取締役 兼 オフィス、OEM事業責任者
西森雅直(にしもりまさなお)
数多くのベンチャー企業で、法人営業、広告営業、ビジネス開発、経営マネジメントを経験。
2017年からルビー・グループ株式会社の代表取締役社長としてファッションECの会社を経営。
2020年4月に株式会社 パンフォーユーに入社。新潟県燕市出身 日本大学文理学部卒業
4月にパンフォーユーに入社し、「オフィス・パンスク」「パンフォーユーBiz」の事業責任者を務め、8月に取締役に就任した西森さん。多くの企業を経て社長を経験したメンバーから見た、パンフォーユーの事業と会社としての魅力について、インタビューしました。
ー4月入社で半年、ここまでの仕事を振り返っていかがですか?
本当に、あっという間でした!
ー福利厚生サービス「オフィス・パンスク」の事業責任者もやりながら、飲食店や事業社向けのサービス「パンフォーユーBiz」については、入社していきなり事業を立ち上げるところから進めていましたよね。
そうですね。食品業界は初めてなので、最初はわからないことがたくさんありました。でも、わからないからできない、ではなく、進めながら覚えていくしかないと思いました。
ー食品業界の特殊さとは、どんなところでしょうか?
当たり前のことなのですが、”食べ物”を扱うところです。前職で扱っていた洋服の場合は、特にECだったこともあって、商品自体の管理についてはさほど気をかけることはなかったのですが、パンフォーユーの場合は、冷凍商品を扱うのでその管理や、商品の成分表示、賞味期限などを、考えなくてはなりません。これらは、これまで意識したことがなかったです。
ー確かに、そうですね。 過去のご経験の中で、どのようなことを現在の業務に反映させているのですか?
パンフォーユーは事業が立ち上がったばかりの会社で、中にいるメンバーは前に進むことに必死だと思いますので、あとから入ってきた僕が、メンバーの業務をどう効率化するか、クオリティを保つか、考えて行動したつもりです。
具体的には、業務を個人に依存せず再現性を高くする、とか、数量の計画を感覚ではなく具体的な数字で考えるようにする、といったことです。過去の経験をもとに、今ある事業を拡大させる上で落とし穴になりそうなポイントを察知して、それらを細かく整理して、改善していきました。
ーでは改めて、これまでのご経験をお聞かせください。
前職では、高級ブランドのEコマースのサイト作って、運用していました。カスタマーサポートから、商品の撮影やそれらコンテンツ更新、サイト運用、販売支援など、オペレーションの全てを管理していました。もちろん商品を売ることが目的ですが、そのためには商品の仕入れや、クオリティ担保、価格の設定など、全て準備しなくてはなりません。顧客のオーダーを叶えるための商品調達と考えると、今の「パンフォーユーBiz」の仕組みづくりと全て一緒ですよね。
例えば、1000個のカレーパンを仕入れてくれる顧客が突然見つかったとしても、作ってくれるパン屋さんがないと用意ができないし、その価格は?品質は?と考えることがたくさんあるでしょう?いずれも、顧客のオーダーに対して、どのように実現させるか、を考える仕事ですね。
ーそんな西森さんは、なぜパンフォーユーを選んだのでしょうか?
割と時間があったこともあり、多くの人に会う機会を作っていました。その中でこの会社に出会い、面白いビジネスだと思ったことがきっかけです。誰もやっていなさそうなところがよかったです。
あとは、社長の矢野さんが、自分と違うキャラクターだったからというのもありますね。同じキャラクターの人はいらないじゃない?
ー具体的にどういうところが違うと思ったのでしょうか?
矢野さんは、物事を設計し、どのように事業を創出するかを考えるのが得意な人だと思います。一方、自分は営業タイプで、矢野さんがつくった事業をどうグロースさせるか、を考えたい。だから、重ならなくてよいな、と思ったのです。実際に入社してからも、数字を作るためのプロセスを作っていくのが自分の役割だと思って進めています。
ーでは「パンフォーユーBiz」 の事業について、もう少し詳しく伺います。今後、どのように展開していきたいと思っていますか?
