【FY24上期最優秀チーム賞】集中して短時間で結果を出すのは当たり前!挑戦を支えるTYLの企業文化とマーケチームの強い絆に迫る。 | 株式会社TYL
こんにちは!広報の村上です🐶🐱TYLでは、年間・半期・四半期ごとに社内表彰制度があります。ミッション・ビジョン実現のために大切にしたい価値観であるバリュー(※)に沿って、優れた成果や活動をおこな...
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こんにちは!広報の村上です🐶🐱
採用における新たな試みとして、TYLは今年度より「新卒総合職」の募集に力を入れることとしました。そこで今回から「TYLの26卒新卒総合職採用」と題して、数回にわたり「新卒総合職」についての連続記事をお届けします!今回はTYLで初の「新卒で総合職」に採用された24卒の山田さんが「総合職とは?」ということを熱く語ってくれました。ぜひご期待ください!
<前回の記事>
こんにちは!私は、株式会社TYLで働く24卒の山田 純平です。
私は、当社で初めて「総合職」として新卒採用されました。
これまで当社の新卒採用は「CA(キャリアアドバイザー)職」だけを行ってきましたが、26卒から本格的に「総合職」の採用を進めていきます。今回は「そもそも、TYLの新卒総合職採用とは何か?」について私からお伝えします。
この記事を読めば、
・“就活市場によくある総合職”と“TYLの総合職”の違い
・TYLの総合職ではどんな仕事ができるか
・採用選考にあたって何が求められるか
について分かりますので、ぜひ最後までご一読ください!
私が就活していたときもそうでしたが、いまも「総合職」で検索すると、多くの場合総合職は「一般職」と対比されています。
この対比には大きく2つのパターンがあり、①国家公務員の文脈で用いられるパターン、②一般企業において、売上/利益など「数字を生み出す」と言われる職種である営業やマーケティングを「総合職」と呼び、対して「一般職」は人事・労務・総務など、バックオフィスとして総合職を支える役割を指すパターンがあるようです。
一方、当社では総合職を以下のように定義しています。
【株式会社TYL 総合職の定義】
・将来的に管理職や経営層に入る人材、すなわち幹部候補
・入社後、1年目からメンバーに留まらない役割を担う
当社の「総合職」は、国家公務員やほかの企業で用いられるように、一般職との対比で定義されているわけではありません。
これは余談ですが、募集ポジションの名前が同じでも、業界や会社によって仕事内容が全然違うなんてことがよくあります。ミスマッチがないように、募集要項や面接で役割の定義や仕事内容をよく確認しておきましょう!
話を本筋に戻すと、当社の総合職を定義する一行目は当社における総合職の定義そのもので、二行目はその定義に基づいた総合職1年目に期待されること、といったところでしょう。
もう少し理解を深めるために、TYLがこれまで新卒採用を行ってきたCA職と比べて考えてみます。
「CA(キャリアアドバイザー)職」とは、非常に簡単に言うと「求職者と企業をつなぐ営業職」のことです。
当社は2017年の創業以降、主に動物病院/畜産/食品加工領域での採用・就転職支援事業で成長してきた会社です。
具体的に言うと、動物病院院長や畜産、食品加工業の方々の「獣医師/動物看護師/トリマーなどのスタッフを採用したい!」というニーズと、獣医師/動物看護師/トリマーや、畜産/食品加工業を希望する転職希望者の「別の職場へ転職したい!」というニーズの間を取り持つ、そのような役割を人材紹介の形で実現する職種こそが「CA職」です。
人材紹介のビジネスモデル図。
創業して間もない頃から、このような人材紹介事業を続けてくださった先輩方のおかげで、社内にはそのノウハウや情報が豊富に蓄積されています。この土壌の上に、市場シェア率の高さという事業安定性が相まって、CAに新卒を受け入れてきた、というのがこれまでの歴史です。
それと比べ、総合職はまず大前提として、どの領域で仕事をするか決まっていません。
上記のような人材紹介事業以外で当社が行っている、動物病院の採用・組織コンサルティング事業や、集患支援事業、そして私と同じようにM&A仲介事業かもしれませんし、はたまた新規事業や経営企画かもしれません。最終的に4月からどこで仕事をするかは、あなたのWill(やりたいこと)と会社の状況によって決まります。
また、総合職の特徴として、どの領域で仕事をすることになっても「特定の職能を徹底的に深掘りして磨く」だけでなく、「事業そのものを創る」ことも守備範囲とします。というか、後者がメインです。ココ、テストに出るポイントなのでしっかり読み込んでください!!!
