大手食品メーカーからキャリアアドバイザーに転身した理由とは？上半期準MVP受賞者にインタビュー取材！

こんにちは、広報の加藤です🐶

前回のストーリーに引き続き、FY23上半期表彰式で表彰された社員にお話を聞いていきます。

今回の記事は、キャリアアドバイザーを務める田島さんにインタビューをおこないました！

前回の記事：

経営支援本部　第１エージェント部

田島さん

【経歴】

神戸大学農学部を経て、神戸大学大学院農学研究科修了。在学時代はバイオテクノロジーの研究をおこなう。2014年大手食品メーカーに新卒入社し、工場の生産管理や事業開発部にて新素材の企画・開発に従事。その後、2020年11月TYLにジョイン。獣医師向けのキャリアアドバイザーとして活躍し、FY23上半期表彰式で準MVPを受賞。

理系から大手食品メーカーへ。前向きな人と働きたいという想いでTYLに転職

在学時代のエピソードを聞かせてください！

環境問題に関してもともと興味があり農学部に進学し、大学院では農学研究科で実験・研究をしました。具体的には、納豆菌の仲間の微生物を対象に遺伝子組み換えによる代謝経路の変更をして、アルツハイマー認知症に効くといわれている物質の高効率生産を目指すというものです。海外の論文発表に繋がり、学会発表の経験をしました。

TYLにはなぜ入社したのでしょうか？

もともと犬がすごく好きなんですが、小学生の頃に新聞の報道で「法律上、犬は物扱い」ということを知り、違和感を覚えました。その経験から、法律を変えるにはどうしたらいいんだろうと考えるような時期もあったほどです。動物という社会的弱者を救うという目標が自分自身のなかで生まれたのですが、壮大すぎるためまずはペットからと考えていました。

前職の食品メーカーでは、事業開発部にて大豆ミートの開発をおこなっていました。大豆ミートは肉の代替品として肉加工品に使われるため、食肉として命を落とす産業動物や家畜が減ります。そのことが、動物を救うという自分の価値観にもマッチしていました。前向きに頑張れそうな部署だと思いましたが、現実的には古い組織における新規事業の課題を多く感じ、新しいことにもっと前向きに取り組める環境を求めていました。

ベンチャー企業に転職しようと決めたのはその時期です。職種にはこだわりがなく、ミッションに共感できる企業で貢献ができればと考えていて『社会的弱者に対する貢献度の高い仕事』を軸に会社を探し、TYLのことをWantedlyで知りました。ペットの家族化推進というミッションに魅力を感じて入社を決めました！

動物病院の採用課題をヒアリングしながら、獣医師向けのキャリアアドバイザーとして活躍

現在の業務内容について教えてください。

キャリアアドバイザーとして、就労希望者に様々なサポートをおこない就職をしていただくまでのトータル支援をしています。例えばですが、企業との面接セッティングや職務経歴書の書き方のアドバイス、給与条件などの交渉をおこないます。

入社してまもなくは動物看護スタッフの九州エリアを１ヶ月、その後は首都圏エリアを１年弱担当していました。現在は、関東エリアの獣医師向けの就職支援を担当していて、TYLのサービスでいうとVet Agentのキャリアアドバイザーとして従事しています。

獣医療業界は、もともと情報インフラが整っていない業界です。そのため、自分の希望が一般的に叶いやすいのか叶いにくいのか、またそもそもキャリアを考える上でそれが重要なのかが構造的に分かりにくく、そういった部分をサポートしながらやりたいことが叶うように支援しています。動物病院側とは、どのような採用課題があるのか、どういう方を採用したいのかなどをヒアリングし目線合わせをして、適任な方をご紹介できるように調整しています。

仕事のやりがいはどんなところですか？

獣医療業界の雇用には、労働環境が整っていないなど様々な課題がありますが、キャリアアドバイザーが介入することでそれらを改善することができるため、動物病院と就労希望者の双方が納得する結果になったとき、介在する価値があったと感じます。

獣医師をもっと人気の職種にしていきたいし、獣医療に携わる人が増えてほしいという想いを持って仕事に取り組んでいますが、臨床経験がない方（公務員や企業に務められている獣医師）の背中を押すことができたとき、臨床経験者が増えるという意味で、業界に貢献できるのではないかと思っていて、そういったところがやりがいにも繋がっています。