この事業に関してニーズはたくさんあるのですが、今はそれが多方面にわたっているので、どこに本当のニーズがあって、売り上げにつながっていくか、確認しているプロセスにあります。なので、新しいニーズに気がつく発想力と、開拓していく過程を楽しめる力がある人と、一緒に働きたいと思っています。
事業のゴールはまだ決まっていないので、何にでもなれる可能性を秘めた事業なんです。
ーわくわくしますね!
実際に事業を始めてみると、販売する側としてパンの価値に気付いている人は、地域に関係なくたくさんいることがわかってきました。
もちろん、提供している商品にも改良する余地はあるので、対応は必要ですが、大手メーカーなどから大量に仕入れるのとは違った魅力が、パンフォーユーのサービスにはあると思っています。
ー一緒に働くメンバーに対する考えをお聞かせください。どういった人と一緒に働きたいですか?
どの職種にも共有しますが、結果を出したい、権限や責任をもって自由にやりたい、と思う人が向いていると思います。それで何か間違ったら、その都度話をして修正すればいいと考えているからです。その点で、アドバイスをしたら軌道修正ができる素直さは大切ですね。
あとは、自ら勉強する人でしょうか。パンや食品に限らず、いろいろなことに興味を持って、学んでいって欲しいですね。
ー採用の時には、その人のどのようなところを見ているのですか?
会社にフィットするかどうか、です。その人が、応募してきた職種での働き方や、該当のチームに入って違和感がないかどうかや、その人にとって相談できる人がいるかどうか、など考えます。
ーいち社員の立場からも、西森さんは日頃から社員のことをよく気にかけてくださるように思うのですが、なぜそれほど気にかけてくださるのですか?
なぜだと思う?
ー社員がうまく働き続けられないと、会社が大きくならないから・・・ですか?
そう!会社は一人ではできないことを実現させるために集まっているので、皆にとって環境がよくないと、会社として成長できません。少数精鋭だからというのもありますが、そのうちの一人が結果出しづらい環境だとうまくいかないことを、過去の経験として知っているので、各々が最大限力を発揮できる組織を目指しているんです。同時にそれを未然に防ぐために、採用する人に対しては、会社にフィットするか、楽しく仕事できるかを考えますし、働いている人もフォローできる環境にすべきだと思っています。
それは上司と部下、という関係でも同じで、上司一人だけが目標を達成しても意味がなくて、部下含め皆が頑張ってくれないと、大きな目標は達成できないんですよ。
ーそんなことを、考えたことなかったです!
それでいいんです。若い頃は自分だって、ひとりで最大のパフォーマンスを出すことしか考えていなかったですし、今の社員に対してはチームのことや会社のことを考える必要ないと思っています。安心して、突き抜けていって欲しいですね。
もちろん、ぶつかることやうまくいかないこともあるけど・・・なるべくいい組織にできるように頑張っているつもりです。
ーどうもありがとうございます。頑張ります!
ー会社のメンバーに期待することは、どんなことでしょうか?
PFYのビジネスは、ニーズはたくさんあるのですが、まだそれを必要な人に届けることが足りていないと思います。売り方など、方法はたくさんあるので、まだ誰もやっていないこの事業を大きくすることを、一緒に楽しみながら、頑張っていきたいですね。あとは、これから入ってくる人に一つアドバイスすると、成長しそうな会社に入る方が、一緒に自分も成長できるのでいいと思います。どんな会社に入っても、頑張らなくてはならないのだとしたら、少しでもうまくいくほうがいいでしょ。それは、マーケットの状況や、会社のフェーズとか、そういったことにも関係しているのですが、成功しやすい環境に身を置いた方が良いんです。
そう考えると、パンフォーユーに入るには、今が一番良いですよ!
力強いメッセージで締め括られた西森さんのコメント、いかがでしたでしょうか?一社員としても、今後が楽しみな気持ちあり、身の引き締まる思いあり、のインタビューでした。こんな役員のすぐ近くで働くことができるパンフォーユーに、ぜひ一度話を聞きに来てみませんか?