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独自のデジタルマーケティング技術を駆使し、『世界中の人々に「!(驚き)」と「♡(感動)」を』届ける事をミッションとするPLAN-Bに2019年、1人の男が入社した。
藤野 真弥(ふじの しんや)
執行役員 兼 デジタルマーケティング本部 本部長
大学卒業後、デジタルマーケティング企業のセプテーニ・ホールディングスに入社。国内事業、海外事業を経て、2019年12月株式会社PLAN-Bに入社。
営業企画室を経て、2020年4月、デジタルマーケティング本部 本部長に就任。2021年1月からは執行役員も兼任し、会社全体の経営にも携わりながら、SMB(中小・地方企業)領域に目をつけ、デジタルマーケティング支援事業のNo.1を目指す
入社1年で執行役員、デジタルマーケティング本部長にのぼり詰めた彼は、なぜPLAN-Bを選んだのか、PLAN-Bで成し遂げたい野望とは…。
成功と失敗が入り組んだ原体験と、PLAN-Bでのこれからを語ってもらいました。
人生で初の「熱中」!優秀な同期達から抜け出す
――まず、PLAN-Bに入る前の経歴を教えてください
新卒から15年間、デジタルマーケティング企業のセプテーニ・ホールディングスに勤めていました。国内事業に10年、海外事業に5年携わり、営業拠点の立ち上げや、関西支社長・営業本部長として組織マネジメント、また、海外駐在など様々な経験をしてきました。
私にとって人生初めての転機は新卒1年目…というより内定者アルバイトの時でした。
本来であれば、一緒に入社する同期全員と共に東京本社に配属される予定でした。しかし、私だけ大阪支社を志願したんです。当時、100人程の規模だった東京本社と違い、大阪支社は立ち上げ間もない時期。支社長と先輩社員の2人だけで泥臭くやっている環境でした。
――なぜそんな立ち上がったばかりの大阪支社を希望したんですか?
なぜでしょうね…(笑)
直感で「ここ(大阪)や!」って思ったんですよね。今考えてみれば、一緒に入社した同期たちが皆めちゃくちゃ優秀だったので、このまま全員と一緒に東京配属になったら「同期の中に埋もれてしまう…。」と思ったのかもしれません(笑)
ただ、何の経験もない新卒1年目の新入社員が、エースが配属されるべき、営業拠点の立ち上げ参加を志願しても受け入れられるはずはなく、支社長から「内定者アルバイト中に正社員よりも活躍したら良いよ。」と、言われました。
――内定者アルバイトで正社員より活躍するって…ハードル高いですね!
はじめは、電話をかけるだけで手が震えました。でも、地道にテレアポを続けた甲斐もあって、アポイントも徐々に取れるようになり、結果、多くの受注に繋げる事ができたんです。
「内定者で初めてアポがとれた!」「内定者で初めて受注した!」そんな小さな成功体験を積み重ねて自信をつけ、内定者アルバイトの間に先輩社員に引けを取らない営業成績をあげました。その実績を認めてもらい、無事、大阪支社への配属にしてもらえたんです。
――内定者アルバイトの時にそこまで本気になれた理由は何ですか?
学生時代に何にも熱中してこなかったからだと思います。
スポーツとか勉強とか…学生時代に本気で何かに打ち込んで頑張っている人ってたくさんいますよね。自分はそういうタイプではなかったので、どうして皆そんなに頑張れるんだろう…と、不思議でした。
私は、何に対しても1番になれず、すべてが中途半端だったんです。大学生の時もダラダラした学生でした(笑)
でも、そんな学生時代があって、いざ内定者アルバイトで立ち上がったばかりの大阪支社を見た時になぜか湧き上がるものがあったんです。
初めてアポイントがとれた時も、当時の私にとってはとても大きな事で、自分が変われた気がしました。今となっては当たり前の事なんですけどね(笑)
今まで熱中するものがなかった分、初めて本気になれるものができて、「このチャンスは絶対逃したらあかん!」そう思いました。
内定者アルバイトの勢いのまま、入社1年目を好調に駆け抜け、2年目には名古屋支社の新規立ち上げを任されました。名古屋支社の立ち上げと同時にすぐ軌道にのり、その実績を評価してもらえてその年の年間MVPをとりました。
そして、4年目には関西支社長、7年目には東京本社以外の10拠点をとりまとめるエリア営業本部長というポジションに就きました。
「100人の壁」にぶつかった過去
――国内事業の活躍があって、その後に海外事業に移った理由とは?