TYLのバリュー（※）で、日頃から意識していることについて教えてください。

安心して働けるチームは強いチームだと思っているため、Respectを大切にしながら仕事をしています。普段から気をつけているのは、当然のことかもしれませんが話しかけられたら作業を中断して相手の話をよく聞くことや、自分の機嫌のムラを無くすことです。私自身が新しい仕事を始めるときに疑問がたくさん出てくるタイプのため、質問いただいたことはできる限りその時に答えるようにしています。どんなときも相手に対して敬意を払い、いつでも対応できるような状態を心がけています。

GritとChallengeに関しては、諦めない気持ちで挑戦しながら仕事に取り組める土壌がTYL自体にあると思います。高い目標を置いたとしても、周りが応援してくれるからです。成果が出ていない時期があった際に『成果を出したい』と周りに伝えていた時期が私自身あったのですが、一緒に働く仲間がその目標に対して前向きに捉えてくれたと感じました。GritとChallengeがしやすい環境だからこそ、目標を達成できて成果を出すことができたと思います。

※TYLの５つのバリュー

Challenge　常によりよいモノを求め、挑戦し続けます。

Client Value　顧客から選ばれ続けるサービスを追求します。

Grit　最後まで諦めずに全力で業務をやり遂げます。

For Mission　会社および事業の目的実現のために業務遂行します。

Respect　仲間を尊重し、相互理解に努めます。

「やり続ければいつか成果が出せる」という想いを持って。上半期準MVPを受賞！

FY2023上半期の準MVPを受賞した率直な気持ちを教えてください。

単純にびっくりしたのと、そもそも前職には表彰の文化もなく、このような評価のされ方は社会人として初めてだったのでめちゃくちゃ嬉しかったです。キャリアアドバイザーの能力でいうと他に素晴らしい方がたくさんいらっしゃるので…。

入社からを振り返ると営業経験のないなかで入社当初などはなかなか成果を出せずにいましたが、周りの方々の多大なるフォローによって着実に成長させていただくことができ、今回の受賞をいただけたと考えています。

また私は成果を出すまでに時間がかかるタイプと自認していて、でもやり続ければいつかは成果が出せると思っていました。そこをブレずに持ち続けられたことが振り返ってみてよかった思います。諦めずに目標に向かって取り組むことはGritでもあるしChallengeでもあるし、そういったところを評価いただけたと感じています。

これからの目標を教えてください！

ペットの家族化推進というミッションを実現できるように、自分の業務から何ができるのかを考えていきたいです。自分だけ成果が出せる状態ではなく、周りも成果を出しやすくするにはどうするのかが大切だと思いますし、その方法を模索することが目標です。社員一丸となって成果をあげることで、獣医療業界に貢献しミッション実現に少しでも近づけばよいなと思います。

前向きな気持ちの社員が多く、しっかりとフォローして向き合ってくれる職場環境

TYLはどんな会社で、どんな人が多いですか？

TYLはスピード感がある会社だと思います。事業ができていくスピードも速いし、事業部ごとの業務ルールの軌道修正も速いです。働く人は前向きでポジティブなタイプが多く、前職と比べると愚痴や仲間の不満を言うような人がいないという違いがあります。

どんな人と一緒に働きたいですか？

一緒に働きたいと思ってくださる人がいたらそれだけで嬉しいのですが、強いて言うなら前向きな人と一緒に働きたいです。仕事は、時には上手くいかないこともあるので、そんな時でも前向きに楽しく働ける人がよいなと思います。

これからTYLに入社される方に向けて、コメントをお願いいたします！

私は業界が違うところから入社しているため、苦労がなかったというと嘘になりますが、先輩方がしっかり一人ひとりと向き合ってフォローしてくれる環境のため、未経験でも安心して働くことができます。頑張りたいという気持ちがあるのであればぜひ一緒に働きたいですし、これからご入社される皆さんがChallengeできるような土壌を私も作っていきたいと思います。一緒に働けると楽しい職場ですので、お待ちしています！

TYLでは、ミッションである「ペットの家族化推進」や５つのバリューに共感し、お互いに尊重しながら高め合える仲間を募集しています。

一緒に働きたいと少しでも思ってくださった方は、ぜひ一度、お話しましょう！