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自ら手をあげエリアマネージャーに。異業種転職者の成長ストーリー【社員インタビュー Ep.16】

津守美希
大学卒業後、新卒で大手電子部品商社で貿易事務を経験。
2021年9月&AND HOSTEL HOMMACHI EAST にアルバイトスタッフとして入社。2022年1月社員登用。
現場支配人を経験後、&AND HOSTEL SHINSAIBASHI EASTやCOGO TENNOJIの開業に携わる。
現在は、大阪地域のエリアマネージャーを担当している。

ー大手商社の貿易事務からホステルに転職した背景は?

学生時代に留学経験があり、英語が好きで、新卒で大手商社の貿易事務に就職しました。
就職から5年を経て、27歳になった頃、まわりに転職や結婚などのライフステージの変化が
起こり始めました。

周囲に同じく、私が自分のキャリアについて考え出したのがその頃です。
次第に、次のステージに進みたいと思うようになり、勤めている会社にとどまるより、新しい場所に飛び込みたいと考えて転職活動をスタートしました。

転職軸は、「インバウンド向けのサービスに関わることができる会社」。
前々から、日本の良さを海外の方に伝えたいと思っていたんです。
業界は、SNSマーケティング、観光など、幅広くいろいろと見ました。
宿泊業も興味を持った業界のうちのひとつです。

前職が上場しているかっちりとした企業だったので、
転職先は自由な社風の会社に入りたいと思っていました。
条件面よりも、カルチャーや成長環境を軸にして求人を探し、たどり着いたのが今の会社です。

ー大阪地域初のエリアマネージャーに就任したときのエピソードや、就任後の意識の変化について教えてください。

■津守のキャリア遷移
アルバイト→一般社員→支配人→店舗開業→大阪地域エリアマネージャー

もともと大阪エリアは1店舗で運営していたのですが、
2022年頃、私も開業に携わった2店舗が加わって、3店舗に増えました。

店舗が増える中、社内で「誰が全体のマネージメントをするんだ」という議論が出たんです。

そこですかさず「私がやります!」と手をあげました。
大阪店舗のことは私が誰よりも知っているという自負がある。
他エリア出身の人に任せるくらいなら、私がします!という気持ちでした。
会社も承認してくれ、晴れてエリアマネージャーに。

とはいえ、不安はもちろんありました。主にマネージメント面への不安です。
私のマネージメント経験と言えば、前職での数人の後輩へのOJTと、
支配人時代のスタッフマネージメントくらいで、全体マネージメントの経験は皆無。
そのうえ新店舗は運営もまだ安定していません。

だからといって、手を挙げたからには「できません」とは言えません。
私は新しい業務にがむしゃらに取り組みました。

ピープルマネージメントに関しては、新米エリアマネージャーの私は、まだ素人同然。
卓越したスキルや、経験があるわけではありません。
でも、支配人時代からもっていた、人に関わっていきたいという気持ちは変わりませんでした。

まず私は「相手にとってどうしてあげるのが一番良いんだろう」を、
めちゃくちゃ考えるようになりました。
自分の「こうして欲しい」という考えを押し付けるのではなく、
相手の「こうしたい」を探して、それを実現させてあげたいと思ったんです。

とにかく店舗のスタッフと関わって、相談があるスタッフがいれば、
十分に時間を取って話を聴くようにしました。
今抱えている不安、課題に感じている仕事の進め方、取り組みたいことなど、あらゆる話を聴いて、
その人にとってしっくりくる答えを一緒になって探します。
私が、リモート勤務をせずに毎日店舗にいるのも、
店舗スタッフたちにとって身近な存在でいたいという思いからです。

当たり前ですが、店舗にはいろんな人がいて、いろんな価値観があります。
それが大変、と感じないこともないけれど、店舗スタッフの課題や目標に伴走できることは、
私にとってのやりがいになっています。
そして、店舗スタッフたちが頼ってくれたり、課題が上手く解決して感謝してくれたりすると、
とてもうれしく感じます。

