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Plottの代表的IPともいえる「テイコウペンギン」
今回は、インターンシップ時代から「テイコウペンギン」の制作に携わり、新卒入社後はプロデューサーとして成長を牽引、現在ではマネージャーを務める、だっちへのインタビューです。
若くして実践的な経験を積めるPlottの文化やプロデューサーの魅力、今後の展望などをお話いただきました。
ぜひご覧ください。
ショートアニメ事業部 マネージャー
石田 貴大(いしだ たかひろ)
社内ニックネーム:だっち
1998年生まれ。明治大学法学部卒業。
エンタメ業界への就職を志して、大学4年次に学生インターンシップとしてPlottに入社。
その後、新卒入社。新卒1年目で「テイコウペンギン」のプロデューサーに抜擢。
チャンネル登録者100万人まで成長させる。
年齢や経験に関係ない、抜擢・挑戦文化に共感して入社
ーー現在はどのような仕事をされていますか?
2024年の1月までは「テイコウペンギン」のプロデューサーとして、動画の企画、脚本チェック、SNSマーケティング、チームマネジメント、予算管理など、幅広く担当していました。2024年2月からは、プロデューサーを担当しながら、「ブラックチャンネル」、「太鼓の達人 アニメば~じょん!」など、複数のIPのマネージャーとして、各IPを成長させていくことをミッションとしています。また、新規IPの立ち上げにも参画しています。
ーー幅広い業務を担当されていますね。これまでの経歴も簡単に教えてください。
大学4年生の時にインターンシップでPlottにジョインし、その後、正社員として新卒で入社しました。入社後、約1年間は「テイコウペンギン」のディレクターを担当し、その後にプロデューサーを務めました。直近は、マネージャーとして複数IPを管轄する役割になりました。
ーーそもそもPlottでインターンシップを始めようと思ったきっかけは何ですか?
当時、テレビ業界の就職に全落ちし、就活浪人を考えていて、再度就職活動に向けた実績づくりがきっかけでした。そこで、インターンシップ先をWantedlyで探していたところ、偶然Plottがヒットしたんです。テレビの関係者が関心を寄せるYouTubeに興味を持ち、面接に進みました。
ーーインターンシップもいくつか候補があったかと思いますが、最終的な決め手は何ですか?
最終的にPlottに決めた理由は、事業内容に加えて、自分のつくった企画で数字を出せる点、スピード感、会社の雰囲気の良さなどですね。
ーーどうして最初はテレビ業界を志望していたのですか?
大学1〜2年生の時に、ネット配信番組のアシスタントディレクターのアルバイトをしていました。そこでテレビで見たことがある芸人さんともご一緒し、そういった方々と仕事ができることにすごくワクワクしたのがきっかけです。昔からエンタメが好きということもあり、好きなことで働きたい、自分が楽しめることで生きていたいという気持ちが強かったのも大きいです。
ーー実際にテレビ業界の魅力を体感したのですね。そこからどのようにPlottへの就職に至ったんですか?
最初は実績づくりのつもりでしたが、自分で企画したものが当たる、外れるという体験自体が新鮮で楽しいことに気づきました。次第に、裁量が増えていくとともに、さまざまな企画にチャレンジする機会も多くなりました。ただ、このような経験を大きな組織で入社後すぐに経験できるのかと考えてみると、そうではない場合が多いのかなと思います。そして、試行回数を多く重ねたいのであれば、Plottなんじゃないかと思い始めました。
ーースタートアップならではの魅力ですね。
そうですね。何より大学生に事業の看板となるIPを任せてもらえるような環境はなかなかありません。年齢に関係ない、抜擢の文化を肌で感じたことで、この先の未来も一緒に見てみたいと思うようになりました。ソフト面でも、みんな優しくて明るくて、時に代表や取締役も一緒にボードゲームや卓球に打ち込む反面、ひとたび事業のこととなると真剣に取り組むという、遊びにも仕事にも全力である組織が自分に合っていました。
ひたむきに仮説検証を積み重ねることが醍醐味であり成功の秘訣
ーープロデューサーの仕事の醍醐味はどのような点にありますか?
数字をとことん扱える点だと思います。現状の実績をヒントに企画を考えて実行し、その企画が狙った通りに大好評ということが多々あります。その瞬間は醍醐味だと感じますし、楽しいところです。たとえ数字が出ない苦しい期間があっても、分析して次につなげていく、その過程も楽しめています。
ーー分析が得意な方がプロデューサーに向いているのでしょうか?
必須ではありませんが、向いていると思います。どの仕事にも言えることかもしれませんが、諦めずに数値を元に仮説検証を繰り返して成功に導くことが重要です。
ーーやり切る力ですね。プロデューサーならではのやりがいはどういった点ですか?
細かいところですが、キャラクターの衣装やテンポの良いセリフ回しなど、こだわった部分に気づいてくださるコメントが付くと嬉しいですし、救われた気分になります。これらは数字に直接的に表れにくく、かけた時間に対して必ずしも返ってくるものではありませんが、プロデューサーとして取り組まなければいけない点だと考えています。
ーープロデューサーの仕事をする上で大切にしていることはありますか?
感謝の気持ちを伝えることを大切にしています。特にアニメの制作は、一人でできる範囲も限られており、決して一人でできるものではありません。誰かの支えがあってできることですので、日々関わる方に感謝を伝えるようにしています。
ーーこれまでのPlottでの仕事における成功体験は何かありますか?
