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遊びと共に創る、ために。働きたい場所で、働きたい人たちと。【社員インタビューvol.13】

経歴

溝上宗史朗
2020年入社。&AND HOSTEL KANDA(現在は閉業)での勤務後、&AND HOSTEL MINAMISENJUにて支配人とPLAY&co(以下、PAC)の人事を兼任。その後、PACを一度退職し、2023年に復職。現在は宿泊マーケ事業部に所属し、新規オープン施設のOTA(予約サイト)の開設と設定を担当。

ー現在、どのようなお仕事をしていますか?

平日の日中は九州の大学の留学関係部署で働いており、通訳や日本人学生の留学カウンセリング、留学生寮の管理とマネージメントなどを行っています。

自分自身も交換留学生の制度を利用した経験があるので、窓口での留学・語学勉強の相談を通してその経験を、留学をしたい日本人学生に還元できるのも魅力の一つです。

そして、業務委託として平日1時間、週末5時間程度、フルリモートでPLAY&coの宿泊マーケ事業部でも仕事をしています。



ーPLAY&coに出会う前の人生について教えてください。

九州の佐賀県で生まれ育ちました。中学校まではサッカーに打ち込み、バイト漬けの高校生活の後なんとか大学に入ったのですが、そこで人生の迷子に。大学を辞めそうになりながらも、休学を1年、リトアニアへの交換留学を1年して、6年で学位を取得しました。

人生の転機は、大学3年生の休学中に一人旅をしたイタリアでした。ふらっと立ち寄った「バール」と呼ばれる地元のカフェで、コーヒーに出会いました。陽気なバリスタさんが、笑顔でエスプレッソを淹れてくれたのを今でも覚えています。

コーヒーを通して地元の人やさまざまな国の人が繋がる空間に魅力を感じ、大学在学中にバリスタのお仕事を始め、卒業後もコーヒー関係の企業で働きました。

その後、独自のコーヒー文化が深く根付いているオーストラリアへ向かいました。ワーキングホリデーでバリスタとして生計を立て、ゆくゆくは専門学校で観光学を学び、イタリアで出会ったバールのような「人を繋げる」ホスピタリティの仕事をしたいと思っていました。

当時生活していたメルボルンの街並

ーPLAY&coにはどうやって出会ったのですか?

ワーキングホリデーの最中、新型コロナウィルスの蔓延により、バリスタの仕事を失いました。飲食業も観光業も大打撃を受け、新しい仕事は全く見つからず、とうとう日本に帰国する決断をしました。

ロックダウン期間中に働ける場所を探していた時、たまたまWantedlyで中川さん八尾さんの記事を読んでPACのことを知りました。中川さんは年下、八尾さんは同い年なのにも関わらず仕事のなかでワクワクすることを見つけ、積極的にチャレンジしている姿に衝撃を受けました。

また、PACのMISSIONの中に、こんなことが書いてありました。

PLAY & co – 遊びと共に創る– 
人が誰にも負けない価値とは、その人だけがもつ、寝食を忘れて熱中できる”遊び心”です。
訪れるゲストが心から楽しめるように、私たちが誰よりも楽しんで創ります。

「ワクワクするMISSIONがあり、それを体現する面白い社員がいる場所」に興味を持ったのが、始まりでした。

その後、PAC主催のオンラインワークショップに参加させていただき、ホステル運営について学びました。そこでは実際にPACで働いているメンバーと話す機会があり、自分が働くことになった時のイメージが沸きました。そして何より、働く人たちのバックグラウンドが多様なことに驚きました。当時お話したのが尾崎さんだったのですが、彼は火山の研究をしていたり、他にも面白い経験をしてきた人がたくさんいたんです。

その後、すぐ役員に繋げていただき、面接に進みました。私はスーツ姿でガチガチに緊張していたのですが、小屋敷さんが半袖半ズボンで入ってきてすぐ「スーツ!?喋り方も硬いなぁ〜」と一言(笑)。緊張が和らいだ瞬間でした。そして、私の経験をお話ししたときに「面白い!そういう話が聞きたかってん!」と言ってくださったのが印象に残っています。

役員に遊び心があるなら、社員たちも「PLAY & co – 遊びと共に創る–」を体現できているに違いないと確信し、PACへの入社を決意しました。



最初は神田や南千住の店舗で、支配人として現場での店舗マネジメントを担当しました。とにかく現場が大好きで、スタッフが大好きでした。どんなに忙しくても、常に現場では100%の力を使っていました。

他にも、人事を担当していたこともありました。元々興味があって、「人事に挑戦したい!」と言い続けていたら、「そうちゃん人事やる?」と上司の尾崎さんが声をかけてくれたんです。自分で言っておきながら「早くないか!?」と思いましたが、そんな社員の意思や好奇心をすぐに反映させてくれるのは嬉しかったです。

支配人時代のスタッフたちと

━一度は、PLAY&coを離れたんですよね。

2020年の11月末に退職しました。色々きっかけはあるのですが、当時のPLAY&coは今より小さなチームだったので、業務量が多かったというのがあります。当時の支配人は、店舗のマネジメントに加えて、今では宿泊マーケ事業部が行うような売上管理も行っていました。また、支配人業務以外にも、人事など会社全体に関する業務も全員が持っていました。

自分の店舗で働いている子たちを働きやすくするためだったので苦ではなかったのですが、日々を乗り越えることで精一杯になってしまい、いつのまにかPACに入りたいと思ったきっかけでもあるMISSIONの一つ「PLAY & co – 遊びと共に創る–が体現できなくなってしまっていました。

