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スタッフインタビューvol. 35「オーナーシップを持って動くーインターンシップ伴走後記」

プロジェクトアドベンチャージャパン(PAJ)初のインターンシップが終わりました。インターンシップ開始前から準備をし、30日間伴走した、なべちゃん(渡邉貴大)が考えるメンターの役割とは。

PAJインターンシップの内容についてはこちら

インターンインタビュー「一歩踏み出す〜PAJインターンシップ」はこちら
インターンインタビュー「知らない世界に出会うーPAJインターンシップ後記」はこちら

オーナーシップを持って働く

PAJのインターンシップは、僕たちの業務の一部をサポートしたり体験するものにはしませんでした。。なぜならPAJでは普段から「自立的に働く」ことが推進されているので、インターンにも自分の仕事にオーナーシップを持って動くことが求めました。だから僕たちもインターンに対して「オーナーシップを持って働いている人」として関わろうという話を事前に社員でしていました。

今回は、インターンの役割を「コンサルタント」としました。これによって、僕たちに対して有益な提案をするという動機ができ、オーナーシップを持ってやることを意識できるようになったと思います。僕自身もインターンを「インターンシップのプロジェクトオーナー」として見ていたので、過剰に手厚く面倒をみようとは思っていませんでした。

今回伴走していていいなと思ったのは、インターンシップのテーマである「PAJが大学生マーケットを拡大するための提案・提言を行う!」という課題に一生懸命向き合い、それをやりきったことです。ひとりでやるのは本当に大変だったと思いますし、成果内容に関する今後の課題はありましたが、アウトプットを出してやりきったのは素晴らしかったと思います。

メンターの役割

今回は、インターンを取り巻く役割としてアドバイザーとメンターという2つを設けました。僕はメンターの役割を担っていました。OJTが仕事の仕方などを教えながら組織社会化をするのに対して、メンターというのは、実務や仕事を俯瞰して、その人自身が仕事自体をどう捉えているのか、どう向き合っているのか、仕事と自分の関係性を整理することが役割かなと思っています。

例えば新入社員が入ってきて精神的に落ち込んでしまうのは、人間関係などもありますが、一番は仕事と自分の関係性がうまく築けていなかったり、距離感がつかめていなかったりすることが原因だと思っています。そうすると、「こんな仕事をやるはずじゃなかったのに」「本当はこういうことがやりたいのにできる環境が無い」「もっとできるのにやらせてもらえない」となってしまいます。

このように自分の外に原因をつくってしまうと、より精神的に落ち込んでしまいますが、その中で出来ることや、今やっていることと違う関わり方を一緒に考えていきます。仕事に対して「いま、Aという関わり方をしている」という現状把握、「もしかしたらBという関わり方もあるかもしれないよね」という可能性を提示するのがメンターの役割ですね。

毎日、インターンと進捗のチェックインミーティングをしていましたが、僕からプロジェクトのアウトプットに対して「良い、悪い」「こうしたらいい」などの評価や判断はしませんでした。壁打ち相手として話をきき、インターンが思っていることに対して深掘るような問いかけをしたり、必要な情報提供をしていました。

今ある枠を越えていく:今後のインターン受け入れ

今後もインターンを受け入れていきたいですね。PAJのインターンには既存の枠から外れようとしてみる姿勢を求めていきたいと思います。

インターンが来てくれることによって組織の学習が進みます。僕たちのコンテクストを知らない人が入ることによって、純粋な疑問を投げかけてもらえることで、PAJという組織自体が揺らいだら、僕たちも成長していけると思います。

(インターンとアドベンチャーエデュケーションのメンバーと)

                                          (20180913)

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