「国内事業をやりきったし、新しい事がしたい!」…と、言えば聞こえが良いですよね。当時は、社長にこう伝えている自分がいました。
もちろん、新しい事をしたいと思ったのは事実です。でも、本音を言うと、個人的に組織の100人の壁にぶち当たっていたんです。
組織が大きくなるにつれて調整事がメインになり、いつの間にか現場との接点も少なくなっていきました。
現場最前線で成長してきた自分にとって、これでいいのかと違和感を感じる日々が続きました。今振り返ると、事業責任者としてやるべき事はたくさんあったはずなのに、視野が狭かったんですね。
ちょうどその頃、競合との熾烈な競争の中で海外事業の拡大が経営戦略上、重要になっていました。既に進出していた北米・東南アジアに続く戦略拠点としてヨーロッパを攻略する事が決まり、責任者を任されました。英国現地法人立ち上げの為にロンドンに駐在する事になります。
結果として単月黒字化はしましたが、進出前には読み切れなかった壁と、その難しさを思い知る事となり、計画通りの事業拡大とはなりませんでした。熟考の末に3年での撤退を決意しました。
実はその時に、SEOの相談をPLAN-Bにしたんですよ。当時、営業だった横山に担当についてもらったんですが、もう元気ハツラツでした(笑)
「こんなエネルギッシュなデジマ会社があるのか!」と、驚いたのを今でも覚えています(笑)当時は、まさか自分がPLAN-Bに入るなんて思ってもなかったですけどね!
――転職を考え始めたきっかけを教えてください
ヨーロッパ事業で撤退したものの、まだ海外事業でリベンジしたい気持ちもあり、次はソウルに駐在する事になるのですが、ここで初めて経験した単身赴任が自分の中で予想以上に堪えまして…「家族との時間をもっと大事にしたい」と、プライベートを最優先に考える気持ちが強くなっていったんです。
例えば、ヨーロッパでは家族との時間を本当に大事にするんですよね。IT企業が多く集まるシェアオフィスでも17時になればもう誰もいません。私も家族と共にロンドンに3年いたので、その考え方が当たり前になっていて、余計にそう感じたのかもしれません。
プロジェクト完了の帰国と同時に15年勤めた会社を退職し、家族の待つ大阪に帰ってきました。
PLAN-Bなら、自社プロダクトで勝負できる!
――なぜPLAN-Bへの転職を決めたのですか?
PLAN-Bは、会社的にも事業的にも飛躍する可能性が見えたからです。
広告代理事業での長い経験で感じていたのは、この業界で生き抜くためには「オリジナルの自社プロダクトで勝負すべき!」ということでした。
PLAN-Bは、正にそれを本気でやろうとしていました。事実、PLAN-Bは、開発規模も大きく、営業力も強い。勝ち筋が見えた気がしました。
それから、代表の鳥居本の起業家、創業者特有のスケール感と、会話している中で感じた懐の深さに魅力を感じたのも PLAN-Bに決めた理由の1つですね。
――藤野さんが思う、入社わずか1年で執行役員になれた理由は何だと思いますか?
「PLAN-Bの経営陣、若く可能性に溢れたメンバーと共に、会社を創っていきたい!」という気持ちが1年間、経営会議や、メンバーと関わっていくにつれてどんどん醸成されていきました。それが自ずと伝わり、自身やチームの行動に繋がったからかなと思っています。
また、他社を見てきた中途入社だからこそ気付く企業課題がいくつかありましたが、幸いにもPLAN-Bには既に同じ課題感と、視野を持った事業責任者クラスのメンバーがいました。
そのお陰で、スピード感をもって営業戦略や組織体制を一新する事ができ、前期比を大きく上回る成果を出せたと思っています。
こうしてすぐに実績を残せたのは、入社早々に裁量権を与えてもらえた事がとても大きかったです。例え、他社で実績があっても、PLAN-Bで同じ実力が発揮できるかはわかりませんからね。
かなり勇気のいる決断をしてくれた事、日々のアドバイスをしてくれる鳥居本にはとても感謝しています。
――入社して約1年半、入社後にギャップはありましたか?