退職後は、繋がりのあった母校の大学の仕事を始めました。最初はプライベートの時間が増えたので、プログラミングやエクセル、語学の勉強をしてみたり、趣味に時間を使っていました。ただ、こういう生活も、1〜2ヶ月すると手持ち無沙汰になってくるんですよね(笑)そこで気付いたのが、「もっと働きたい!」という自分の気持ちでした。

そのタイミングで、退職後山本さんから「今、PLAY&coでは新しい働き方もチャレンジできるようになったから、時間が空いてるならまた一緒に働かない?」とお話をいただいたんです。

ーPLAY&coに戻ろうと思った理由を教えてください。

「人」、それに尽きます。

様々な職種を経験して思ったのは、「誰と働くか」が一番大切ということです。

PLAY&coのメンバーは、仕事仲間としてだけではなく、人として尊敬できる人が多いんです。だからこそ、離れた後も繋がっていたんだなと思います。

特に、執行役員の山本さんと(元)ジェネラルマネージャーの中川さんは、私にとって偉大な存在です。彼らは、どんなに業務が忙しくても遊び心を忘れない人なんです。常に楽しいこと、心が躍ることにアンテナを張り続けていて、新しい挑戦をし続けていく姿をずっと見ていました。

誰とだったら遊び心を持って働く気持ちを持てるか、と考えた時に、ただタスクをこなすことではなく、自分のやりたいことのために仕事をする人や、熱中して時間を忘れて働ける人、が私の人生には必要だなと思いました。

そういう人たちが働いているのが、やはりPACだったんです。もう一度彼らと仕事ができるならぜひ戻りたい、と思いましたね。

宿泊マーケ事業部に参加することは予想外だったのですが、支配人時代は苦手意識のあった数字に強くなりたいという思いが芽生え、挑戦してみることにしました。

ほぼ未経験からのスタートだったのですが、すごく面白くて。支配人時代も売上管理をしていたんですが、入ってくるお金や出ていくお金を意識しているかどうかで、見え方が大きく変わってくるんです。今、会社としてこれくらいの収益・ランニングコストがあって、ランニングコストを抑えられると、収益が出て、それが自分達の給料になっていく。会社全体への意識が向くようになると、より戦略的に動けるようになってきます。

日々のマネジメントに追われ、意識せずタスクをこなしていた頃よりも、今は、現場、経営陣のどちらの思いもわかるようになりましたね。「売上を取る」という会社の心臓部の仕事は、社員たちの給料やボーナスに直接繋がるので、生半可な気持ちではできないなと感じる毎日です。

また、宿泊マーケ事業部の佐藤権野の仕事ぶりを見ていると、まだまだ学びが足りないなと感じています。フルタイムではないので、時間が限られている中でいかに効率よく自分の業務を進めていくかに重点を置いて仕事をしています。

一方で、リモート勤務による難しさを感じることもあります。九州に住んでいるので、現場の社員とのコミュニケーションが以前よりは少なくなってしまっています。現場が今どういう状況で何に困っているかをもっと理解したいなと思っています。私にできることは協力したいので。

ーPLAY&coに戻ってきて、働く環境は変わったと感じますか。

基本的に本業は定時に終わるので、本来は18時からPACの仕事をするのですが、残業で時間通りに始められなくても、フレキシブルに働けています。以前より働く時間は長くなってはいるのですが、今の方が働きやすいと感じています。

また、PLAY&coを離れた当時は少ない人数で全てをこなしていましたが、今はタスクが分散されて、それぞれの専門チームが対応するようになったので、その点でも働きやすくなっていると思います。

会社の中でも色々な働き方を実践する人が増えてきています。自分の人生に合わせて関わり方を選択し、キャリアアップしていくことができる会社になってきています。それぞれが自分らしい働き方を見つけて、自分から交渉すれば、もっと新しい働き方が生まれてくると思いますよ。

あとは、役員陣も生意気な人が好きなのかなと。(笑)主張ができる人に「良いねー!」と肯定してくれることも、この会社の良いところです。

ー今後の展望を教えてください。

「現場の社員たちが今よりも働きやすくなり、かつ給与が増えること」が一番の目標です。

マーケティングが成功すれば、会社としての収益が上がり、働いている社員に還元されていきます。私も現場を経験してきたからこそ、今現場で働いている社員のために頑張りたいと思っています。

私の人生についてなら...絶賛迷走中です!かなり自由にさせてもらってきた人生だったので、少し落ち着かないとなとは思っています。(笑)

ただ、色々な職種に挑戦したことで、自分に合っている働き方がわかってきました。年間120日の休みと、その使い方に裁量権がある生活です。自分に生き方、時間の使い方の裁量権があって、楽しければ、私のように長時間働いてもいいと思うんです。少しずつですが、理想の働き方に近づいているなと感じていますよ。

ー他社員からの印象

・その優しさはどこから来てますか?電話越しでわかります笑
・一瞬で伝わる人柄の良さ
・他人のためにめちゃくちゃ頑張れる優しくて素敵な人。電話の切り方が独創的。
・PACベテラン、包容力がある
・人間性の塊。アルバイトのみんなからの慕われ方がすごい!

ーMy favorite travel item!

あまり物は持っていかないですね。使い古したこのバックパックに最低限の荷物を詰めています。



リモート勤務のため、普段はなかなか会えない「レアキャラ」溝上さん。事業が拡大する中、現場と役員を繋ぐ存在として活躍している背景には、現場への愛がありました。そして、新しい働き方を実践することで人生の「楽しい!」を更新していく姿に、PLAY&coの可能性を感じました。次回のインタビューもお楽しみに!

最新情報はInstagramで発信中!ぜひフォローしてください。▷ @playandco_hostels


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