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(IT業界未経験&独学エンジニア志望のための)キャリアは積み上げだけでなくて、塗り重ねもあるよというお話し

を書こうと思った、パブロフの藤澤です。

ここでお伝えしたい内容は、

「エンジニア経験は複利が効く」

「情報流通は加速しているから、チャンスに乗るのは大事」

「業界未経験でも、物々交換ができるなら業界をまたげる」

です。


これらのお話しに関わりそうな、拾い出したる画像を3つ。


1つ目は、21世紀のキャリア論。

インターネット前時代においては1社勤続が主流で終身雇用だそうで。
変化が乏しく、情報を囲い、横に流すだけで商いになっていた頃。

からの、突然のインターネット全盛期!

情報量が増えて、社内異動・転職・起業といった選択と決断の頻度が増えました。

リクルートワークス研究所によると、現代はキャリア混迷の時代だそうです。
変化が激しい時代こそ、柔軟な考え方が求められるとのこと。

積み上げて崩して、また積み上げる。崩すことを恐れない。
積み上げた専門性は、環境をまたぐと再利用可能なケースもあり。

その再利用性を高めるために、エンジニア思考は有効だったりします。

仮にエンジニアに向いてなくてITから他業界に移ったとしても、そのときに身についた考え方は発注する側にたっても役立ちます。これがキャリアの複利の話し。

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2つ目は、経産省公表のIT人材不足。

今年が2019年。図をみると2030年までの数字が見込まれていて。
IT業界に入るのは、足りないことが見えているときがチャンス。

というのも、いまIT以外の業界にいてエンジニア経験に興味があるひとは、将来的にエンジニアとして独立、または自身がエンジニアでない形でも起業する可能性が高いと思います。

そのときに、前者としてならエンジニア界隈で仲間がいる。
お互いに仕事を受発注しあえる関係なら初期のマネタイズの苦労を軽減できる。

後者であれば、エンジニア経験がある。
彼らと共通言語で話せると、システム開発の効率が断然違います。

これはとくにITが未成熟な業界出身者ほど有利で、業界経験をもとにITで刷新するチャンスが生まれるためです。

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3つ目は、IPA公表のIT人材動向。

IPA…?クラフトビールじゃないよ、情報処理推進機構。

人材不足と言われるなかでも、特に顕著なのは人の少ない「中小企業」だそうです。

他業界からIT業界に移るセオリーは、入りやすいところから入る。
エンジニア経験のキャッチアップができたら、スキルの棚卸し。

そして、中小企業→大企業といった企業規模や、EC業界→金融・保険・旅行業界などの業界軸での横展開といった3段飛びになります。

他にも、図示されている「質」の不足ですが、これは2軸で考えられます。
その一つはエンジニア側、もう一つは発注側。

前者は、システム要件上流工程と言われるマネジメント領域、設計工程を担当できる人材が少ないこと。
後者は、依頼内容の要件を取りまとめる人材が少ないことです。コンサルにプロジェクトを丸投げしてしまうようなケース。

ですので、IT業界に入ってエンジニア経験を身につけて、再び別業界の発注側でプロジェクトに参画して活躍するといったキャリアプランもありますね。

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で、Youは何者?

つらつらと書いていて遅れましたが、私の略歴です。

①国内製造業メーカー関連のSIer(2007-2010)

②観光業向けソフトウェアベンダー(2010-2011)

③市場調査系Webサービス企業(2012-2016)

④外資系コンサルファーム(2016-2018)

⑤起業(2019-)

12年かけて起業。


過去の転職経験に沿って、何を求めて、何を物々交換して転職できたかを書いていきます。

新卒入社当時は手に職の時代が来ると信じており、業界を広く渡り歩けるということでシステムエンジニアを志望(※大学の専攻は理学部応用化学科、当時はプログラムを書いた経験がありません)


①SIerに新卒入社

常駐先を見渡すと他社メンバーではあるものの、社歴20年のベテランが、技術にまったく関心をもっていなかったこと(プログラムを書ける人材を忌避している様子だった)のに不安を覚え…。

さらにはSIerの巨大積み上げ構造の最下端から、何年すれば独り立ちできるのかと疑問を感じる。

①→②は、上流工程の経験を求めたのと。
技術者経験と上流もやりたいやる気ある20代ということで決まりました。


②お次はソフトウェアエンジニア

お客さんと話して設計から実装(コーディング)までできる、やりたかったことにチャレンジできるが…
2010年なのにWindows Server2003が現役って。。技術投資に前向きでない社風。

ソフトだからインストール必要ですね、Configファイルをお客さんごとに配布して…と、、いや、こういうのはウェブ技術でやってみたいな…。

どうせなら大規模ユーザーと向き合う自社サービスがあって、データを扱う業界に行こう。
(※この頃はビッグデータという単語が世間を賑わす少し前でした)


③なれました、Webエンジニア

②→③は、SIer出身でWebをやりたい20代。ターゲットは少人数で幅広く経験できそうな企業。

面接のときに負荷分散技術わかる?と聞かれて会話途切れて気まずい思いをしたものの。

その面接前に、事前にポートフォリオであるWebサービス作品を作って臨んだのがよかったです。こういうの作れるなら良いよねということで通過。

入社当時は40人ほど、退職時には100人ほどの規模になっていたので企業の成長過程に身を置けたのはラッキーで。
Webサービスの設計、開発、全社サービスのインフラ構築運用と幅広く経験積めたのは、企業規模がちょうどよかったから。

ある日ふと社外勉強会に参加してみると、コンサルファームがウェブの手法を採り入れた現場主導へと変わってきているのを知る。
(※UX改善やデザインシンキングもコンサル案件で増えていた頃)

コンサル企業での仕事の回し方に興味が湧き…


④なってみた、外資コンサル

ここはエンジニア人材移動の歴史から逆算。
2000年代前半くらいの一時期、コンサルファームではエンジニア不要論の名のもとに、エンジニアを内製から社外アウトソースに大量に切り替えた流れがあり。

時代変わってデジタル隆盛となってからは逆にエンジニア不足ということを予測し、その流れに乗りました。

面接では現場マネージャー職のひとと面接で、手を動かせるのが欲しいということでマッチング。
開発(設計、実装)と運用(インフラ構築含む)を③で経験しておいたのが功を奏した感じです。

大手顧客向けの業務コンサル兼パッケージ導入。
有名CRMパッケージのSalesforceに慣れたのと、対企業向けの業務コンサル手法は汎用性が高くて収穫でした。

紆余曲折はあったものの、システム開発全般で経験値を貯めることができた。
幸いなことにまわりにエンジニア案件が多くあるので、リスクテイクできるだろうと思い…


⑤そして独立・起業

このような経歴のため、最初のキャリア選択失敗したかも…とか、次どこに向かえばいいんだ…、将来起業するための戦略ってあるのか…とか。
そういったお悩みごとに回答できると思います、通ってきた道ですので。

とはいえ独立までに迂回してしまった反省点もあり、それを踏まえて、エンジニアとして将来独立したいひと向けのサポート事業を進めています。


最後に

これは様々な理由でチャレンジする機会を逃してしまった人に向けたメッセージ。

この会社は、キャリアに迷ったときの通過点でも良いし、踏み台にして独立してやるでも良いので。

独学&未経験でも他業界からでも、まずはエンジニアになってみるというのも選択肢の一つに加えてみてください。


キャリアを塗り重ねる。カラフルにするために、パブロフを創りました。

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