エリアマネージャーに就任してから、1年が経ちました。
最近、「私がエリアマネージャーとして何をしたいのか」がはっきりと見えてきたんです。

それは、「みんなの夢を応援すること」。

せっかく縁あってPLAY&coに集まってくれたみんなが、自分のやりたいこと、将来の夢をどんどん実現していってほしいと考えています。
みんなが夢を叶えるためのサポートを全力でしていきたい。
それがPLAY&coにおけるキャリアアップでも、個人としての将来目標でも、種類関係なく全部の夢を応援したいです。

そして現に私が新しい挑戦ができているように、PLAY&coには夢を応援してくれる人たちも、土壌もあると思っています。
私がこんなふうに思えるのは、私を支え、関わり続けてくれる、先輩、ゼネラルマネージャー、
本社の人たち、それからもちろん店舗スタッフの存在があるからこそ。

ここには、手を取り合って共に成長できる仲間がいます。
エリアマネージャーの仕事に興味を持ってくれたり、
仲間とともにアーリーフェーズの宿泊事業を盛り立てて行きたいと思ってくれた方は、
ぜひPLAY&coに飛び込んできていただければと思います。

ーエリアマネージャーってどんなお仕事なんですか?

基本的には担当エリアの店舗がスムーズに、
問題なく業務できるように指導・サポートするのがメイン業務です。
具体的には、収益管理、スタッフの人員配置やメンタルケア、店舗で起こった問題の解決を担います。

そのほかには、物件オーナー様とのやりとりも対応します。
密な連携を取られるオーナー様の場合は、毎週定例でミーティングを行い、
売上や課題の報告、店舗でのイベント開催の相談などをしています。

店舗スタッフや支配人との違いは、目を向ける範囲が広がること。
店舗業務では、宿泊客と店舗メンバーを中心に考えていきますが、
エリアマネージャーは、加えて法人対応が増えたり、会社の方針を汲んだり、
事業の収益化に取り組む必要が出てきます。
関わる人が増え、より高い視座が求められるポジションだと思います。

ーよくある1日のスケジュールを教えてください

稼働している日は、必ず担当エリアのどこかの店舗にいます。
打ち合わせも多く、東京のエリマネやGMとのミーティング、店舗ミーティング、
月初にはオーナーへの売上報告を行っています。

10:00 出社、店舗運営スタッフや清掃スタッフとコミュニケーション
10:30 Slackチェック、タスク整理 
11:00 クライアントとの打ち合わせ資料作成
12:00 昼休憩
13:00 担当店舗運営スタッフの状況やタスク内容確認
14:00 クライアントとの打ち合わせ
15:30 店舗運営スタッフにタスクの落とし込み
17:00 店舗MTG
19:00 定時、帰宅

ーエリアマネージャー経験で高められるスキルや価値は?

・マーケティング知識が身につく
・マネージメント経験が得られる

この2つがポータブルスキルとして高められる価値だと思います。

まず、エリアマネージャーはマーケティング部署との協働の機会があるので、実務ベースでマーケティングの思考法や知識が身に付きます。

マネージメント経験に関して。
エリアマネージャーのポジション上、支配人をはじめとする複数名のホステルスタッフの指導や教育、モチベーションマネージメントを担うので、こちらも実践経験が積めるスキルになると思います。

ーPLAY&coの良いところ、好きなところを教えてください

PLAY&coには「話を聞く」文化があり、提案や発言をしたいときに、
みんなが聞いてくれるという安心感の中で、臆せず自分の意見を発信できる環境があるのが
良いところだと思います。
何か悩みがあるときの相談。新しいことに挑戦したい意欲を伝えるとき。それから提案があるとき。
聞く側が、発言者が話しやすい雰囲気を作ってくれています。
提案なども、よほど荒唐無稽な内容でない限り、初手で断られることはまずないです。
相手の話に耳を傾ける、という姿勢が、PLAY&coの好きなところです。

ー担当する大阪エリアで好きな場所を教えてください

天王寺公園にある「てんしば」がお気に入りです。

天王寺駅から徒歩1分という好立地にあって、カフェ、子どもの遊び場、
フットサルコートなどが入った施設です。

なかでも、私が好きなのは、芝生エリア。
芝生に寝そべったり、ランチをしたりと自由にくつろぐことができます。

気候の良い季節に、芝生に座ってコーヒーを飲むのが、私にとっての癒しのひとときです。

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