よく、「Why(なぜやるのか) → What(何をやるのか) → How(どのようにやるのか)」という3段階で物事を整理するフレームワークがありますが、それに当て込むと、CA職は「“How”にフォーカスする職種」、総合職は「“Why&What”を考えなくてはいけない職種」と言えます。
事業単位でのWhy・What・Howの整理。CAは人材紹介というビジネスを行う上でのHowに集中できる状態にあるが、総合職では、既存のモデルを別の市場にあてこんだり、新しいモデルを構築したりして、ビジネス自体を創る必要のあるポジションに就く。
人材紹介事業は上記の通りとおり当社の中では歴史があり、社会のニーズ(=Why)に応えるための事業の型(=What)ができ上がっているため、CAに求められるのは「動物病院の院長が採用したい獣医師/動物看護師/トリマーの人物像をさらに正確に理解するにはどうすれば良いか?」や、「転職を検討している方に信頼していただくには、どんなコミュニケーションを取れば良いか?」といった、技(=How)に磨きをかけることです。
一方で総合職は、既存事業の価値を見直して顧客ニーズにぴったり合う型に作り替えたり、全く新しいビジネスを立ち上げたりする、そのような役割を担います。
この世の中には、まだ満たされていない顧客ニーズや、まだ誰も注目していないインサイトがたくさんあります。そのような「事業のタネ」を膨らませてグングン育てるのが総合職の役割であり、裏返すと、あなたが総合職として一生懸命ビジネスチャンスを探ることによって、世の中に新しい価値を提供できるようになるのです。
ここで1点、勘違いしないで欲しいのは、「CA職と総合職に優劣関係はない」ということです。こんなシーンを想像してみてください。
「とてつもなくお腹が減っていて、ガッツリ食べたい気分だから豚肉の生姜焼きを大量に作ることにした。料理は一人暮らしを始めてから4年間やっていて、スジ切りをすると美味しく仕上がるのは知ってるし、包丁も昨日研いだばかり。」
これをWhy → What → Howに当て込むと、以下のようになります。
Why:「とてつもなくお腹が減っていて、ガッツリ食べたい気分」なので
What:「豚肉の生姜焼きを大量に作って、たらふく食べる」ことをする
How:どのようにやるかと言うと、「包丁を研ぐ、豚肉のスジを切る」
このシーンで、「空腹でどうしようもないから生姜焼きを食べるんだ!」と決断しても、料理が下手で調理器具に不備があれば、“スジの残った何らかの肉料理”にげんなりしてお腹を満たすことはできないでしょう。逆に料理の準備は完璧でも、そもそも満腹なのであれば、生姜焼きはおろか、料理をする必要性すらありません。
Howを極める職種と、Why&Whatを考える職種はお互いがあって初めて成り立つ、いわゆる相補的な関係にあることを覚えておいていただければと思います!
ここまでお読みいただいたのであれば、TYLの総合職に少しは面白みを感じてもらえているかと思います。最後におまけとして、採用選考時のヒントをこっそりお教えできればと思います。
『ここまでお読みいただいたなかで、あなたのWill(叶えたいこと、なりたい姿)のイメージが膨らんだのは、文章のどの部分でしたか?』
これをよ~~~く掘り下げてみること。選考の準備はこれで9割済みます。ガクチカで武装する必要はありません。Wantedlyにしては結構な量の文章をペロリと完食してしまったからには、どこかしらに「お、良いかも!」と心が動いた言葉がきっとあるはずです。その言葉の箇所までスクロールして戻り、
・「イメージしたのは、将来のどんな自分か?」
・「イメージしたとき、どんな気分になったか?」
・「その将来を魅力的だと思ったのは、一体なぜか?」
このあたりを言語化しておけば、あなたの欲求と才能が見えてきます。
私は、TYLで最初の「新卒総合職」としてこの会社に入りました。もしあなたが、総合職の役割を私とともに担い、TYLで働く仲間になってくれたら、これほど嬉しいことはありません。総合職のポジションにご興味いただけましたら、エントリーするかはさておき、一度カジュアル面談でお話しましょう!
「自分のWillが叶うか?」「成長できそうか?」など、気になることをざっくばらんにお話しして、その上でエントリーするか決めてもらえればと思います。
それでは、カジュアル面談でお会いしましょう!