げ、新規IP100本の創出、 IPを起点にした新たなビジネス領域への拡大としてライセンス・ゲーム・音楽など新規の事業領域に本格的に参入しました。 =========================== ◆Plottを代表するショートアニメ となりのヤングジャンプ連載中の『私立パラの丸高校』 チャンネル登録者数76万人 TVアニメ化達成の『テイコウペンギン』 チャンネル登録者数166万人 講談社とタッグで手掛ける『ハンドレッドノート』 チャンネル登録者数127万人 =========================== ◆Plottとは? Plottは小説などを書く前に作る「プロット」のことを指します。「オモシロイを生み出すコンテンツをずっと作っていきたい」との想いを込め、コンテンツの構想を示す“プロット”を社名にしています。また、プログラミングなどで使用される「++」(インクリメント/加算処理を行うこと)を、「Plot」とかけ合わせて「Plott」と表示し、「コンテンツをエンジニアリングする」「ずっと成長し続ける」との意味も込めています。 ◆Plottだから実現できることは? 【デジタルネイティブに刺さるアニメ制作】 Plottのチームはほとんどが20代中心。若いチームの感性をそのまま活かした、若者に支持されるアニメ制作を実現しています。前職はさまざまで、テレビ業界のAD、マンガアプリのディレクター、出版社勤務、Web広告代理店勤務、ソーシャルゲームディレクターなど多岐にわたります。エンタメ系コンテンツを通じて、次世代のクリエイティブを創造できるチャンスが広がっています。 【データによる数値化と感性による新コンテンツの誕生】 YouTubeチャンネルの企画運用が中心となるため、視聴者の反応はすべて数値化された状態で確認することができます。もちろん数値をベースにした判断だけでなく、感性も加えながらIPコンテンツを制作できるのがPlottの強み。これまでの発想にとらわれない、新しいコンテンツを誕生させています。
株式会社Plott

フラグちゃんをもっと大きいIPに。ファンにワクワク感を届ける企画を目指す

ーフラグちゃんでは、これまでもいろいろな企画を実施してきましたよね。特に反響の大きかった企画はありますか?

いづみん:一番大きな反響があったのは、キャラクター人気投票企画ですね。ファンの方に実際に投票してもらいました。ランキング上位キャラクターは特別な仕様の描き下ろしイラストのブロマイドとして登場、さらにユニットにして、楽曲を作ったりもしました。ファンの声を直接反映した企画だったので、すごく盛り上がりましたね。

しょね:他にも、投票の際に「このキャラのどんな衣装を見たいか」をリクエストできるようにしましたよね!声が多かった衣装を着たキャラを登場させたりして、大変でしたけど、ファンからの嬉しい声もたくさんもらえた企画でした。

ーファンの声を反映した企画、良いですね!フラグちゃんでは、これまでやったことのない取り組みにも積極的にチャレンジしている印象です。

しょね:そうですね。グッズやランダムブロマイドなど、販売開始の際に出す告知動画や販促画像には特にこだわっています。ただの宣伝にならずに、ちゃんとファンにワクワク感を届けられるものにできているか、というのは意識しています。

告知動画を作るとき、毎回いづみんの熱量に驚かされていて。
「ここは編集で効果を入れて、もっと盛り上げたいです」のような修正指示だけでなく、「このキャラはこういうセリフは言わないんじゃないですか?」「こういうやり取りにしたほうが、キャラ同士の関係性が出て自然になると思います!」と、IPやキャラクターのことを深く理解していないと出てこない修正案が、バンバン出てくるんです。

いづみんを見ていると、「今、自分はファンの目線で考えられているか?」「100%以上のアウトプットを目指せているのか?」と、襟を正す気持ちになりますね。

ーフラグちゃん×MDチームの深い連携プレーが垣間見えるエピソードですね!このような協力体制が築けているのはなぜなのでしょうか?

いづみん:それはお互いに「こうしたい」という目標を明確に共有しているからだと思います。私たちには「フラグちゃんをもっと注目されるIPに押し上げたい」という共通の目的があるんです。

さっき、しょねから「凄い」と言ってもらいましたけど、私もしょねのことを凄いと思っているんですよ。

私がお願いしている修正指示や提案って、自分自身でも細かい自覚があります。正直、最低限の修正をすれば、告知動画としてなんら問題ないものが出来上がるはずです。提案をチェックして、それを実際修正して…と、作業時間もかかります。