良いギャップですが、新卒が想像以上に優秀な事に驚きましたね!
PLAN-Bは、かなりの優秀層を独自のノウハウで採用しているんです。このこだわりっぷりは本当に狂気ですよ。(笑)
もちろん新卒だけではなく、中途採用でも優秀なスペシャリストがたくさん活躍しています。ベンチャーらしい良い環境が整っていますね。
――今後、PLAN-Bをどのように導きたいですか?
PLAN-Bは、既存事業の他にも、新規事業に続々参入しています。
新規事業を成功させるには既存事業が安定的な売上を生んでこそ投資ができるもの。その為に、自分が今までの経験を生かして既存事業を伸ばし、投資資金を増やして新規事業を成功に導く。結果、理念の実現に繋がるという一連の流れを牽引したいですね。
また、経営という観点で言うと、新卒で入社した会社は今や1,500人を超える規模に成長していますが、私が入社した当時は、PLAN-Bと同じ150人規模の会社でした。
当時の経営陣は、人が成長する環境をどんどん整え、会社の成長を押し上げていました。まだ若手だった私にとっては、その頼れる経営陣はとても輝いて見えたんですよね。幸運な事に当時と同じフェーズの環境で今度は、経営に近い立場に立つ事ができました。
PLAN-Bの可能性溢れる仲間とともに、前職で目の当たりにした急成長をさらに超える会社の成長に貢献したいと思っています。
「なぜ地方?」この市場の成長が確信できる!
――藤野さんのビジョンを教えてください
「SMB (中小・地方企業)領域を対象としたデジタルマーケティング支援事業で圧倒的No.1になる」です!
――そのビジョンを掲げる理由を教えてください
理由は、3つです。
- 市場の魅力
- PLAN-Bの強み
- 自分の原体験
市場の魅力
まず、前職での経験を通して、改めてデジタル化を求めている地方中小企業って本当に多いという事を思い知りました。ただ、それをサポートする企業もプレイヤーも圧倒的に足りていないんですよね。
私は、この市場に誰よりも接してきた自負があります。どういう規模のお客様がどういう課題に直面していて、どういうサービスを求めているか。これを熟知しているので、大いに貢献できると思っています。
PLAN-Bの強み
2つ目に、PLAN-BはSEOサービス5,000社の取引実績があります。「創って売る」という事ができるのは普通のようで、実は難しい事だと思うんですよ。
自社プロダクトを創り出す開発力と、それを売る営業力も兼ね備えている。PLAN-Bは、過去に自社プロダクトで一時代を築いた過去があるので、大いに再現性があると思っています。
自身の原体験
3つ目は、経歴の部分でも少し話しましたが、当時自分の未熟さ故に、SMB(中小・地方企業)事業を道半ばで終えてしまった後悔がずっと自分の中に残っているんですね。それを取り戻しにいきたいと思っています。
中には「なんで地方?」って思う人もいると思うんですよ。でも、この市場の成長余地を誰よりも自分が信じているんです。
今後、デジタル化・データの利活用を求める事になる潜在企業数は膨大で、例えば東京だけで営業しているとなかなかリアルな実感を得にくいのではと思います。結果、ほとんどのプレイヤーが可能性を信じ切れずに途中で市場開拓を諦める事になるのではと。
今、この領域で成功しているプレイヤーがいるとすれば、元々中小企業を経営されていてその悩みが手に取るように分かるとか、日本の隅々まで営業して自分の目でこの市場を見てきた人だけではないかという気がします。
「道なき道を切り開く人」と働きたい
――最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?
「当事者意識が高い人」が良いですね。
PLAN-Bの掲げるスピリットの中に「HEROSHIP – ヒーローシップ –」があります。公式サイトでは(人は誰もが自分の人生の主人公である。)と説明をしていますが、私自身は、圧倒的な当事者意識が高い人という意味にも捉えています。
例えば、企業価値を上げるために、その一員として自分が道なき道を切り開きたいと思っている人、会社・所属チーム・自分の命運は自身で握っていたい、そう思える人と一緒に働きたいですね。
PLAN-Bには、そんな野心を持った方が活躍できるフィールドがあります。少しでも興味を持ってくださった方がいれば気軽に話を聞きに来てください!