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残った社員はたった3人。滅亡の危機から這い上がった令和の侍の小噺|社長インタビュー

株式会社pequod採用広報担当の内藤由佳です!

今回は株式会社pequodの石原社長にインタビューしました☆

【Profile】

石原壮大(いしはら しょうた)
ー株式会社pequod代表取締役
出身地:広島県安芸郡
誕生日:1992年11月28日(フランスパンの日)
趣味:絵画鑑賞
経歴:19歳の時に大学中退。21歳で現在の株式会社pequodを設立。

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ーーー世の中を変えるために挑戦する。それが「かっこいい」

内藤:
早速ですが、起業したきっかけを教えてください!

石原:
……実は僕、大学時代のもともとの夢は銀行員なんですよね。日本政策金融公庫で働きたかったんですよ。超安定職(笑)

けれど、大学進学のために広島から福岡に引っ越そうとした時に、何となく新幹線で読むための自己啓発本を買ったらハマっちゃって。その時が自己啓発本買うの初めてだったんですよ。その後、大学在学中にいろんな自己啓発本を読んでいくうちに、起業してる人の「かっこよさ」に憧れるようになって、起業するって決めたんですよね。

そう思ったら、すぐ大学は辞めちゃいましたね(笑)起業するのに学歴とか必要ないじゃないですか。だから、大学で座学するより実際に働いて力つけようって思いましたね。

内藤:
すごい行動力ですね!石原さんの中の「かっこよさ」って、どういうものだったんですか?

石原:
僕の中の「かっこよさ」って、ちょっと他の人とずれてるんですよね。
いわゆる「キラキラした世界」とか興味なくて、その辺をゴールにする人は割と多いんですけど、そういう人って浅いなあと思っちゃうんですよね。
ちょっとお金稼ぐと西麻布とか六本木とかで遊んだりするのは全然かっこいいと思わなくて、むしろダサいと思ってます(笑)

それよりも、世の中を変えたいと思って挑戦している人はかっこいいなあと思います。侍みたいな。
僕の三大尊敬してる人が「吉田松陰」「ホリエモン」「日向徹」なんですけど、ああいう風になりたいですよね。あ、日向徹っていうのは、ドラマ「リッチマンプアウーマン」の主人公です!

内藤:
ああ、わかります!本気で挑戦してる人からは特別なパワーを感じますよね!

ーーー営業は全てに通じる力である

内藤:
起業しようと思って大学辞めてからは、どんなことをされてたんですか?

石原:
大学辞めたのが19歳の時で、その後はすぐに営業のアルバイトをしていました。営業力ないと起業は無理だろうと思ってたので。

営業力があれば、どんな状況でも対応できるんですよね。取引先との商談とか、上司を説得するときとか、可愛い女の子を口説く時とか(笑)営業力があれば何にでも活きるんですよ。
それで、最初は太陽光発電のテレアポで、その次は光回線の営業をしていました!

まあ、最初はうまくいかなかったですね。
僕の初月の契約が0件で、一緒に入った2歳上の先輩が未経験なのにめっちゃとってたんですよ。それに絶望して、泣きながら帰ったのは今でも覚えてますね(笑)

それで、どうやったら勝てるのかって考えた時に、人の2倍かければいいんじゃないかって思って、休憩時間も削ってずっと電話かけてました。そしたら、2ヶ月目で全国500人いるうちの1位になったんですよ…!
それからは、人の2倍努力して、人の2倍電話かければいいからイージーモード突入ですよね!(笑)

内藤:
全国1位!流石ですね…!
営業って、すごくきついイメージがあるんですけど、嫌いにならないんですか?

石原:
嫌いにはならなかったですね。もう大学を辞めて退路がなかったんで(笑)
周りの人達に会社を立てるとか、いけしゃあしゃあと言ってるのに営業きついとか言ってたら、それは甘えじゃないですか。
だから、確かにきつい時期もありましたけど、嫌いにはならなかったですね。

内藤:
この時の経験があるから、今も営業をメインとした事業をやっているんですか?

石原:
実は従兄弟がIT系の会社の代表取締役やってるっていうのもあって、もともとITで起業しようと思ってたんですよね。
営業のアルバイトも3年目になるともう病んじゃっていたので(笑)何で病んでたかっていうと、3年間1位とってたから、社内に敵がいなさ過ぎて飽きてたんですよね。もう営業だったら勝てるの分かってたんで。

それで、ここにいても何も成長しないと思って、アルバイト先の社長に「従兄弟の会社で修行してから起業しようと思うので会社辞めます」って言ったら、引き止められて。ちょっと待ってくれって。
そこで社長に言われたのは、「若い人が頑張ってると自分の刺激にもなるから、一緒に頑張らないか」って。そうして紹介されたのが今の「プレミアムウォーター」だったんですよね。

色々考えた結果、社長にはお世話になってたし、営業で成績取れてたので、営業系の事業をすることにしました!



ーーー伝説になる。それが理由。

内藤:
立ち上げの時は何人からのスタートでしたか?