それでも、しょねは私の提案に対して、「そのセリフ、最高ですね!」「このキャラだったら確かにそう言いますね。直します!」と、毎回丁寧に対応してくれるんです。

しょね:こんなに愛をもってIPに向き合ってくれるMD担当者、いないですよ。

その姿勢に応えるべく、素材の準備やクリエイティブの制作進行は、誰よりも丁寧にやろうと心がけています。

PlottのMD企画は、IPプロデューサーの「やりたい」を形にするような仕事

ーフラグちゃんへの愛を感じます。その愛着は、どこから湧いてくるのでしょうか。

しょね:日々向き合っていたら自然と愛着が湧くというか…自分で生んだ我が子を育てる感覚ですね。

いづみん:確かに。正直、入社前からPlottのIPが凄く好きだったというわけではなく、毎日一緒に暮らして、誰よりも愛情深くなっていった…って感じかも。

しょね:大変なことを乗り越えられるのも、単純にフラグちゃんが好きだから、でしかないです。

本当は、今回のランダムブロマイドのように、新しくておもしろい取り組みをもっともっとやりたいんです。正直、これまで「やりたいけど、手が回らない…」で置いてきてしまっていた企画もたくさんありました。でも、一歩踏み出さないとなにも始まらない。どれだけ忙しくても、「フラグちゃんを盛り上げるために」の一心で、がむしゃらにやっていますね。

いづみん:私は、絶対にフラグちゃんをもっと大きいIPにしていきたいんです。我が子のように愛している作品を、より多くの方に知って、楽しんでいただきたい。

しょねが「新しくておもしろい取り組みをもっとやりたい」と言っていたんですが、私にできることは、MDの分野から、その想いや取り組みを後押しすることだと考えています。今回の、新シリーズ開幕記念ランダムブロマイドもそのひとつ。IPプロデューサーの「やりたい」を形にするような仕事をしていきたいですね。

MD企画ディレクター
デザイン・企画職/アニメグッズのクリエイティブディレクター
=========================== ◆会社概要|成長中のエンタメスタートアップ企業 『Next Creative Studio』をビジョンに、IPコンテンツを企画・制作・プロデュースする会社です。 YouTube・TikTok・webtoonなど新世代のプラットフォームから大ヒットIPの創出を目指しています。 YouTube領域においては、総登録者数約1,000万人。累計再生回数は100億回、月間再生回数は5億回を突破。 月間ユニークユーザー数はのべ7000万人を超え、多くの方々にコンテンツを届けています。 2024年11月に約10億円の資金調達を実施。「IP革命」を掲げ、新規IP100本の創出、 IPを起点にした新たなビジネス領域への拡大としてライセンス・ゲーム・音楽など新規の事業領域に本格的に参入しました。 =========================== ◆Plottを代表するショートアニメ となりのヤングジャンプ連載中の『私立パラの丸高校』 チャンネル登録者数76万人 TVアニメ化達成の『テイコウペンギン』 チャンネル登録者数166万人 講談社とタッグで手掛ける『ハンドレッドノート』 チャンネル登録者数127万人 =========================== ◆Plottとは? Plottは小説などを書く前に作る「プロット」のことを指します。「オモシロイを生み出すコンテンツをずっと作っていきたい」との想いを込め、コンテンツの構想を示す“プロット”を社名にしています。また、プログラミングなどで使用される「++」(インクリメント/加算処理を行うこと)を、「Plot」とかけ合わせて「Plott」と表示し、「コンテンツをエンジニアリングする」「ずっと成長し続ける」との意味も込めています。 ◆Plottだから実現できることは? 【デジタルネイティブに刺さるアニメ制作】 Plottのチームはほとんどが20代中心。若いチームの感性をそのまま活かした、若者に支持されるアニメ制作を実現しています。前職はさまざまで、テレビ業界のAD、マンガアプリのディレクター、出版社勤務、Web広告代理店勤務、ソーシャルゲームディレクターなど多岐にわたります。エンタメ系コンテンツを通じて、次世代のクリエイティブを創造できるチャンスが広がっています。 【データによる数値化と感性による新コンテンツの誕生】 YouTubeチャンネルの企画運用が中心となるため、視聴者の反応はすべて数値化された状態で確認することができます。もちろん数値をベースにした判断だけでなく、感性も加えながらIPコンテンツを制作できるのがPlottの強み。これまでの発想にとらわれない、新しいコンテンツを誕生させています。
株式会社Plott


ー最後に、これから来る人へメッセージをお願いします!

いづみん:IPに関わる仕事は、ファンを絶対に裏切れません。ファンと同じ、もしくはそれ以上の熱量を持って、IPに向き合ってくれる人が必要なんだと思います。

忙しくなってきたり、企業規模が大きくなってくると、どうしても作業的になりがちです。ただ、Plottではまだまだこれから新しくチャレンジしていくべきことがあります。ひとつひとつのIPやプロジェクトに密に向き合い、愛を持って接する。それを楽しんで挑戦してくれる人が増えたら嬉しいですね。

しょね:やりたいことがたくさんある人、「こうしたらもっと良くなると思う」と意見を言ってくれる人と、ぜひ一緒に働きたいですね。もちろん全部が採用されるわけじゃないですが、その意見を聞いて次に繋げる姿勢がチームにあります。だからこそ、「どうせダメだろう」じゃなくて、まず言ってみるって大事です。

いづみん:私の意見、全部真摯に聞いてくれますもんね!説得力ある。

しょね:僕も、フラグちゃんのプロデューサーとしてはまだまだ分からないことだらけなので。これからもいづみんのIP愛溢れる提案、たくさん待ってます!!


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