ナッシュさんとのタイアップ動画「一人暮らし向け超簡単ズボラ飯」で再生回数が伸びたことが成功体験になっています。この動画のサムネイルは、過去に爆発的なヒットを記録した動画を参考にしました。分析を進めるなかで、どんぶりを見せるような構図が注目されたのではないか、と仮説を立てて制作し、見事に多くの方に視聴いただきました。この動画をきっかけに、構図のヒントだったり、動画の企画内容のヒントだったり、さまざまな場面で応用が効くメソッドを自分のなかで確立できた実感があります。
ーーまさにお話されていたプロデューサーの醍醐味ですね。一方で、失敗体験は何かありますか?
前任からプロデューサーを引き継いだ直後、月間の再生数が約半分にまで低迷した期間は非常に落ち込みました。スケジュールの関係上、数ヶ月前から配信する動画をつくっているため即座には打ち手が打てず、立て直しには半年ほどかかりました。
ーーハードな経験ですね。どのように失敗を乗り越えられたんですか?
不調のなかでもチャンネル運営は続きますし、何か手を打たないといけません。周りの方々にも支えていただきながら、中身を少しずつ変えていったり、IPの根本を考え直したりして、徐々に回復することができました。
ーー今後はどのような目標を掲げていますか?
2、3年後の目標として、10億円規模のIPをつくりたいと思っています。それが自分の思い入れのある「テイコウペンギン」であれば嬉しいですし、新規IPであれば自分のやりたいことを詰め込んだ作品だと嬉しいですね。そのために、今は小さな挑戦を積んでいくフェーズだと思ってます。長期的には、時代を超えて語り継がれる作品を生み出したいですし、その作品をきっかけとして、次の作品が生まれるくらいのインパクトを生みたいです。
ーー直近、マネージャーとして抜擢されたとお聞きしました。マネージャーとはどのような役割でしょうか?
まだまだ勉強中ですが、一つ挙げるとしたら”部門の目標達成のために計画を立て、メンバーにどう業務を遂行してもらうかを考える”役割だと思います。これまではテイコウペンギンだけの結果にコミットしていましたが、より複数のIPとなったことで部門単位でどのように成果を出すか、俯瞰の視点が求められると常々感じています。
ーーそれはさらにやりがいが出てきますね。マネージャーを務めるにあたって、意識していきたいことはありますか?
背中で語れるようなマネージャーになりたいです。口下手なので、結果や業務成果で語り、だっちを目指したい、と言ってもらえるよう、既存IPの更なる成長や新規IPの立ち上げにもコミットしていきたいです。
とにかく結果が出るまでやり続けられる環境
ーーだっちがPlottで頑張れる理由は何ですか?
まだ挑戦中で、大成功していないからですね。恐らく自分が納得してやりきった実感を得るまでは満足できない気がしています。
ーーそんな挑戦環境があるPlottにおける、事業面での魅力を教えてください。
やはりSNSアニメで影響力があり、ヒット確率が高いのが特徴です。ヒットしたものを横展開し、どんどんヒットを出し続けられる点は、事業面での強さだと感じます。そして、Plott全体として仮説検証を大切にする文化が根付いているからこそ、ヒットが継続できているんだと思います。
ーーその一方で、事業において課題に感じている点はありますか?
YouTubeで数字を獲得できている反面、ほかSNSで数字を作れていない部分は課題だと思います。YouTubeを軸にしつつも、インスタやTikTokでも「これ見たことある!」を作れてこその”SNSアニメ”なのかなと。より多くの人にコンテンツを楽しんでもらう、キャラの魅力を知ってもらうことが大ヒットIPに繋がると思うので、そこが課題であり伸び代だと考えています。
ーー組織・カルチャー面での魅力はいかがでしょうか?
締め会に代表されるような会社単位で開催する打ち上げが多い点は、ユニークだと思います。それも強制されるわけでもなく、みんなが自発的に楽しんでいます。上司とのご飯は楽しくないという友人の声も聞いたりするのですが、Plottでは本当にそのような雰囲気を感じることがありません。そして、どの社員と話しても、その認識が共通している感覚があります。
ーーその雰囲気を表現するようなユニークなエピソードはありますか?
仲良くなれたきっかけに、みんなと実施したバスケットボールがあります。それも始業前に集まって、そこに代表、経営層、チャンネルオーナーがいるんです。平日の朝っぱらから何やってるんだよって感じですよね(笑)。でも、そのおかげで部署に関係なくコミュニケーションを取ることができ、仲良くなれた実感があります。
ーーなかなか普通の会社では聞かない話ですね。その一方で、組織面において課題に感じている点はありますか?
プロデューサーの人数が挙げられます。ありがたいことに企業様から共同プロジェクトとして新規IPを立ち上げたいというオファーが増えてきたものの、それを持てるプロデューサーが多くないため、本来のPlottのスピード感で実行できていないのかなと。逆にいうと、Plottに興味を持ってくださった方全員に、新規IPを0から立ち上げ、大ヒットIPを生み出すチャンスがあると思います。
ーーそんなPlottにおいて、どのような方に仲間になってほしいですか?
足を引っ張り合う関係性ではなく、互いに競い合って高めていけるライバルのような仲間が増えると良いと思います。組織における政治がないことがPlottの良いところですので、変に出し抜こうとせず、ポジティブに人と競争し合い、差別化する。そんな純粋に切磋琢磨する関係性に希望を感じる人と一緒に働きたいです。
ーーありがとうございます。それでは最後に記事をお読みの方に向けてメッセージをお願いします。
ここまでお話したことは、割と平凡なことばかりだったと思っています。そんな自分でも一定のポジションがあり、面白い作品を本気で生みたいと思えるのがPlottです。時間を投下すれば、とにかく結果が出るまでやり続けられる環境ですし、やればその分だけ評価してもらえます。強烈に尖った個性は必要ありません。結果が出るまでやり続けられる方こそ率先してお話できたら嬉しいです。