石原:
本当の最初は1人でしたね。そこから2ヶ月くらいして1人増えて、もう1ヶ月でもう1人増えてみたいな感じで。そこからは、しばらく4人で回してましたね。全然儲かってなかったですけど(笑)
今は社員が10人くらいで、委託と取次店さんまで合わせると大体50人くらいかな。

ここからは、どんどん仲間を増やしていきたいなあって思います。
正直アルバイトで営業力つけて、1人でも生きていけるくらいのパワーはついたんですけど、社会に大きなインパクトを与えたいと思ったら、それだけでは足りないんですよね。
インスタとかNetflixは少数精鋭でやってますけど、僕にはできないなあって思います。あれは超天才だけですよね。天才プログラマーとか。
営業はいくら天才でも、量には勝てないんですよ。ある程度のラインまで行くことはできるんですけど、それだけではつまらないですよね。

だから、僕がよく言ってるのは、水とか営業のために起業したのではなくて、とにかくその場で伝説になりたいんだって。「pequodってよくわからないけどなんかすごいぞ」とか「pequodには敵わない」とか、周りの企業からそう思ってもらえるようになりたいですね。
1000万売り上げたからおっけいとか、1000件取ったからおっけいとかそういう話ではなくて、限界まで挑戦して「かっこいい」を追求したいです!最終的には学校の教科書に載るくらい!(笑)

内藤:
おお!そのマインドが、もうかっこいいですね!
起業して経営者になるのは大変そうだなと感じているんですけど、実際どうでしたか?どんなことで苦労しましたか?

石原:
まず思ったのは、確かに経営者って大変なんですよ。でも、結局サラリーマンも大変なんですよね。種類は違うけどそれぞれにストレスはあって。サラリーマンは、毎日同じ時間に満員電車に揺られて通勤は大変だし、上司は選べないし(笑)

どちらも大変なんだったら、起業に挑戦してみようと思ったので、大変なことも、そこまで苦労とは感じなかったですね。

あ、ただ一度会社が潰れそうになった時は、流石にメンタルやられました。

内藤:
何があったんですか?

石原:
pequodって初め、高校の時の同期とやってて、彼が副社長だったんですけど、彼、従業員ほとんど持っていって独立したんですよね。8割の社員は彼について行っちゃいました。それで、契約取った社員が辞めたら取引先にペナルティを支払うことになってたので、毎月毎月キャッシュが減って、さらに、ちょうど同じタイミングで従業員が不正してたのが発覚して、それでまたペナルティ支払って…。人がいない状況だから稼ぐにも限界がくるし、流石に参りましたね。当時は現場から退いていたんですけど、毎日僕も現場で営業してました。

しかも、その時一番信頼していた社員から、お前のここが悪い、ここが悪い、ここが悪いってめちゃめちゃに言われて。それで従業員もほとんどいなくなってるから、あの時は流石に人間不信になりましたね。みんなが敵に見えて、お金もメンタルも尽きて、終わったなって思いました。

まあでも、長期的に見ればそういう人たちは沈んでいくと思ってるので気にしてないですけどね。

内藤:
ものすごい苦労があったんですね。
普通そうなったら会社をリセットすると思うんですけど、それでも今続けているというモチベーションはどういうところにあったんですか?

石原:
あの時は本気で会社を潰してしまおうと思ってしたよ。もうメンタルも限界でしたし。
でも、その時に残ってくれた3人の社員と契約を切らずにいてくれた2社があるから、その人たちのためにめちゃめちゃ頑張りましたね。残ってくれた人を絶対に幸せにしたいと思いました。

だからこそ、従業員の幸せは一番に考えるし、「人を大事にする」っていう価値観が僕の中では軸になってますね。
それで、もっと稼いで早く大きな規模にしたいです。今のままでは就職先として家族とかに紹介した時に、心配されると思うんですよね。若い社員しかいないし、規模も小さいし。だから、早く規模を大きくして、多くの従業員を幸せにしたいです。

今のモチベーションはただそれだけですね。会社を大きくして、社員を幸せにする。本当にシンプルです。

内藤:
シンプルだけど深いですね。

石原:
営業ならではの人間の深みなんですかね。営業あるあるですよ(笑)営業は仕事内容やノウハウが同じだから独立しやすいんです。だからこそ、信頼関係が大事ですね。

2年前にその出来事が起きて、必死に頑張った甲斐あって、今年からは業界No.1とって、ようやく安定してきたんで結果オーライですよね。



ーーー圧倒的世界No.1

内藤:
挑戦している人がかっこいいと言っていましたが、石原さん自身が挑戦したいものを教えてください!

石原:
僕基本的に、せっかく生まれてきたんだから一つでも多くのことを経験したいんですよ。だから、思いつくもの何でも挑戦したいです!

恋愛とか遊戯王買うとか、お金なくて経験できることは大体学生時代に経験してきたので、これからはお金がないとできないことに挑戦してみたいですね!例えば、セスナ買うとか無人島買うとか(笑)そういうことやってみたいんですよね(笑)あとは宇宙旅行!

内藤:
確かに宇宙旅行は憧れます!
ということは、今後は新規事業にも挑戦ですか?!

石原:
とりあえずは、今の事業で圧倒的トップをとりたいです!最初はいくつか新規事業にも手を出してたんですけど、やっぱり違うなってなったんですよね。手を広げるのもいいですけど、自身が選んだ業界でしっかり結果残さないといけないよなと思ってます。だからまずは、今の業界で圧倒的なトップになることに集中する予定です!ゆくゆくは事業を拡大したいですけどね。

内藤:
それでは最後に今後の目標を教えてください!

石原:
それはもう圧倒的世界No.1ですね!とにかく伝説になります!!
一緒に世界No.1目指したい人Wanted!!!

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