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Pinkoiブランドリニューアル裏話:0から1の成長ストーリー

Pinkoiは2019年7月に大規模なブランドリニューアルを行いました。ブランドロゴやイメージカラーを大幅に刷新し、より多くの人にPinkoiを使ってもらえるように、という願いが込められました。
今回は、そんなPinkoiブランドリニューアルの舞台裏をご紹介します。

「生活の意義をずっと探していた。」

Pinkoiの創立者ーーPeter(以下、ピーター)の言葉です。シリコンバレーでエンジニアをしていた彼は、周りの外国人の友達が仕事の他に、日々の生活をも楽しんでいる姿を見て、はじめて人生に迷い始めました。

僕はクラフトマーケットやデザインストアなどに出かけたり、デザイナーたちと話をしたりすることが好きです。デザイン分野の出身ではなくても、一生懸命デザイナーになる道に向かって頑張っている彼らの姿に、僕は惹きつけられました。

しかし、このような優れたデザインは、時間や場所の制限にとらわれ、一部の人にしか知られていません。それを残念に思ったピーターは、高い理想を掲げるデザイナーたちのデザインプロダクトをもっと多くの人に知ってもらうため、Mike(マイク)、Mai(マイ)と一緒にPinkoiというオンラインのデザイナーズマーケットを立ち上げました。

こうして、2011年、Pinkoiが誕生しました。現在は世界各地から一万店以上のショップが出品しています。デザイナーたちは、性別、スタイル、ジャンル、生い立ちに関係なく、人々が思い描くライフスタイルを実現したいという夢を抱いています。

これはPinkoiがブランドリニューアルをする背景の一つでした。Pinkoiの新しいロゴは、これまでのロゴより、もっとユニセックスでグローバル、さらに異なる文化を広く受け入れ、個性を尊重する精神を表現することができるものでなければなりません。

そこでPinkoiは、社員全員が参加するロゴ&サイトのリニューアルプロジェクトを始めました。プロジェクトは、Pinkoiのブランドコンセプトと企業理念を再定義するワークショップ、チーム内のビジュアルデザイナーによる新しいロゴの提案、社員全員でのディスカッション、Pinkoiの既存メンバーとデザイナーを対象にした新しいビジュアルに対するインタビューなど、様々なことを行いました。その結果、ビジュアルデザイナーのTinnie Chen(ティニー・チェン)が考案・デザインした新しいロゴが誕生しました。

寛容性、可能性、創造


新しいロゴは「寛容性」を表現するため、元の複雑なラインからシンプルな円を描く形にしました。ロゴの先端のラインはサーチライトのような照明の形をモチーフにしており、デザインに触れることで、理想的なライフスタイルが見つかることを象徴しています。そして、安定し落ち着いた形をベーシックにした緩やかな円のラインを活かし、想像を具現化する可能性を表現しています。

複雑からシンプル、想像から探索、探索から発見


リニューアル前のPinkoiのピンクのロゴは、女性向け、若者向けのイメージが強かったため、新しいロゴは落ち着いたネイビーを使用。ブランドカラーがネイビーになったPinkoiに、より幅広いジャンルのデザインブランドが気軽に参加できるようにという願いを込めています。ネイビーの他に、サーモンピンクなどのセカンダリーカラーを入れ、落ち着きがありながらも個々のアイデンティティーを尊重する姿勢を表しています。
ロゴの全体は幾何模様の組み合わせから成り立っており、プロフェッショナリズムと国際性を強調しながら、自由に様々な場面で活用することができるようにしています。



リニューアルしたPinkoiは新しいビジュアルとともに、新しい体験を皆様にお届けします。お客様がPinkoiを通し、国境を越えて世界中の心に響くデザインプロダクトに出会うことができるよう、そして、デザイナーが世界という舞台で活躍できるよう、Pinkoiは引き続きサポートしていきます。

Pinkoiサイト:https://jp.pinkoi.com/

さらに詳しくPinkoiブランドリニューアルストーリーを知る:
https://www.pinkoi.com/event/brandRefresh
※中国語サイトにリンクします。

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