はじめまして。現在TYLで長期インターンをしている慶応義塾大学大学法学部三年生のホワイトヘッド ニコラと申します!
父がイギリス人、母が日本人のハーフですが、実は生まれも育ちも日本で英語は喋れません…。
このままではまずい!と思い、今年の7月からイギリスにある祖父母の実家に行く予定で、現在大学を休学しているため、それまでの間、週3日ほどTYLでインターンをさせて貰っています。
今年の3月の初めに、TYLに長期インターン生として入社してからもう3カ月も経ったのだと思うと驚きです!毎日が刺激的で本当にあっという間でした。
長期インターン生から見たTYLの魅力や、TYLでの業務内容についてストーリーに掲載させて頂く予定で、今回が連載初回になります。よろしくお願いします!
~動物が好きという思いから見つけたTYL~
物心ついた時からずっと動物が大好きで、ペットとしてよく飼われている犬や猫に留まらず、うさぎや鳥や牛、馬、羊、ヤギなど・・触れたくて、知りたくて、時には嫌がられて嚙まれたり、避けられたり、ヤギに突進されたこともありましたが、動物への無条件の思いは止まるところを知らず、気が付けば20歳になっていました。
とは言っても、私が現在在学しているのは四年制大学の法学部で、動物について学んでいるわけではありません。高校生の頃の私は、動物関連の仕事に就こう!とまでは決心できず、いわゆる普通の大学に進学しました。コロナ禍の入学ということもあり、このままでは自身の大学生活が不完全燃焼のまま終わってしまいそうな焦りを感じ、長期インターンを決意しました。長期インターンをするなら動物に関連した企業にしようと思い、探している中で見つけたのがTYLでした。WantedlyでTYLを見つけ、TYLがミッションとしている「ペットの家族化推進」という文言と、創立わずか5年で20以上もの、ペット業界に特化したサービスを展開しているという点に強く惹かれ、ここで働きたいと感じました。ペットや動物に関連している企業で、なおかつ学生のインターンを募集している企業は少なく、TYLを見つけたときは本当に嬉しかったのを覚えています!
本当に動物が好きで自宅でもネザーランドドワーフという種類のウサギを飼育しており、名前は「こまちちゃん」といいます。
一昨年の秋ごろ「ペットのお家」という里親サイトで譲り受け、ついこの間2歳になった女の子です!
~初めて知るペット業界のこと~
TYLに入って初めての仕事はトリミングサロンさんへの営業電話でした。自宅でウサギを飼育していますが、トリミングサロンは利用したことが無く、電話をかけるようになって初めてその数の多さを知り驚きました。チェーン展開のお店から個人経営のお店まで、お店ごとにスタイリング、料金、施術、雰囲気、使っているトリミング用品の種類など様々なこだわりがあり、人間の美容室と同じくらいワンちゃんの生活に密接しているのです。サロンさんに実際に伺わせていただくこともあり、お話をお聞きしたり、お仕事現場を見る中で、ワンちゃんとトリマーさんとの間に築かれている信頼関係を目の当たりにし、トリマーという職業への理解が深まるとともに今まで以上に尊敬が生まれました。TYLで働かなければワンちゃんを飼うまで知ることが無かったと思います。
獣医療に関してもTYLで働く中で多くのことを学びました。獣医療が自由診療であることや、犬、猫以外のペットはウサギなども含め「エキゾチックアニマル」に分類されること、動物病院にも1次診療(主に内科診療)、2次診療(外科手術などを伴う診療)、1.5次診療が存在しそれぞれ病院が違うこと、研修医の期間が無いからこそ臨床年数を記載することが多いことなど、「そうなんだ」と初めて知ることばかりです。TYLに在籍している獣医師さんからも、興味深いお話をたくさん聞かせてもらい、働きながら自分の好きなことへの知識が培われていく実感があり、充実感を日々嚙み締めています。
~知識だけでなくスキルも身につく~
TYLで働きはじめ、まだまだ不十分ながらも知識と同じくらい新しいスキルが身についたと感じています。1つ目は電話対応に関するスキルです。現在、ヘルスケア事業部で、営業電話に加えTYLが運営しているアニホック往診専門動物病院の予約に関する電話対応をしています。TYLで働くまでは、電話対応をする機会はあまりなく苦手意識があったのですが、サロンのオーナー様へ架電する際には、概要を簡潔にわかりやすく説明するために”間”と”一文の長さ”を意識したり、飼い主様から病院宛の電話には信頼できる病院だと安心していただけるよう、話し方と話す内容の正確さに特に注意しています。電話越しの相手にとって、自分がどういう立場の人だと思われているかを客観的に考えることが適切な電話対応に繋がると学びました。
また、ビジネス的な視点からペット業界を見る視野と今まで知らなかったビジネス用語についても学んでいます。サービスに対して、利害関係者は誰なのか、どのようにして利益が生まれるのか、そのサービスを提供することによる社会への利点は何なのか、それを理解するうえで知っておくべきビジネス用語やその意味を代表の金児さん直々にご指導いただき、今までとは違った視点を持てるようになったと感じています。とは言ってもまだまだ分からないことだらけなので、新しく学んだことを軸に勉強し、もっと広い視野と経験と知識を持って、ペット業界を見られるようになりたいです。
~「好き」という気持ちの偉大さ~
これまでも様々な業種でアルバイトしてきました。その上で感じることは、TYLでの仕事が一番楽しく、頑張りたいと思えるのです。そのモチベーションを支えているのは、動物が「好き」という感情なのだと思います。TYL社員の方も動物・ペットが好きという方がとても多いように感じます。時給が良いとか、賄いがおいしいとか、なんとなく働いているとおしゃれだから、とかそういう言語化できる理由じゃなくて、ただただ「好き」という感情に依拠したやる気はこんなにも持続するのだと自分自身に驚いています。その上、大好きな動物、ペットに関する知識が働く内に自然と身についているなんて、こんなに幸せなことはありません。そうやって働く中で、私は今後どのようにペット業界に関わっていきたいのかを模索していきたいです。